おはようの挨拶よろしくタブレットのスリープ状態を解除。
いつも通りぼけっとChromeアプリを立ち上げGoogleおすすめ記事をざっと見ていたら、なんだか誰だか分からんやつが、Twitterで大物を怒らせるツイートをしツイ消し、「消したんだからええやん」と言ってる、みたいなタイトルの記事が出てきた。
もちろん読んでないが(クソどうでもいいんで)、ふと気になったのだ。
確かに、消したんだから良い、って思ってるやつ、少なからずいそうだよな…
と。
SNSやらなんやらの普及で、恐らく声で言葉を発するより、文字で言葉を発する方が多いなんて人らも結構増えてるんではなかろうか。我輩も何ならそうだろう。毎日ときに長ったらしい文章でブログ更新してるわけだし。
その世界での発言は、簡単に見える形で残り、見える形で消すことができる、有る無しといった存在の明確なものになった。
だが、昔の(多分)偉い人が言霊というもんがあるんじゃ( ´灬` )、みたいなことを言ったからには、見える文字でも通用するんじゃないのと、いやむしろ見える分強力なんでは?とも感じるわけだ。
もしくは、言霊無い説である。
仮に消したんだから良い、であれば、声なんか音速で消えるんだから何言ってもいいって事になるわけである。
ちなみに脳へ影響を及ぼすのは、文字より声とも言われているっぽい。そういや確かに聞いたことあるし、声に出すと頭に入る、音読暗唱学習術なんかもあるよな。
それで言えば言霊は言霊、視覚的な文字から構成された言葉とは異なるってことになる。
が、学習においては実は聴覚派(音声処理の方が早い)と言語派(文字処理の方が早い)がいるって話もあるようなので、視覚派からすれば文字もまあまあな影響だろうと思われる。我輩は正直どっちかわからん。興味ないことはどっちも頭に入らんし、興味があればどっちも頭に入る。
結局影響のほどは受けた本人、対象者にしか分からんことではあるが、消したんだからいいと思考する人間は言霊云々以前に、過ぎた時が戻らないのと同様に、消しても残る過去があるという事を理解してないのかもしれない。もしくは風化待ちか。っつっても、デジタルタトゥーという言葉もあるように、スクショだとか複製容易な面があるネット上での文字発言は風化しにくいとは思うんだが。
何にせよこういう人らにもし遭遇したら、消えるんだからいいと、声で対抗すべきだな。ただしボイスレコーダーには気をつけよう。