ボロボロ皇帝のボロ切れと塊

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。たまにExcel、家電、音楽等についても好きに吐いてる。

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。
Excel、家電、音楽、ゲームイラスト小説映画、性癖について等、何でも好きに吐いてる。

どうでも良いかもしれんが背景色変わっていくの見てくれ。
更にどうでも良いかもしれんがアイコンが息してるの見てくれ。


我輩は何にも制約されない身、
「耐えぬ」事を恐れないと決めたのだ!
我輩は好きなときに悪態をつく!
妬み僻み嫉みを背負い、
マイナーだろうが邪道だろうが
我輩は我輩の道を行く!
好きなものは懸命で不器用な諸君,
嫌いなものは器用で完璧を気取った奴らだ。
         

あの日あの時あの場所で…あわや大惨事、労災一歩手前の話

ようこそ諸君。我輩はボロボロ皇帝。

 

昨日の記事で、

運悪いかもしれんわ(^o^)→やっぱ運良いかもしれんわ(^o^)

という楽観思考の典型みたいな記事を上げたが、

 

マジで運とタイミングともしかしたら守護霊的なあれに味方されていたかも、ともいうべき人命的にもヤバかった出来事があったので、今無事であることに感謝という意を込めて、また、諸君も周囲を見渡してみてくれという気持ちを込めて、この記事を書いている。

 

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諸君は労災経験はあるだろうか?

労災とは、労働災害である。

つまり働いてたら怪我しちゃったというやつだ。

我輩はある。

 家電量販店員だった、19、20歳だった頃のことだ。

倉庫で、展示機を置くアクリル台を自分の頭に自分で落っことし軽く額がぱっくりした。

※こう書くと相当間抜けっぽいが、事実間抜けな落とし方をした。

閉店後、つまりもう帰れるという時間帯だ。我輩は品出ししていた。品出しをするだけのはずが在庫の上の物体に注意しなかったばっかりに、髪の生え際あたりの己の額とアクリル台を割った。

さっさと帰りたかったであろうに、当時遅出出勤が被っていた社員のS氏はわざわざ病院まで連れて行ってくれ、別の遅出社員N氏もわざわざ様子を見に来てくれた。大変申し訳なくありがたい出来事であった…。

※この時、売り場にいるパート社員からピッチにかかってきた着信を取り、話しながら作業をしていたのだが、あまりの衝撃と痛さに通話中叫んだのでそのパート社員が他社員へ知らせてくれた。ながら作業は良くないな(というか注意力散漫なだけか)。

 

 

そして最近、二度目の労災を寸でのところで回避した。

今回はこの話がメインである。

 

半年以内の出来事である(何月だったか忘れた)。

ある日、我輩が休憩から戻ってくると、「ボロボロさん、いなくてよかったよ!」と急に同課のパート社員から言われた。

どういう意味?なんかめっちゃめんどいクレームでも来たんか?と思いながら、「なんかあったんですか?」と訊ねた。

※我輩は課内唯一の正社員なのでクレーム発生時には第一食い止め役として動かねばならんが、めっちゃめんどいクレームはやはり受けたくないのが心情、もっと上に回してえと思いつつ日々食い止めている。

そうすると、そのパート社員は我輩に「こっからね、ものが、ボロボロさんの席にね!ものすごい音がしてね!ドーンって!」といった感じに説明してくれたのだが、そのパート社員は話し方が早いので、休憩から戻ってきたばかりで脳みそがほどけた感じにぼけぼけしていた我輩には、あまりことの重大さが理解できておらず、多分まあ、実際分かっていなさそうなアホ面をしてしまったんだろう。

 

「だからね、ここからものすごい大きな音がして物が落ちてきたのよ!電話中だったから何が起きたかわかんなかったけど、見てみたら普段ボロボロさんが座ってるところに大きい物が落ちてて」

落とした人が回り込んで見に来たから、普段ここに人いるんですよ、危なかったんですよって言っといたよ、大変なことになるところだった。

 

と、再度説明してくれながら、牽制までしてくれたらしい彼女に、礼を言いつつ、「怖いですね…」、「聞けば聞くほど怖いですね…!」と本当にじわじわと恐怖を感じたのがその時のこと。

 

それから会う人会う人に、同僚、先輩、上司問わず、運が良かったな、いなくてよかったな、何かに守られてるな、ラッキーだな、だとか様々なことを言われ続けた我輩。己の頭に落っこちてたかもしれないIF展開を想像してはゾッとする2,3日を過ごした。

 

我輩の後ろには高い棚がある。そして棚を挟んだ向こう側は各協力会社の業者などいるスペースだ。話によると、その業者のうちの一人が棚の上の何かを押した拍子にそのデケえ重量のある物が玉突きされ我輩の席ジャストの位置に落っこちたらしい。

びっくりするほどの大きな音が鳴ったということ、その途端状況を把握してくれた我輩の上司というか先輩というか部署内で最も勤続年数が長い社員I氏が、怒鳴ってくれたということまでは更に他の準社員から聞いた。

あわや労災、あわや半身不随、もしかしたら、

死んでたかもしれない。

 

その後、

・重い物は置かない

という、徹底している会社からすれば至極当然の事が決まり、やむを得ず置かないといけないものは横倒し、そしてI氏が板をどこからか持ってきて棚のてっぺん部分からこちら側に物が落ちてこないよう壁作成をしてくれ、対策は成された。

 

 

まあこれ、業者だけが悪いわけではもちろん無く(まあ、同じ場所で働いているんだからすぐ向こう側が社員のスペースで人がいることなんざ知らないはず無いだろうに簡単に物置いて押してんじゃねえよ、暗殺かよとは思うが)、環境の悪さ、つまり労災が起きやすい状況に気づいていなかった会社全体の問題でもあるのだ。

そして我輩自身もそうだ

惰性に流され忙しさにかまけて己の席にただ座り仕事をするだけで、己の身に降りかかるかもしれない危険性、全く頭上など気にもしていなかったという、注意力の無さ

いやこんなん気づけ無いよな、どうしようも無いだろ、上とか見えねーよ、と最初は思っていた。

だが、もっと気をつければ、本来気付けるものなんだろう。

 

何がこの身に起きるかわからん。

生きていりゃたまには全部終わらせて投げ出したくなることもあるが、こんな終わらせ方はさすがに望んでいない。というかこんなことで、社畜してたせいで、労災で、半身不随や寝たきりになるのだけは避けたい。

 

とまあ、確かにこれは運が良かったと言える出来事で、なんだかよくわからんが全てにありがとうと、日々後悔しないように過ごそうと思った出来事だった(ちゃんと礼を言うとか)。

そして、もう少し己の周囲の状況をしっかり見ようとも感じた。

己の身を守るのは本当に己だけである。

※と、このときは強く思っていたが今現在薄れてきているので、今文字にすることで思い出す行為も兼ねている。

 

諸君はいかがだろうか?

会社でも家でも、上下左右360度全体、ぜひ見渡してみてくれ。

回避できる【最悪の事態】は回避してくれ。

生活のすぐ隣に危険は潜んでいる。