なんでよりによって今このタイミングで?!という事がよくある。
ようこそ諸君、我輩はボロボロ皇帝。
我輩はなぜだか知らんが、タイミングに嫌われている。
例えば本日のこと。
我輩はようやく落ち着いた仕事の合間に、貰ったグミを食べようとしていた。
↓こいつである
このピュアラルグミとかいうやつは、マシュマロとグミが一体になったようなキメラだ。※普通にぶどう味でうまい。
(グミ食う暇も無かったわ!と言って退社していったパート社員から貰ったものである)
偏頭痛するぐらい忙しかったのだがようやく落ち着き、そのキメラを我輩が親指と人差し指でつまんだ。そのとき。
「ボロボロさん」
ハッとして顔を上げると3,4m先から我輩を見つめて呼ぶ副所長A氏。
手にもつキメラを笑って元あった袋の中におさめると、「あ、全然いいですよ食してからで」と言われる。いや無理だろ食さんわ。
※ちなみにこの記事↓の最後の方に書いてあるクレーム処理をまともにできなかった管理職はA氏のことである
とまあ、我輩は、すみません、と笑って済まし(A氏は笑えば済ませてくれる人物でもあるので人が悪いわけでは無い※緩いだけとも言える)、要件を聞いて話し終わって一人になり感じる。
なぜ、我輩は、いつもこんなにタイミングが悪いのかと。
そう、こういうことは、今回に限った話ではないのだ。
いつもはそんなに仕事上でも話さない人物が、
我輩が菓子を食おうとしている、今まさに口に入れようとしている瞬間に限って声を掛けてきたりというのが本当に多い。
しかも結構人目を忍んで食おうとしているのに、だ。
また菓子に限らず。
例えば以前、我輩は何か重いモノを持って倉庫へ向かっていった。
両手が塞がっているのである。
とにかく走っていた(早く帰りたかった)。
まあスイングドアなので体当たりでもすりゃ開けられるのだが、己の中の己が出てきてしまい、思いっきり足で蹴り上げて開けたところを、背後から、たまたま角を曲がってきたらしい上司に見られ「ボロボロの意外な面を見てしまったな」と半笑いで、お前そういう態度悪い奴だったんだなみたいな顔をして言われた。性根の悪さ、品の無さを見られたような状態である。
※己の中の己=人間性の最下層にいるクソな奴
また、別の日の話。
大きく伸びとあくびをした瞬間、ソレを取引先の営業担当に見られた。相手は苦笑いである。
しかもその営業担当、普段我輩に用は無いのにその日に限ってなぜだか我輩に声を掛けるためにそこに来ていたのである。つまり、意味わからん偶然が重なり合った結果見られたのだ。なぜなのだ!!!
このように。何かにつけてタイミングが悪い。
我輩が悪いのか?
気が緩みすぎか?
そんなに高頻度で菓子を食っているか?(確かに低頻度では無いかもしれぬが)
その答えはまるで見つからない。
だが、ただ一つ、
勤務態度をただし、いつでも誰に見られても良い状態でいろ
というのが根本的解決策なのであろう。
悩むまでもなくそうだ。まあわかってはいる。
嫌だ!!
8時間ずっと真面目に過ごすなど気が狂う。
どうせ忙しくなるのも時間の問題だ。
もう少しだらけていたい。
それにせっかく異動して表には出ない職種なのだ。
また異動して表に出ることになるかもしれない。
それまでこのままゆるゆるとだらしなく過ごせる時間を噛み締めていたい!!
今この瞬間を大事にしたい!!
ならば、受けて立とうじゃないか。
時が我輩に戦いを挑もうと、運が我輩を見放そうと。
我輩は今日もデスクの中から菓子をサッと取り出しサッと食う。
マスクの中で小声で歌う。
真面目な顔でキーをカタカタし記事を書く。
…よく考えりゃ、こんだけ自由にやってるんだから少しくらいボロが出ても仕方ないな。
これってもしかして逆に、
本来ならもっとボロが出て然るべきところを、時が我輩を守り、運が我輩に味方している結果、少量のボロで済んでいるということも考えられるじゃないか。
危ない危ない。誤解するところであった。
せっかくだし森羅万象に感謝を述べておこう(何に感謝したら良いかはっきりしないので)。
いつも助かっているぞ、ありがとう。