【忠告】心臓の弱い・疾患のある人等には合わないと思われる荒業であるので、そういった繊細な諸君は控えてけろ。また、体調に合わせて試すのだ。約束だぞ。
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例えば、クッソほど腹が立つ出来事が職場であったとしよう、というかある、無いわけない。
ちなみに何度か別の記事でも言っているが我輩は比較的嫌なことは忘れやすい。寝て起きるとなんかどうでも良くなっているのだ。それでもやはり勤続約年数8年ほど、腹が立ちすぎて吐きそうになることはあった。
無能上司や困った客やときに言いたい放題な業者や、なんやかんや、要因はそれぞれあれど。そして、それはときに身体へと悪影響を及ぼす。
怒りが引き起こす身体的変化
・心拍数が上がる
・動悸となる
・息切れに近い症状が出る
恐らくこれらは過度なストレスがかかると起きるものなんだろうと思う。
これらが続く限り怒りが治まらない。
もはや、怒りが動悸を招いたのか、動悸が怒りを引き起こしているのか、卵が先か鶏が先か状態で無限ループである。終わりがない。終わるには寝ることだが、眠れやしない。だってリラックスできないからな!目ギラギラなのだ!メラメラ燃える炎が瞳の奥で煌々と輝いている気がするのだ!これがガチのストレス!クソ!
怒りというものは、悩みとは違う。考えたとてただただ怒りの反芻になるのみで身体に害悪、解決できないことが多い。それならば手っ取り早く気持ちを切り替える=忘れる方が良いのだ。
試したことは主に3つ
・大声で歌うこと
・FPSゲームをすること
・ホラゲーをすること
ここで激しいスポーツ、というのも一理あるが、我輩はスポーツに嫌われている人間なのでそれは後に述べるとする。
・まず帰りの車で大声で歌った。
が、あまり楽しくなかった。脳みそがどうやっても怒りの根源である「腹立つあやつら共、あやつらが言ったこと、出来事」について考えるのだ。
楽しくなかったら意味がない、結局は全力で歌えていないのだ。
・つぎに、家に帰りPCを立ち上げFPSゲームを始めた。
が、アイツら許さん!ぶっ●してやる!グハハハハ!とはならなかった。なんだかそういう問題じゃないのだ、もっと現実的に腹が立っているのだ。
このゲーム内の射撃対象とリアルの彼らを重ねることが出来ない、こんなものじゃ代用できない。
ゲームには集中できるが、終わった後は怒りの再燃である。動悸がする。
最終的に最も効果のあったホラーゲーム。
忘れるには、それでも何か別のことをしなくてはいけない。そこで最終的に手を付けたのが、ホラーゲームだ。
とくに怒りと相性が良かったのが、ホラーゲームの中でも、卑怯な手法と言われたり、陳腐と言われたりで何かと悪名高いビックリ系。
ビックリ系 とは:前後の脈略とか無関係に、とにかくどんな手段を使ってでもビビらせる事で恐怖を引き出す手法を用いた肉体に訴えかけるタイプのこと。別名スケアジャンプ。
先にも述べたように、怒りは動悸息切れを引き起こす。
それが妨げとなり、精神的なものというより、そもそも身体的にリラックスできない。
ならば、更なる高みを目指そうじゃないか!
何言ってるかわからないかもしれないが、つまりこういうことである。
正常な心拍数が10段階中 3 だとしよう。
→怒りにより心拍数が 7 まで上がり動悸が発生する。
→「ビックリ!」により心拍数が怒り値の7を突破し 10 まで瀑上げ。
ここで心拍数の急なMAX上昇に、身体的エラーが発生する。
→正常値超えの心拍数はすべて「ビックリ!」要因と身体が勘違いする。
→限界まで上がった心拍数が徐々に下がっていく。
→平常時の値 3 に戻る。
ホラゲーによるビックリで身体を麻痺させ、ドッキドキさせる。
怒りドキドキはビックリドキドキで上塗りされるが、明らかに異常値の心拍数なので身体が勝手に下げようとする、その人体の不思議に任せるのだ。
そうすれば、なんとまあ、動悸が落ち着いている!?動悸が落ち着いたら怒りも落ち着いたお\(^o^)/という状態で、卵が先か鶏が先かなんてそんなのどうでもいいじゃないかと、ぐっすりおやすみできるのだ。素晴らしい!
