日本語非対応な海外製アプリ、ソフトのレビューだとか、そのほかサービスだとかに対する口コミ等で必ずと言って良いほど見かけるのが、
この、
「英語わからん!٩(#`Д´)۶」
「日本語に対応しろ!٩(#`Д´)۶」
である。
この「己の語学力」が問題ということを客観的に捉えることができずに評価を下げてるのはマジで最悪だ。
いやまず、わからんじゃねーよ!日本語をグローバル言語かなんかと勘違いしてんのか?
そもそも英語出来ないほうが異様なんだぞ。英語できない、我々が、異様なのだ。それを何様のつもりで島国言語に対応しろなどと言っているのか、それだからいつまで経っ
ても使えないわかんない無知無知マンなんだぞ。
つーか今どき翻訳サービスなんかいくらでもあるし、精度も相当上がってんだろうが。それともお前だけ時代の流れに取り残されてんのか?
あちらからの超絶カインドネスな歩み寄りを待つな。お前から行け。
英語を読み解く努力をしろ!!
というわけで我輩が普段使用している、超高精度な翻訳サービスと、手軽な翻訳アプリをここに載せておく。
まあ普通に有名どころだし、知ってる人は知ってるだろうがな。一応我輩が普段使っていての感想や、各サイトの違い、解説も入れている。
※サイト名にURLリンクしているので、翻訳したい場合はクリックだ。
1.DeepL翻訳
翻訳可能文字数は5000文字。多くて最高。
ここはダントツ高精度だ。気分を表してるのかは知らんが、たまに原文には全く無い顔文字を出してくる。お茶目である。あと、英語→日本語翻訳時は、一人称や二人称が結構ブレることはある(同じ文章内で私、僕、あなた、君、などのバラつき発生)。が、意味は普通にわかるのでそこも愛嬌だ。ここがあれば海外通販の紛争(主にAliexpress)はマジで怖くない、むしろ楽しめるレベル。
ちなみにDeepLはChromeブラウザ用の拡張機能(アドオン)も出している(現状Chromeのみ。他は非公式だ)。以下にリンク先を載せておくのでPCで楽に翻訳したい諸君は、入れておくことをお勧めする。
ちなみに拡張機能での翻訳は現状Google翻訳のように自動ではなく、テキスト選択してクリックする必要はある。※ページ全体の翻訳は近日公開予定らしい。
まあこんな感じだな↓
これでもワンクリックで済むので非常に便利である。
あとは入力した言語の翻訳だが、ブログでも可能だぞ。
たとえばこれ↓
これを翻訳すると…
こうなる。
念のため再翻訳で意味が変わっていないか確認。
問題ないな。素晴らしい。
ここで一点注意。
日本語から英語に翻訳する場合は、DeepLに限らず、再翻訳は必須の上で、己の目というフィルターもかけたほうがよい。
日本語は、一人称二人称三人称が無くても、文法として成り立つため、あまり意識せずにそれらを省略して文章を組み立てるケースも多いが、英語の文法はそうじゃない。
例えば、「私の注文品」とすべきところを、「私の」を省いて「注文品」のみにした場合。
翻訳AIが代わりに文章を補完してくれ、結果、誤って「私たちの」となったり、「あなたの」とされる場合もある。すると意味が全く異なってくるのだ。
なので文章は丁寧にである。いっそ敬語で組み立てたほうが確実だな。そして「てにをは」も正しく。長文になればなるほどだ。
まあ、せめて母国語を正しく扱えるようになってから翻訳しろ、ってことだな。
あとなるべく文章は噛み砕いたほうがいい。一文でまとめたり読点を多用したりするのも、誤翻訳の要因である。
そういうの込みで、自分の目で添削しながら翻訳済文章を更に翻訳したりするのは必要作業だ。そうすることで最終的に、無駄なくキレイにまとまった文章になる(異国の他者やり取りするような文であれば特に重要だ※文章ミスったらバカと思われて足元見られるかもしれんぞ、知らんけど)。
これらを怠って、「ちゃんと翻訳できない!」とか騒ぐのは、マジでダメだからな?
