今年7月頃だったか。
数年前にパートを辞めた女性TA氏が、出戻りで再入社した。
この人物、出戻りの件含め、色々特殊な人なので前々から書こうと思っていたんだが、気づいたら年の暮れになっていた。本日はそんな彼女に対し思うところがあったので(タイトルまんまだが)、ちょうどいい機会だし、今日の事と併せて出戻り前からの話も書いていこうと思う。
TA氏は年齢40頃。
比較的年齢は近い(っつっても10以上は離れてるが)んで、普通に話しやすいではあるものの、少々癖があるのは否めない。
まず彼女が辞めた経緯から話していこう。
我輩はそもそもその経緯を知らなかったのだが(というか聞いたけど忘れてただけな感じもする)、社内の人間と喧嘩したから、だったらしい。つまり文字通り喧嘩別れ。
これは噂ではない。
というのも、そのTA氏と喧嘩した張本人、修理業者のT氏から直接聞いたのだ。
「TAさん辞めたの俺と〇〇(T氏の兄の修理業者)が原因なんだよね。何だったか忘れたけど言い合いになって、その後に辞めてるから」
とのことであった。なんかめちゃくちゃ言ってきてさ、とも言ってたな。
いや仕事でそんな喧嘩することあるんかwwwと思ったが、まあTA氏の性格を思い返せばあり得なくもない気もした。
TA氏が辞めた当時は、我輩は異動してきて半年経ってるかそれくらいだ。
そんなに被ってはいないが同じ課にいたし、個人的には特別悪い印象は残ってない。世話を焼くのが好きなタイプっぽいのもあり、なんなら異動したてで何もわからない1,2ヶ月くらいは色々教えてくれ助かった。
だがそれでも、喧嘩別れといった経緯を聞けば、そういやTA氏は自己主張は激しめだったよなぁ、と思い出すこともできてしまう。
加えて修理業者T氏とその兄はTA氏と年齢が近く、しっかり弁も立つため、恐らく言葉でTA氏に負けることは無い(かと言って別に言い争いを好むタイプではなく弟は陽気、兄の方は結構冷静で落ち着いているので、原因が彼らにあったとも思えない)。
となれば論争の結果、というのも納得であるし、思えば、彼女が辞めるときあんまりいい雰囲気ではなかった。
そこからの出戻りである。
すなわちだ。
言い合って辞めるのみならず、職なんていくつもあるだろう中で、喧嘩別れした人がいる職場にわざわざ出戻ってくるスゲー精神の持ち主、それがTA氏ということだ。
ここまででなんとなく、我が強くちょいと図々しめなタイプと分かって頂けたのではなかろうか。
ちなみにTA氏が出戻ったきっかけは準社員I氏。仲が良いらしく4時間ほど(という強烈な長時間)電話で喋って戻ってくるように推した模様(だがI氏から、TAさんとは友達じゃない、と言われた。どういうこっちゃ)。
そして戻ってくると決まったとき。
TA氏と働いたことのある既存のパート社員たちは大体が、嫌がっていた。
まあこの時まではそんな嫌うか?と思っていた。
だが改めて戻ってきた彼女と働くようになり、わかった。これは自分が年上だったら腹立つだろうな、と。
TA氏はフレンドリーでマシンガントーカーだ。
捉え方によっては馴れ馴れしくてうるさい。
さらに厄介なことに感情の起伏が激しいため、場合によっては高圧的ですらある。
総評すると、悪い意味で子どもじみているのだ。
子どもじみているのは子どもだから許されるのであって、子どもじみた大人なんぞ面倒くせえだけである。
ただ仕事はできる方だ(ちょっと要領悪くなってる気はするが)。スピードも申し分なし。その点は良い。あと相手の馴れ馴れしさに乗っかってこっちも馴れ馴れしく圧をかけると応えようとするので、比較的扱いやすい方だ(例:TAさんなら大丈夫ッスよねwwwと言いながら期待かけまくると、仕事ガンガンこなすようになるなど)。
なので個人的には、面倒くさいが嫌いといった分類には入らず、普通に大丈夫と言える。
