ボロボロ皇帝のボロ切れと塊

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。たまにExcel、家電、音楽等についても好きに吐いてる。

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。
たまにExcel、家電、音楽、ゲームイラスト小説映画、性癖について等、マジで何でも好きに吐いてる。

どうでも良いかもしれんが背景色変わっていくの見てくれ。
NEW→更にどうでも良いかもしれんがアイコンが息してるの見てくれ。


我輩は何にも制約されない身、
「耐えぬ」事を恐れないと決めたのだ!
我輩は好きなときに悪態をつく!
妬み僻み嫉みを背負い、
マイナーだろうが邪道だろうが
我輩は我輩の道を行く!
好きなものは懸命で不器用な諸君,
嫌いなものは器用で完璧を気取った奴らだ。

   ボロボロ皇帝は自由を求めてやってきた。もう我慢はしないと決めたのだ。かぶらず着飾らず、我輩は悪態をつくのだ!
    ※初期不良の【海馬】を神様が返品交換してくれず約四半世紀付き合ってきた結果、嫌なことも含めて色々忘れる。そのため比較的楽観思考ではある。
    悪態は激しい興奮を覚えながら吐いている。

         

印象深いおかしな客④:ストーカー女子高生

印象深いおかしな客④である。これで最後となる。

①、②、③はこちら↓

 

 

これは、我輩が入社2年目になっていた頃だろうか…。①~③までと同様、家電量販店員だった頃の話である。

これも直接我輩が関わってはいないが(関わってたら完全に被害者の話だが)、表題の通り、ストーカー女子高生の話である。

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我輩の職場に高スペ野郎がいた。

 

高身長、顔もほどよくよし、雰囲気も落ち着きもあるヤツで、我輩の6ぐらい年上の男。彼はAVコーナー(アダルトビデオでは無くオーディオヴィジュアル)担当の、当時公務員予備軍契約社員であった(現在は公務員になったので契約社員は辞めている。働きながら勉強してたっぽい、凄すぎて意味が分からん)。以下Y氏としよう。

 

時を同じくして。

パーカー・オン・ザ・制服(スカート丈は膝ぐらい)女子高生(もしくは女子中生?いや恐らく女子高生)一見普通の女子高生が、平日土日祝問わずほぼほぼ毎日来店していた。

 

その女子高生は、

時にタブレットコーナーのネットが繋がる端末で延々ビートルズを聴いていたり
(ビートルズが好きらしかった。あり得ないほど長時間居座り非常に邪魔なので、誰かしらが店内ネットワークをオフにしては退くように仕向けていた※キレてることがあったらしい)

時にカメラコーナーにいたり
(一度、「ペンタックス良いですよね!!」と興奮した様子で言われたので「そ、そうですね!」と返した*1)

時にピアノコーナーで電子ピアノの上で突っ伏して寝ていたり
(そのとき「注意した方がよくね」とパート社員に言われたので注意したら睨まれた)

朝昼晩、もうそれはずーーーーーーっと、いた。

 

もはや彼女は有名人である。

 

お、あの子今日も出勤してるな

フルタイムじゃねえか

お前より働いてるぞwww

 

とかいうネタになっているレベルであった。

 

ある日、

あの子、Yの出勤を狙ってるっぽいぞ…?

と言う話を耳にした。

 

というのも、

彼女からY氏の出勤日を訊ねられた社員がいたのである(もちろん教えてはいないようだったが)

 

つまり、彼女はY氏をストーキングするべく毎日出勤に勤しんでいた、と言うことだ。

 

なるほど、高スペ野郎は大変だなwwwとか思っていた我輩(クソ最低だが思った)。

 

ちなみに彼女は本当にずっとずっとずーっといる。そして、前述のカメラコーナーでのこと然り、たまに話しかけてくる

それは大体、我輩が展示機を綺麗に拭いてたりしているときなのだが、そのときに話しかけてくる彼女は大体笑顔。笑顔なのは良いのだが、その笑顔はちょっとイッちゃってるものである。知性や理性をどこかに置き捨てたみたいな、へらっとした笑みだ。

 

そんなへらっとした彼女は、Y氏を独特のあだ名(彼女だけの)で呼んでいた。これをそのまま言うことは万が一のことがあってはまずいし避けたいので、仮にメダカということにしよう(近いモノを選んではいる)。

 

もう彼女の存在にもある意味慣れた頃(本当に結構な期間彼女はいた)。

 

