なーにがみんなで広げようAirTagの輪だ!
なーにがAndroidを巻き込んでだ!
勝手にテメエの陣地に連れ込んで巻き込もうとしてんじゃねーぞ!
いや、簡単に巻き込めると思ってやがるのがまず腹立たしい!!
そんな風に踊らされるとでも?!手のひらで転がされるとでも!?!??下に見やがって!!!!非常に癪である!!!!
ようこそ諸君、我輩はボロボロ皇帝。
先に断っておくが我輩はAppleヘイターである。
そんなAppleヘイターな我輩の目に飛び込んできた、その名もAirTag。
Airってついてるあたりで察しのよい諸君はお気づきだろうが、こいつは、世界から失くしものを失くそう(^o^)とかいうコンセプトのもと作られたとかなんとかな、よく失くすやつに引っ付けとけばiPhone使って見つけられるぜというApple製品である。
まあそんな感じの、なくし物見つけますな紛失防止グッズはGPS式で今までもよくあったと思うが、このあっぽー製のAirTagは、GPSとかを本体には内蔵していないらしくただあいぽんとBluetoothで繋がるだけらしい(電源は豆電池、基本10m内)。
それなのに、どうやって紛失物の位置情報が分かるんだよボケナス!!って感じだが、
こいつ…
この世の全あいぽんの力(Bluetooth)を借りて位置情報をアップグレードするとかいうのだ。
つまり、つまりだ。
オラに元気を分けてくれ!!と言いながら、全世界のあいぽんユーザー網を駆使してベイビーボーイ、私はここにいーるーよーっつってる元気玉テルマなわけである。凄すぎてキメェ…。
こんな感じの、元気玉テルマと化したAirTagを、よく失くしたり置き忘れたりしがちな大事な小物類、財布とかに引っ付けたりしておけば、あとはだいたい、言いたいことわーかるだろうが、
それでも位置特定しづらかったりすれば「失くしてまーす(^o^)」モードにしておくことで、それを見つけた人物(発見者)があいぽん然りNFC対応端末をそのAirTagにかざしてやると、AirTagに内蔵されたNFCへ持ち主が事前に設定した、メッセージやら連絡先やらが出て来て、それを見ながら発見者が連絡をとってやり、よかったね(^o^)おうちに帰れるね(^o^)と落とし物が無事持ち主のもとへ帰れる、という、アップラーにとって最高に都合のいい展開が訪れるってな寸法なのだ。
まあAirTagについて説明しようと思っているわけでは無いので、(偏った)仕様説明はこの程度にして。
なんだおめぇ?オラのNFC借りてぇのか?
という話である。
別にテメエらだけでやる分には放っといてやる。あっぽー信者のためのあっぽー製品だからな!
だが今回のAirTagはそうじゃない。
先にも述べたようにこいつは、あいぽん然りNFC対応端末、つまりAndroidのNFC対応端末にまで見つけて欲しがっているのだ。
ふざけているのか…?
あいぽんユーザーのためのAirTagのクセして、あわよくばAndroidの力も借りたいお(´・ω・`)だ?
おこがましいにも程がある!!!大人しくあっぽーぽーなあっぽー信者だけ取り込んいやがれ!!
おいジョブズ!!聞いてんのか!?!!?お前!!リンゴ食って永遠の未完いつまでも進歩とか言ってじゃねーぞミカン食ってろ!!
我輩は、このAirTagの、
AndroidでもNFC対応なら、AirTagにスマホをかざせば~(^o^)
とかいう図々しい仕様解説を見た瞬間発狂寸前であった。
このAndroidでも~(^o^)はまさしく、
お前ら下民泥でも、我々上流階級Appleの役に立てるのだ、嬉しいだろう。
さあ、這いつくばって探すがよい。
そして喜んで知らせるのだ。
お前らごときが、我々の一部になれることをありがたく思え。
と同義である。いやもうこう言ってる。こう言ってしかいない!!それ以外に受け取りようがない!!
AirTag
それはAppleからの宣戦布告。
ならば受けて立とうじゃ無いかッ!!!!!
我輩は己の心とドロイド君に誓う。
Androidユーザーとして。
そして、Appleヘイターとして。
我輩はAirTagを見つけても絶対にNFC対応端末をかざしたりはしない。
絶対に…
警察に届けてやる!!!!!
そうだ。お前らの一部になどなってなるものか。
我輩をお前らのあっぽーネットワークに利用しようなど、一億と二千年早いということ、とくと思い知らせてやろうじゃないか。
お前らが、きっとNFC対応端末をAirTagにかざして連絡先に連絡してくれるかも(^o^)とかリンゴ脳で思っている頃、お前の大事なAirTagとそのほかは豚箱行きだ!!!
そしておかしいな(´・ω・`)連絡こないな(´・ω・`)と、しばらくして位置情報を確認したときに「えっ、警察に行ってる!!?めんどくさ!!」と絶望に打ちひしがれるが良い。バーカバーカ!!!
