なぜか*1我輩の席のデスクPC共有フォルダに、今期の社内アイディア募集(兼苦情申立て)用紙のスキャンデータが全員分あったのでラッキーだと思い読んでいたところ、我が課のパート社員C氏とY氏が、
年末年始他課人いなさすぎ、うちの課は交替で出勤してるのに不公平や、仕事無いとか意味分からんわ、普通に探しゃあるだろ、出勤しろアホ(※誇張済)
と書いており、そういや所長それでキレてたなぁ、と思い出した。
社内アイディア募集(兼苦情申立て) とは:毎年度ある、社員からタダで業務改善アイディアを集う会社のための制度。詳しくはこちら↓
ちなみに我輩は今回の社内アイディア募集で、前回の件が全然改善されておらず、ほぼ見てみぬふりされてると分かっていたので、引き続き申立て。
前回の件というのは、当エリアだけで約6割販売シェアを占める某メーカーの大型高額家電の、販売台数に対する修理率・修理額が他メーカー比で高すぎるため当社延長保証限度額を一発で飛ばす状況でクレーム多発しておりヤバいという件*2。ようやく店も気づいてきてるが遅ぇんだよな。
この件を前回に引き続き、シェアの分だけ優遇措置求めるようメーカーへ交渉するよう営業部へ依頼、加えて今回はもっとインパクトを残すために文字だけではなく円グラフやら棒グラフやら入りの別紙資料2枚添付し営業部が言い逃れできない状況にしてやった。これで無視できなくなるだろう。まあ無視されてもまた同じ事するが。
その他もだいたい前回の続き、報奨制にしろもしつこく言っている。言うの楽しいから。データで残していると去年何言ったか思い出せるしコピペできていいもんだ。
あとはさすがにアイディア募集そろそろ紙媒体やめてデジタル移行せん?とか。そんなもん。
で、話は逸れたが、年末年始の件。
確か、1月の4か5日頃、急に所長が部署内社員に宛ててブチギレメールを送っていた。
メールの内容は以下のような感じ。
今年も無事、事故無く年始を迎えることができました。
これも皆様の年末年始商戦納品、各部応援への協力体制のおかげです。ありがとうございます。
ですが、各課シフト組みでは反省点も多くありました。
正月連休メンバーが多すぎる→体調不良等での急な休みでさらに人員減→緊急対応が不可な状態。
今年はたまたま即日対応案件が無かっただけで、一部緊急対応は発生している。
今後に関してはこの反省を踏まえ体制を見直していく必要があります。
現在の問題点:課によっては正月休めることが当たり前になっている。それが社員にまで及んでいる*3。
サービス三課のみシフト体制万全でした。
各課サービス三課を見習う事、誰も三が日出勤は望んでいません。出勤者の気持ちになりましょう。
サービス三課以外のシフト作成者は、これらを踏まえて反省点と対策をまとめ1/8までに要返信。
まずは社員から早急に今で改善し、社員は年末年始12/21~1/7は連休取らないように、来年からはその呑気な脳みそ更生していくで!
※一部誇張有り
とまあこんな感じのことがこれの2.5倍くらいの文量で書かれていたわけだが。
読んだ瞬間、うっわあっぶねぇ…!と思わず口にしてしまった。
というのも我輩はメールで絶賛されているサービス三課の社員でシフト作成者であるが、特別意識してシフトを組んでいるわけでは無いし(人員少なくても自分がいとけばどうにかなるやろ程度の事は考えるが)、実際年末の記事でも言ってるように、別に年末年始休み欲しいとも思ってないために、偶然所長のおめがねに適うシフト組みになっていただけで、場合によっては所長憤怒の対象になっていた可能性も否めないからだ。
実際2021年は大晦日&初の正月休みを取って連休だった(親からたまには正月休めや!と言われたため)。
それが万が一運悪く今年だったら、と思うと…最悪だ。普段は出勤してるんだ!とか言ったんだろうか、考えたくないね。
所長はあまり怒りを威圧でどうにかするタイプじゃないため(つまり時代錯誤奴ではないため)、メールの文面的には全然穏やかだとは思うのだが、ああ、キレてるな、というのはひしひし伝わり、全員それは感じていた模様。そして今まで何も言ってこなかったのに?!何で急に?!という戸惑いも見られた。
そして、確かに所長は威圧でどうにかするタイプではないが、若干感情的、というか能動的、直感的な動きを見せることも少なくないため、今まで何も言ってなかったのに今更注意、については、単純に、
今年は所長自身が年末年始出勤していたこと、
今年三が日ちょっとゴタゴタがあったこと、
そのゴタゴタに所長は居合わせ(我輩は出勤前だった気もする、運がいい)、結果不在社員の多さと出勤者の負担に気づく事になり、今年に限って現場当事者的怒りが沸いたから
と簡単に想像できた。
ある意味良かった、仕方なく出勤してる勢は報われたことだろう。我輩は年末年始の業務量&社内の人の少なさが好きで出勤してるだけなので、別にみんなそんな出勤せんでも、と正直思っているが。
それになんか有り難がられるんだよな。やっぱみんな正月は休みたいらしいので、出勤してると半分遊んでるのに労われるのだ。不思議なもんだ。妻帯者なら分かるが、分からんのは独身者。周りが休んでるから休みたいといった感覚なんだろうか。普通逆だろ逆。
しかも正月のイレギュラー発生率はそんなに高くない、むしろ低い。発生したときの負担は確かにデカいが(人員少ないせいで)、低い確率に賭けてるだけの、要はギャンブルだな。
年始早々、ギャンブルには勝ったし所長になんか褒められてるし、気分が良かったなぁ、と思い出したのであった。
(そしてやっぱ我が課のメンバーは他課の休みっぷりには文句を言いたくなるようだな。社内アイディア募集に書くほどに。ただ、年末年始は我輩が自らが出る代わりに、パート社員は結構休ませてるのでシフトに文句は無いはずだと思う。それでも他所が目に入ったとき、あまりの正月休み感に苛つくのかもしれん)