ただそれには、
・我輩が年下だから
・相手が一応我輩に敵意がなくどっちかといえば好いている様子だから
・感情の起伏が激しく日によって機嫌が違うマシンガントーカーとは学生時代に遭遇済みだから
といった複数の要因もあるだろう。
おかげで、ああこんな同級生いたわ、と懐かしく思えるくらいのもんだが、これらが一つでも欠けていれば嫌ってたかもしれん。
だが我輩は問題ないとは言え、周囲は心配である。
先にも述べたように高圧的になることもある彼女に、ストレスを感じている人もいるようで(同課他メンバーからの彼女への愚痴があったりする)、だが、注意力の無さか我輩の目にはその様子が入ってこない為に、今とりあえず目を配れるように努力はしている。そして何か変だと感じたら割って入れる、もしくは注意できるように。これを考えるのは結構大変だが、長く務めている人達の環境を守りたいんで、摩擦が起きないように、改善せねばなのだ。
また、TA氏は感情の起伏と同様に人の好き嫌いも激しいようで、嫌いな人には態度がヤバいらしく、なぜか以前いたNK氏がその対象でガン無視されていたらしい。理由は不明。
※さすがに現在、TA氏のその最悪な態度を受けている人はいないことまでは把握している。いたら所長巻き込んで話し合いだわ。
このように、控えめに言って少々癖のあるT氏は普段遅出勤務である。
そのため我輩と勤務時間が重なる事も少なくない。
そして本日もそうだった。
我輩が集中して色々やっている中(有言実行、閑散期を有効活用するなどしていた)。
めちゃくちゃ声をかけてくる目の前の席のTA氏。
相槌を打つ。
また話しかけてくる。
適当に相槌を打つ。
これを後半はずっと繰り返していた。
一応仕事の質問もあったりするので答えられる分は答える。
だが大半は、というか8割はしょうもない、その仕事の質問すらくっそしょうもないどうでもいい内容だ(仕事に関連しているも全然業務に不要な内容というか)。
我輩は集中したいのに何度も何度もそれを邪魔し、集中を途切れさせ、話しかけてくるTA氏。
う…
うるせぇ。
バカうるせぇ。
コイツヤバいやん。もうやめろよ。なんでこんなに喋るんだよ!黙れよ!!
クソ適当に返事してるし、ひと通り話させたあとになんて言いました?とか言ったりもしているから、こっちがほぼ聞いてないのなんて分かってるはずだ。
それでも話し続けるのか。
確かにそういうネジ外れ系マシンガントーカー、主にオタク気質な人間に多いしTA氏はオタクだろうが、仕事でもこうってイカれてるぞさすがに。それやるのプライベートでだけにしとけよ。我輩友達ちゃうぞ。つかもう何でもいいから少しくらい静かにしてろ!!!!!
何度目かもわからんTA氏からのしょうもない質問に、一気に限界がきた我輩。
とうとう、
「何でもいいっす…!自由にしてください…!どうでもいいっす…!」
と言っていた。
強い口調ではない。どっちかといえばで疲れた口調だ。実際疲れていた。
TA氏は、「へーい」みたいな感じでようやくちょっと大人しくなった。
だが、こういうの全く気にしないタイプと思われるため、恐らく次の出勤のときにはまた同じことが起こるだろう。
早く、新しいパート社員U氏をTA氏のマシンガントークの盾に出来るように育てよう。
そう決意した、今日この頃であった。
※実際昨日はちょっと助かった。U氏にめっちゃ話しかけてたし。ただTA氏は我輩にまでそのマシンガンの弾を当てようと巻き込んでくるため大変である。適当にかわしていると、U氏に「ボロボロさんめちゃくちゃ興味なさそうですね(笑)」と言われ、いや相手すんのお前一人で十分だろ、と入社2日目の人相手に思ってしまった。
※さすがにブログ文書いてるんではなくちゃんと業務中のときは、今ちょっと待ってくださいね、仕事していいですか、とマシンガンを遮る事もある。