(本当はAirTagから電池引っこ抜いた上で、位置情報拾えないゴミ同然のAirTagと電池をそれぞれ警察に届けたいところだが、そうすると本来のAirTagの役立たずっぷりによる絶望感が、電池を抜いた対象者への怒りへとすり替わってしまうのが難点である。我輩としてはあいぽんユーザーに、AirTag意味ねぇ〜!と、どこにもぶつけられない虚しさ、やるせなさ、失望絶望といった、消化しようにもなかなかできないそんな感情を抱かせたいのでAirTagをAirTagのままに警察に届けるのがベストなのである)
すぐ届けた暁には。
やはり拾得者の権利として報労金を要求せねばならん。
だが5%~20%らしくちょっとよくわからん。
なので、まあそうだな…。
落とし主がApple信者であることは確実であるから、報労はAirPodsで手を打とうじゃないか。
だが我輩もそこまで非道ではない。
2つのうち、1つで十分である。
そう、すなわち、
片方、かたっぽ、はんぶんこだ。
2つ全てとまでは言わない、我輩のその慈悲に感謝するがよい*2。
まあニコイチのAirPodsが離れ離れになることは悲しいことかもしれないが、元はと言えば、我々Androidユーザーをあっぷるぴーぽーの輪の一部として取り込もうとしたお前らが悪いのである。このAirPods生き別れの刑はその報いとでも思っておけばいい。もう二度とそんな下衆な考え持つんじゃないぞ?
だがこれで我らこそがニコイチだ。
お前のニコイチだったAirPodsを引き離し、我輩がその片割れを手にする、これぞAndroidとAppleの友好の証!素晴らしいじゃないか!!
なんだか楽しみになってきたぞ…。
AirTagが現れるのも悪くない。
そう思えた、今日この頃である。
ところで。
このAirTag、一応、人やら生き物は追跡は出来ないようにと頑張ってるらしい。
まあ普通にストーキングツールとなるからな。
その方法は、AirTagが紐付けられたあいぽんから一定時間離れたとき、つまり本来のAirTagの持ち主から離れたときにAirTag自体が音を発するという手法。
だが。
現時点でこの一定時間というのは3日間とのことで、鳴り出すのは3日後。
我輩はそれを知ったとき、
いや3日も猶予あれば簡単に特定できるだろ!?!!?と思った。
例えばアイドルにファンがAirTagを忍ばせてプレゼントを渡したりしたとき。
ファンがプレゼントを気軽に渡せるような距離感のアイドルは3日かけて家には帰らないだろ、と思ってるので住所特定待ったなしである。
しかも一回Bluetooth圏内まで近づいたら3日間のリミットはリセットされるしな。
他にも、知らんAirTagが己について回ってたら、己のあいぽんが「知らんAirTagが近くにあるよ(^o^)」と知らせるようになってるらしいが、それもあいぽんが知らせるわけだからあいぽんユーザー限定、自分があいぽんを使っていなければ確認のしようが無い。
アイドルはAndroid使わないとでも!?!!?
※これも一定時間(3日)後らしい。本来の持ち主からBluetooth圏外になって3日経過後にAirTagから音が発生するのと同時っぽいが…。
ちなみに一定時間=3日間というのは今後のアップデートで期間を短くしたり長くしたり出来るらしい。
いや長くしたりって…ストーカーなら長くするに決まってるだろう!?!!?
あとその一定期間後に音鳴ってたら「ここにいいもの落ちてますよ(^o^)」という周囲への大々的なお知らせみたなことになって、AirTagだけその場に放置されて、AirTagで探すべきモノはまるごと盗まれたりしそうである。
AirTagは盗んでも別のあいぽんではペアリングできませんよとか言ってるが、いや盗むならAirTagよりAirTagくっつけられてる物の方を盗むだろ、と感じるのは我輩だけか?
財布とかとくにだ。そんなにAirTagほしいなら、財布盗んで財布の中身でAirTag買うだろ。
いったいこの辺りの一見対策されてそうで、ざるっぽい突っ込みどころ満載な仕組み、どうなってるんだろうな。
我輩は気になって仕方がない。
まあ発売前の情報だけだと不明な点が多いが、4月30日の発売後には公式がどんなにやめろと言おうが、己のガキに試すヤツは確実に出てくるし、それでストーキングの件はどうなるのか分かりやすいな。AirTagだけが持ち主から離れて動き出したら位置情報更新されないとかされるとかの、はっきりしてない点も明確になるだろう(ちなみに、乗り物系に置き忘れたら持ち主から離れて動き出すこと待ったなしなわけで、これで位置情報更新されなかったらマジでただのクソタグになってしまうはず。この時点で、紛失防止精度とセキュリティ対策精度は併存不可能と言えるが、それをどう乗り越えているのか、はたまたどちらかを犠牲にしているのか、非常に気になる)。あぽー対ストーカー予備軍、この攻防戦をジョブズも楽しみにしているはずである。
2021/05/05追記:案の定対生物に使えるかを、公式非推奨を承知の上で試してみたという人がいた。やはり問題なく使える模様。Appleは紛失防止精度の方に重点を置き(紛失防止タグだから当然だが)セキュリティ対策は捨てたらしい。
あ、そういえば。
これほどNFC対応端末かざしてやらないと言いまくっておいてなんだが、
我輩は現時点でNFC対応端末を持っていない。
これは、NFC対応端末を手に入れたときの予行演習だ。
あいぽん、そして未来のAirTagユーザー諸君。
我輩がNFC対応端末を手に入れるまで、心して待っていろ。AirPodsを分け合うことから始まる本当の意味での泥とりんごのピースフルな輪。それはもう目前に迫っている。