最近、所長の席の通常業務用端末(PC)で、ここでBI開きまして、みたいな話をしたときに、
「ここでBi開けるんですか?」と言われた。
今更のその質問に驚きである。逆に開けなかったら、我輩は一体どうしてると思われてたのだろうか。
まあ所長の席は本部用端末だとかもあり、それで開いてたから知らんかっただけだろう。彼は不要なことは聞いても忘れるタイプであるからな。
ちなみに2016年に販売部から現部署(サービス部)に異動してきた我輩だが、
当時はガチで、部署内全員の共通認識が、BIは特定端末でしか開けない、であった。
すごいデータを拾えるもんがこのサービス部にはあるが、それはこの端末でしか開けないんだ、そしてこの端末にはパスワードが掛かっている(本部端末なので)
みたいなことを言われ、我輩はそれを、そうなのかぁ…と鵜呑みにしていた。
というのも、販売店にいた頃は誰もBIのことを口にする者はいなかったし、恐らく誰もアカウントすら持ってもいなかったと思われる(売上集計データも全部マネージャーに依頼してもらっているはずなので、フランチャイズはそういうところツラい)。そんなわけでコイツの存在すら知らなかったし、ビッグデータの概念すら無かったのだ。無知とは恐ろしい。
※BIも1アカウントいくらとかになっているはずなので、アカウント作成も簡単にはしてくれないんだろう。
会議資料を作るとき、どうしても必要なデータがあれば、BIが開ける端末と言われてるそいつの前に行き、当時の所長にパスワード入力してくらさーいとお願い→開けてもらい、慣れない中弄りつつ必要データをとる。
しょっちゅうパスワード入力を頼む事はできないし、場所も自分の席じゃないから落ち着かず、なるべく一発で早めに終わるように、そもそも所長不在時はあけることすら出来ないから時間など諸々気を遣いながら使用していた。
だが、確か、2、3度目の使用から、少ししたとある日。
もう、資料を作る度に己の席を離れて、本部端末利用とは全然無関係のことをするのにいちいち本部端末開けてもらい、気を遣いながらデータ弄ってダウンロードする、とか、面倒くせえ!
そう思った。
使いたいときに使えない状態じゃおのずと使用頻度も減る。不便極まりない。
なんでこんなことしてんねん。
そんなわけで、自分の席のPCで、助けて…という気持ちで社内ポータルを開き、検索してみた。
※ちなみに販売員時代は社内ポータルすらまともに使えてる人は少なかった。異動してきて初めて、社内ポータルにこんな検索画面あるんか!?と知ったのである(異動してきて間もない頃、当時いたパート社員が教えてくれた)。
Business Inteligenceと入力し、検索ボタンをクリック。
すると、
URLがヒットするじゃないか!!
え…?と言う気持ちでアクセスしてみる。
普通にログイン画面出るじゃねーかよ!!!
よく考えればそうだ。
別に専用ソフトを起動して使用するものではなく、ただブラウザが立ち上がってリンク先でログインするだけなのである。
※BIツールって色々あるはずだがうちはBIラウンチパッドというものを使用しており、これはブラウザで実行されるやつ。
IP制限とかかかって無い限り、普通にアクセス出来て然るべきなのだ。一つの端末でしか開けない、なんてそんなクソ仕様じゃなかったのだ!
自分の席で使えたことが嬉しすぎて、どこでも使えますよ…(^o^)!と当時の所長に報告したとき。
またボロボロはなんかしたな(`・ω・)!なんか入れたのか、ハッキングか( `・ω・)?!みたいな事を言われた。
いや違う、今までお前ら全員が無知だっただけだと言いたかったが、何も入れてないですし標準機能です(^o^)と返しておいた。
つか、今までこの部署で何年も過ごしてきたやつらは何の疑問も抱かなかったんかと、当時はコイツらアホやな、という気持ちと同時に、本部からの出向社員のマネージャー共はこれを見て何も言わなかったのか!?と腹が立った。
これまでずっと専用端末と称された本部端末で開いてたとか…。我輩が来なければずっとその状況で使ってたんだろう。
それから、他の人にも使えるんやで、どこでも使えるんやで、と教えて回ったが、結局使ってる人は一部しかいない。
そもそもデータが欲しいと基本我輩に頼んでくる人が多いため、未だに、どこでもBIは開ける、ということを知らん人が割といる。
結局どこまで本気で使いたいかどうかなんだろうな。あとはいかにめんどくさがりかどうか(めんどくさがりは楽するために考える)。
こういう面では己の、すぐにめんどいと思う性格に感謝である(※不都合なこともあるが)。あと、誰かに「出来ないからお願いします(´・ω・`)」みたいな頼み事をしたくない(頭を下げたくない)、という性格も重なってる。
諸君もめんどい精神を大切に。さすれば道は開けるであろう…。
そういやこの部署に来てから、なんでも確実なことを知るには本部に聞いたほうがいい、本部の情報を得たほうがいい、ということも学んだ(たまに本部も部署ごとに認識のズレはあるが)。
フランチャイズの人間はいくら上の役職についていても、フランチャイズ並みの情報しか持っていない。
なにか知りたいことがあれば、一体どこ発信なのか、誰がソレの創造神なのか、みたいな部分を考えると、最短距離で正確な情報を得られる、ということだな。