ある時、彼女が我輩に何かを渡そうとしてきた。

「これメダカさんに渡してください!!」

 

つまり、Y氏にわたしからのラブレターを渡せと、我輩にそう言っていたのである。

 

正直に言おう。

我輩は、彼女がY氏をストーキングしている、ということが面白すぎた。

一体何をするのか気になった。

こんなモノを間近で見れる機会など、そうそう無いわけである。

だからとても楽しかった。

お、今日もいるな、一体今日は何をするのかな、面白いことしてくれたら良いな、と思っていたのも事実。

だが関わりたいわけでは無い

もちろんY氏を危険にさらす行為をしたいわけでも無い(まあ体格差あるので大丈夫だろとは思ったが、凶器もあるしな)

彼女はたがが外れたストーカーであるから(たが外れてないストーカーがいるのか謎だが)、これを受け取れば手を貸すことと同義エスカレートする可能性もある。

 

なので、惜しいながらも我輩は「はて?メダカさんとな(^o^)?」と知らぬ存ぜぬいうテイ押し通して、このとき丁重にお断りしたそんな我輩に対し、メダカさんはメダカさんだ!みたいな感じで、彼女は地団駄を踏む勢いだったが一応諦めてくれた。

 

 

時は過ぎて。彼女はまだいた。

そして、

彼女がY氏を出待ちしていたという話を聞くことになる。

 

Y氏の退勤時刻はたしか、21時か20時頃だったと思われる。

つまりその夜遅い時間まで彼女はずっと、Y氏を待っていたのだ。どうにか愛しのY氏と接触するべく。

なんと健気…とは思っていないが、まさしくストーカーそのもの、これはさすがに常軌を逸していた

高身長でひょろくもないY氏が一発殴ったら即KOされそうな女子高生だが、Y氏はさぞかし恐ろしい思いをしたことだろう。夜、社員通用口から出たら、あのへらっとした笑みで迎えられるのである。他人事なのでクソおもろかったが、大変だったなと思う。

 

その頃から、Y氏は仕事が終われば、まるで女子のように警備に護衛されながら社員駐車場の己の車のもとへ行くようになったらしい。

時代は変わったな、もう男女とか関係無いな、と思ったのを覚えている。

 

それからも、度々Y氏を出待ちしては接触しようとしていたらしい女子高生。

あまりにもあんまりなので、その頃から彼女は出禁ということで、店内で発見次第、警備に追い出され、同時に未成年であるため、保護者、つまり親御さんを呼んだりもしていたようだが

なんだか親でもどうにもならないような状況だったらしい。だからといってストーカーして良いはずはもちろん無いのだが、店内での様相からするに、無理矢理止めようとするとキレることが想像できる子であったので、きっと難しかったのだろう*2

打ってたら、やや複雑な気持ちになってきた。

 

彼女を普通じゃ無くしたのが一体何なのかは不明だし、そもそも元からああなのかもしれないとも感じるが、身内にああいう状況の人がいたら我輩はどうするだろう。

どこに相談するのだろう。

そして誰が救うのだろう。

押川剛氏のような人物が身近にいれば良いが、なかなかそうもいかない。そうはなれない。押川氏が世界に1万人くらいいればいいのになぁ…*3

 

 

ところで。

ストーカー女子高生の漫画『エリカ』ってのがちょうどある事に、今気づいた。

あれ見るまではもうちょい笑えてたんだが、あの漫画がサイコホラー過ぎて、ああはならなくてマジで良かったな…と今は思っている。

あとちょっと反省している。

 

Y氏、心の中でとはいえ、面白がってすまなかった。

しっかり元気で公務員しろよ。

 

 

*1:ペンタックスとは:カメラだとかのメーカー。

*2:AVコーナーリーダーの嫌な野郎が「親も見放してる」と言ったのを今でも覚えている。マジでその言い方はなんか違う気がするしやめろと思った記憶がある。だが今思えば、よそに迷惑かけている状況を見て見ぬ振りしていれば、言われても仕方なかったことなのだろうか…?いやだが、やっぱ、お前が言うなって感じだな。つか見放した、ってのとは違うと思うんだよな、そんな切り離した心情では無いはずだ。コイツは、こういう言葉の端々が癪なヤツであった。まあ我輩が言えた分際でもないが。

*3:『「子どもを殺してください」という親たち』というノンフィクション作品の、著者。