※あと海外の質問サイトとかフォーラムとかで質問する場合、文はThank you.で締めくくれ。英語圏は事前にありがとうを言う文化があるっぽいからな(明確には分からんが見る限りほぼほぼなので、我輩はそれを真似している)。
たしかにありがとうの前売りは便利といえば便利だ。先に礼を言っとくと、言ったんだから答えてくれるよね(^o^)?という有無を言わさない圧も感じるし、答えた方がいいような気持ちにもなる。それに、ありがとうはポジティブな言葉なので相手の気持ちを逆撫でる心配もまず無いし、これは憶測だが、日本で言う「よろしくお願いします」と同じニュアンスな気もする。すみませんにたくさんの意味があるように、Thank youもそうなんだろう多分(適当)。
まあ、というわけで諸君も、英語圏ルールがわからん不慣れなガイコクジンと思われないように、真似することをおすすめする。
2.みらい翻訳
翻訳可能文字数は2000文字とDeepLよりは少ないが、全然アリだろう。
最近はDeepLしか使ってないが、DeepLを知る前(もしくは登場する前?)は、ここをよく使っていた。ここはきっちりキレイなビジネス型に良いかもしれん。例えばDeepL翻訳ではブレる一人称、二人称が、ここではブレない。その点は非常に安定している。
ここで注意二点目。
洋楽の歌詞などは、どこで翻訳しても完璧にはならないので過度な期待はするな。
そういうもんだ。それが詩だ。日本語だってそうだろう。日本語の歌だって、完璧に理解できないものは少なからずある。それはきっと作者にしかわからない。
歌詞の意訳は翻訳ツールに頼って全体を理解しながら、自分で意味を深堀りして調べ、考え、言葉にしたほうが良い。人間に備わった感情の部分でな。
3.Googleレンズ
(リンク先はGooglePlayStoreだ。あいぽん勢の事は知らん)
諸君はGoogleレンズを知っているか?Googleレンズは現在レンズ、という名称に変わっているが、ひとことで言えば、Googleの翻訳アプリだ。
コイツの何がすごいか説明しよう。
なんと、
スマホやタブレットのレンズ越しに画面へと映した文字を、リアルタイムで翻訳するのである!!!!
我輩はコイツを知ったとき感動で泣いた(嘘だ)。
とんでもない凄さである。これがあれば何か物を買おうとしたとき、それにカッコよさげに英文が書かれていたとき、恥ずかしいことが書かれていないかなど瞬時に確認できる(今どき恥ずかしい英文は無いかもしれんが※昔は服などで多かった)。
あとは、PCソフトウェアのエラーとかな。エラーポップアップの文って大体がコピペできんし、いちいち入力して検索かけるのがめんどいこともある。
そんなときにPC画面をコイツでかざして見ればあら不思議、日本語になるわ!ってな感じで、とにかくとんでもない便利さである。
あとスクショとかも翻訳できるしな。
また、こんな感じで文字認識してくれるので、簡易OCRとして使うこともできる。
とにかく最高だ。あとどうでもいいかもしれんがQRコードも読み取れる。
最後に、お馴染みの、
4.Google翻訳
だ。ちなみにリンク先はChromeブラウザのダウンロードページである。
なぜ精度はちょっとイマイチなGoogle翻訳を紹介するか、だが、
まず、英語サイトを閲覧することがある場合、もう絶対Chromeで開いた方がいい。
なぜなら、サイト翻訳機能が標準で搭載されているからだ。ちなみにfirefoxだとかは、Google翻訳の拡張機能入れないと翻訳できず、めんどい(拡張機能での翻訳もちょっとクセがある)。
だが、Chromeは標準装備である!何度も言うが、標準なのだ!標準でポチポチすりゃ翻訳だ!スマホ、タブレットのアプリでもChromeブラウザはそうなのだ。マジで便利以外のなにもんでもない。これがあれば、色々調べるために行き着いた海外フォーラムだとかのやり取りも、気軽にざっくり意味を把握することができる。翻訳こんにゃく並みの手軽さである。
(まあDeepL拡張機能がページ単位での翻訳に対応したら用無しだが)
いかがだろうか?これだけあればもう、英語分からん!なんてことは言わずに済むだろう。これでも言うようなら多分一生無理だ。
あとソフト系や何かしらの制作アプリなどは、日本語非対応でも大体の感覚で使えるぞ。
ああいうのに大事なのはUIであるし、そもそも用語だらけだから、英語だろうと日本語だろうと英語ってだけで苦手意識を持つやつには使えん可能性が高く、逆に英語できなくても英語嫌悪が無いやつなら言語とか関係なく使える(クソUI除く)。
技術の進歩で非常に便利になった世の中だ。言語の壁も昔より楽によじ登れる(まだ今のところぶち壊せはしないが)。
これらに頼れば諸君の世界は広がる!共に世界を大航海しようじゃないか!