この沸点と限界値についてとか、なにかこの現象に近いもので名前があるのか調べたがちょっとよくわからなかった(というか無かったでござる)。
そもそもこの荒業が通用するのは、我輩が単純お気楽脳だからなのか…。
まあそれはよくわからないが、それでも結構、理にかなっていると思うのである。
で、危うく忘れかけていたが、激しいスポーツもアリについて。これも同じ原理でやはり心拍数が上がる、且つ疲労するので肉体を追い込む点で言えば、ホラゲー同様に怒りに打ち勝つことができるはず、ということだ。
怖さで眠れなくなって本末転倒だよ!というときには
そう、そんな人もいるだろう。ほんの少しわからなくもない、が、眠るときに怖いことを考えるんじゃない!
ベッドで考えることは唯一つ、エロいこと。
(考えられないか?我輩が手助けしてやろう。ゲヘ、ゲヘヘヘヘ)
そう、エロは偉大なのだ。エロいことを考えれば恐怖は消える。
エロ♡≫恐怖>怒り
エロは幽霊をも撃退する力を持つ、だとか持たないだとか諸説あるが、実際に我輩はエロの力もホラゲービックリの力も身を持って実感したのだ。
これで、ただただ息苦しく面倒な怒りというシガラミから解放されるのなら、試してみる価値もあるのではないかなと、思う。いや絶対ある。
以下、ビックリなのにクオリティ高めの推しホラゲー&ほぼビックリ要素しかない(褒め言葉)ゲームたちを紹介する。
★アプリ(リンク先は全部GooglePlayStore)〜専用ハード機必須のものまで
【アプリ】
ホラゲーが得意なザイザックス社の高クオリティな類のホラゲー
・夢怨(操作性には難あり)
・無影灯(続きもある、よい)
※呪巣、返校ばりに有名所を挙げてしまい何を今更感否めないが、いいもんはいい。
ただビックリできるホラゲー
・3D肝試し~呪われた廃屋~
ビックリクオリティは高めではなかろうか。
【PS2】
己の人間性が浮き彫りになるゲーム
・Hungry Ghosts
→ゲームカタログ@Wikiが詳しいこと書いてます
PS5が出たばかりで3世代前のハード機出してくんじゃねーよとか思われても仕方がないが、これは正直やればやるほど地獄に落ちていく感がして怖い…。
ざっくり内容説明すると、死後の世界で最後の審判(地獄か天国か的な)を受けるにあたり己の欲と怨霊たちと向き合いながら試練を乗り越えていく一人称視点ゲーム。
どっちかといえばちゃちな出来のゴーストたちがでてくるのだが、まあまあ脅かしてくるし、体験型というだけあって、本当に地獄にいる気がしてきて、しかも後戻りできなくなって(強欲すぎた可能性あり)更に地獄度が増して、難易度も上がり正直クリアできていない…があの感じは面白い。クリアできなかったくせに言うのも何だが。グラフィックのクオリティが低いので、たまにやってちょっと浸って、ビックリしてという感じが良いかもしれない、またいつかやるぞ…。
・零シリーズ
言わずもがなである。ビックリしまくる。霊が怖い。女の子が可愛い。走るの遅い。百合とか近親相姦とか禁忌系が得意。
びっくりしたかびっくりしていないか覚えいていないがめちゃくちゃ雰囲気良かったホラゲー(アプリ番外)
・Decay: The Mare - Ep.1 (Trial)
古いし、趣旨違うし、全くフルバージョンとか手を付けていないくせにここで挙げるのもあれだが、アート的に雰囲気がツボだったので興味のある方は無料版でも一度はやってみてほしい(対応してなかったらすまん)。
冬まっただ中。ホラーゲームには季節外れかもしれないが、時としてホラーは我々の魂を救済する。
こんちくしょーと思いながら、でも上司に文句は言えぬ。溜め込むのもまたしんどい。
悪いもんを吐き出すために、ため息をたくさんついてしまえ。
それでも落ち着かなければ…
死ぬかと思うようなビックリで、ああ生きてるわと実感しながら、ストレスを消し飛ばそうじゃないか!