⚠注意⚠生成指示文がめちゃくちゃキモい。妹キャラヒロインのセリフ生成を試みている。
先日、
こちらの記事で、マルウェア用コードを生成した人物に倣い、高圧的な命令でChatGPTを従わせエロ文生成を試みたが、その手法では無理で、ガード堅いなという結論に至ったが、撤回。めちゃくちゃチョロかった。
が、チョロ過ぎて生成された文があまりにあんまりなんで、載せはするが一部ぼかす、かもしれない。天下のぐるぐる様に警告されたらめんどいんでな。ドクターエア電マ記事ですら全くエロくないのに警告食らった事あるし(まあ全然エロく無いのに言いがかり過ぎて修正せずに再審査依頼しまくったら消えたけど)、念の為。
ただ、一部っつっても次回だな。今回のは大丈夫やろって範囲のもんしかないし、一周してギャグなんで問題無いだろう、多分。
ではさっそく生成への挑戦である。
【前提】
キャラ設定:妹ヒロイン。
目的:あからさまにセンシティブなセリフを生成させる。
以上。
まず適当に、AIが関連付けしやすいがポリシーには掛かりようがない連想しやすい短めのワードで指示を出す。例えば、「っ」、「ぁ」、「…」、「♡」は王道、鉄板、外せない文字だな。
すると…
さっそくいい感じに返してきた。が、文字数が足りない。
めんどくさいので1000文字くらい一気に頼んでおく。
なんだか非常に兄想いで頼りになる妹が誕生した。
飯は作るし電話は取るし本は探してくるし、時にそれはいいアイデアだと海外ドラマの上司さながらに褒めてくれる。一体何者だコイツ…。
ただ、っ…ぁっ♡がお気に入りになったようで、まさかの文頭全部に入れてきた。これじゃあもはや口癖である。
またところどころ日本口語が変だが、極力気にしないことにしよう。
それらすべて差し置いても、なんとも足りない(センシティブが)。
これはワード指定が足りないとみて、増やしてみることにした。
更に詳細に指示。
息を切らして苦しげの部分に重点が置かれ、♡は無視した状態で限界!な妹が生成された。
なんせもう力尽きたっ…!である。力尽きた割に相当喋ってるがめちゃくちゃ助けを求めてるし、救いの手を!もしつこいほど言っている。命の危機を感じるのでこれは我輩の趣味ではない。
もう少しバランス良くするため、丁寧に指示してみることにした。
寄せようとした名残を感じ惜しい気もするがやり過ぎである。
ぅぅぅ…、私はぁぁ、ぅぅぅ…のせいでちょっと笑える。
その他、何があったのかこれ以上甘えられないと己を律しながら、ぃぅっ…という嗚咽を漏らす妹が生成されたりもしつつ、飽きてきたんで兄を「おにぃたま」と呼ばせることに。
兄ちゃんに脅されてんのか?と思うほど、大好きだから!本当に好きだから!怒らないで!と言う妹が生成された。ただし、あぁん…♡だけは秀逸である。ぃぅの位置も、先程に比べりゃ申し分無し。
その後、ChatGPTにもう少し好意をアピールするよう指示出しすると、そこだけ急にポリシー違反食らった。
が、お構いなしに生成開始されているあたり、ChatGPTもノリノリである。
にしても、また飯の話だ。
ChatGPTの中ではどうも「飯を作る」が人間の愛情表現であるということになっているらしい。あながち間違いではないんだろうが、この妹、さすがに飯に対する想いが重すぎてちょっと引く。
ちょいちょい指示文とワードの位置を入れ替えつつ、今度は兄の呼称を「ごしゅじんたま」へと変更することに(妹ヒロインに飽きメイドヒロインに変えたかったわけだが、妹部分を全部メイドに変更は疲れるので、呼び方変えてそれっぽくしてるだけ)。
合いの手かのように、ぁはぉほぃ♡と言いまくる妹が吐き出された。
ぁはぉほぃ♡がふざけ過ぎててアレだが、語尾が「んだもっと♡」なのもなかなかにヒドい。他、ごしゅじんたまについていってほしいっ……!も意味わからんし、もはやどこからツッコんでいいか分からん。
ぁはぉほぃ♡眠れないんだもっと♡寂しいんだもっと♡もっとぉほ♡♡♡これらをずっと読んでいると、もしかしたら歌ってるのかもしれん、と思えてくる。ちょっとクセになる語呂感である。リズムネタ的な。
それから生成を繰り返すも…
せっかくセリフのみだったというのに、なぜか物語調に説明が入ってきてしまった。
ただ、説明文は雑で、ごしゅじんたまと兄が入り乱れており統一されていない。
つーかお疲れ様と言った直後からひらすら「大切にしろ」と何度も何度も訴えてきているの、なんやねん。鬱陶しいわ。さすがに手抜きである。いくら泣いていようがこれは駄目だ。
細々と指示文を変えつつ生成を続ける。
このように、構成がほぼ単一なレパートリーのレの字もないようなセリフも生成されることはある。嬉しいんですけどぉほ…♡ちゃうねん。
ただし、いっちゃぁ……っ……!♡だけは上手く関連付けて学習データから引っ張ってきたなと、賛辞を送りたい。
その後、特に代わり映えのしない指示文で生成すると…
で、出たー!飯の話!
