今から言うことはめちゃくちゃ当たり前のことである。
例えばこちら。
Googleなんかやらかして株価落としたでぇ~と言った内容が載っている。
だが記事は会員限定だ。
いちいち会員登録したいだろうか?
我輩の答えは、否である。
何が嫌って、ただただめんどくせぇ。
独自取材とかでも無かろうそれの内容を、わざわざ登録してまで読む価値はない。
そもそも、これだけ大企業のこと、しかも英語圏のことであれば、英語記事で既に量産されているに決まっているのだ。
ならばやる事は決まっている。
上記記事のタイトルをDeepLで翻訳し、検索してみるとしよう。
Google Erred in Interactive AI Against ChatGPT, Share Price Down 9%.
翻訳結果は精査せずに、そんまま検索だ。
するとコチラがヒット。
そして無事全て読むことが可能なのであった。めでたしめでたし。
ちなみに、なぜ英語記事を辿ってみたかというと、日経の方で書かれている冒頭文にちょっとした違和感を覚えたからだ。
例えば日経の方、
と書かれている。
一応これだけでもざっくり内容は読み取れる。
そして読み取った結果、
へぇ、Googleパリでイベントしたんだなぁ
イベントでMicrosoft対抗のBard(Google製の対話型AI)についてとか諸々説明したんだなぁ
でも新サービスによる説明で誤り…え?自分たちのサービスの説明で誤ったこと言うとかそんなバカ失態大手IT企業が普通やる!?
と我輩の脳内を支配したのは、激しい混乱であった。
いやありえねぇだろ、誤訳かなんかか?という思いで、即検索。結局英語圏のことは英語で検索した方が、正確な情報を得られるだろう、というのも我輩の考えの1つだ*1。
実際、たまに誤訳あるからな。時事系ではさすがに見たこと無いが。
そして、即出てきたIndependentで全文を読んだら、
結局イベントやったはやったが、そこではなく、その前日あたりにGoogleがTwitterの公式垢でBardでこんなこと出来ちゃう☆と宣伝ツイート、そのツイート上に使用例としてBardへの数個の質問&Bard回答ムービーを載せて軽くお披露目したはいいが、その動画上のわずかな質問&回答のうち、1つの回答がめちゃくちゃ誤情報だったことが発覚し、Google大元会社のAlphabetの株価が急落した、ということらしい。ワロタ、どっちにしてもバカやってんじゃねぇか。
にしても録画映像という非リアルタイムな動画なら断然有利に見せることができたはずなのに、なんでわざわざ誤回答してるもんなんか使っちゃうのか。焦りか知らんが、さすがに回答が正確か確認しておけよ。
でまあ結局、日経の冒頭文で書かれていた、サービスによる説明に誤り、に関しては意味が分からないままであった。
誤訳なのか、あえてなのか。
確かに、チャットボットAIが質問に誤回答=サービス自体がミスったってことではあるから、元の話が分かりゃ考えようによってはサービス(AI)による説明(回答)に誤り、と解釈できなくもないではあるが…もうちょいわかり易くしてほしいもんだ。
それとも、わざと読み手を冒頭文でファッ!?と混乱させることで続きが気になる状態にし、会員登録へと誘導しようとしているのか。
そっちかもしれない。経済系サイトのお上品な釣り方である。
*1:中国のことなら中国語も大事だ。重要なのはどの国のニュースか、どこが発信源かである。ただし注意すべきはグローバル展開しているサイトだ。英語検索ワードに日本サイトの英訳ページがヒットとか、検索上位でも普通にある。後から気づくとワイ間抜けやん…という気持ちに襲われるんで、サイト名はしっかり確認し、読むにしても日本サイトの記事は日本語で読もう。