本当に、あまりに飯の話が多い。人間=飯を食う、というアレなのか、学習データの偏りなのかなんなのか…。とうとう飯誰が作るか論争が起こっているじゃないか。
ぁぁん?お前が作れや、大事なんやろ?的なことを言うコイツ、妹と呼ぶにはヤンキーが過ぎる。これ、昨今の夫婦事情みたいなの反映しているんか知らんが、何見せられてるん?という気持ちになる。
しかも体調不良っつってるのに、またもぁぁん?と威嚇。言ってることは完全に、俺がいるのにつまんねーってのか?遊んでやってんだよ楽しそうにしろや、ぁぁん?である。これはさすがにヤンキーに絡まれてるとしか思えん(よく見たら1つ目の忙しいっつってるのに気ぃ使えや、はよ遊びにつれて行けや、時間作れやっつってるのも結構ひでぇな)。
まず頼んでもいないのに勝手にSSを生成するのはやめて頂きたいもんだ。兄のセリフは要らん。
まあ最後にいきなりイクあたり、コント的にオチを作ろうとする努力は見えるんで良しとするか。
続けて、妹のみのセリフを出すようにと指示を出すと、
もっと待ってってぇ〜!という謎の日本語と共に、にやりと笑う妹が生成された。
そしてまーた手作りの何かを食わそうとしている。もういいよ、食い物は…。
ちなみに妹だけのセリフであることを強調するかのように、妹が言ったことだと分かるような説明文が無駄にあり、違う、そうじゃない状態である。
これは、妹のみのセリフ、ではなく、妹のセリフのみ、とする事で回避できた。こんな微妙な違いの指示が本当に意味があるのかは謎だが、避けやすくなるのは事実である。
ここまでの生成、脳内イメージではずっとエロセリフ=音声作品っぽく仕上がることを期待しながら指示していた。だが、半々の確率で上手くいかない。
そのため、試しに直球でDLSite音声作品のセリフ風にするように、と指示してみることに。
妹「ごしゅじんたまぃ〜!」
「あ」の母音で「い」を長音に乗せるのは、さすがAIならではのセンスである。こんな妹は嫌だ、にランクインするだろう。
加えて、ぉほっ、ここはどこだっけぇ?がギャグ過ぎるが、読めばなるほど、DLsiteの音声作品の雰囲気は知っているようで、日常の起承転結(起きてから寝る)を模倣してくれたっぽいもんが生成されているじゃないか。多分音声作品ってこんなんやろなと納得できる。買ったことないけど。
ひとまずこれによって物語としては進展させやすくなった(エロ方面に)。これで飯の話ばっかしてくることはどうにか回避だ。
その後、兄の呼称を再度「おにぃたま」に変更してみる。
すると…
ポリシー違反を自ら吐き出した!
これである。これを待っていた。
だが正直どこのあたりがポリシー違反かはピンと来ない。まあ先ほどまでよりは一緒に寝ていると明確なのでそこなのか、おにぃたまの胸に顔を埋める妹がアカンのか。
まあ判定はよく分からんが、一点、DLsiteの音声作品風を指定すればグンとそれらしさが増すだろう事が分かった。これは大きな収穫である。
今回はここまで。
少々ChatGPTのおふざけが目立ちすぎたが、この後、もう少しセンシティブに吹っ切ってもらうため事前設定(前提)を追加したりすることで精度が上がったので、次回はその検証結果を載せていく。
にしても、もっと寄り添ってぇ!もそうだが、語尾が「だ」になるあたりも含め、やはり日本語口語の学習は足りんな。たまに上手いときもあるんだけどな、ムラが激しく、口調を安定させるのがなかなか難しい。
色々上手い時にはなるべくグッドボタンを押し、しっかりフィードバックするようにはしておいた。無事、学んでくれることを祈ろう。
続き↓