ホラー・心霊企画といえば、肝試しだ。
肝試し、といえばガチが売りである(ヤラセかガチかの見抜きはどうでもよく、基本ガチ設定だという話)。
ということは大体恐怖のテイで嫌がったり泣いたりする。
「ぁあっ…もうむりぃっ…」
「やだもうむりっ…むりかもむりっ…」
「あぁ~~っ…うぅ…っ」(※泣いてる)
こんな感じである。
これに加えて吐息が入ってる。息切れ的な、あれ。
おい!!喘ぎ過ぎだろ!!?!?
とまあ、さきほど実際に、
再放送のやり過ぎ都市伝説のホラー企画で、トンネルの中にイカされているNMB48の誰か(全然知らん)がガチ工口喘ぎしており、もしや我輩、今AVの導入見せられてる?え?と思うほどであったので、これを書いている。
興奮したわ。
ちなみに彼女はトンネル横断不可で最終的に途中(真ん中までも多分行ってない)で折り返して戻ってきていた。相棒だか付き添いだか的に芸人も一緒に歩いていた。
芸人だけでもイケば良かったのに、と思うが、もはやアイドルの喘ぎを撮ることがメインのホラー・心霊企画においてそれはどうでも良いシーンになってしまうから一緒に戻ってきたんだろう。
で、戻ってきて、除霊師らしい人に除霊されてた、秒で泣き止んでた。おもろい。
※我輩は霊だとかを否定してはいないが、除霊師とかは単純にエンターテイナーだと思っており、こういう番組も同様にただのバラエティとしてみている。つまり本気には捉えられない。
ホラーと言いながらイメージビデオ以上AV未満っぽい作品はほかにもある。
例えば、B級の中でも程度が低いB級ホラー映画だ。
そういう作品は、
・売れてないアイドルを起用
・とりあえず走らせる
と相場が決まっている(あと残念ながらチープすぎてホラーというのは名ばかりで怖さはない)。
走れば息切れする。
息が切れたら自ずと喘ぐ。
「はぁっ…ハァ……ッ!…ハァッ……んはぁ…ッ!」
ってな感じで売れてないアイドルが怖がるような大袈裟目の演技に加えてに息を切らし、声を漏らすそれは、完全に喘ぎ声。
まあS○Xは運動とか言うしな、その理屈だろう。童貞だから知らんが。
つまり、
怯え、走って逃げるキャラは、エロい。
映画以外の、ゲーム等でも言える。
最近だと、ホラーとはまた違うが、怯え逃げるという意味で、非対称型対戦サバイバルゲームの第五人格(IdentityV)なんかもそうだ。
第五人格の女キャラは怖がり走ってるとき、やられたとき、椅子に拘束されもがいているとき、もう大体喘いでいる。※まあ第五人格に関しては男キャラも喘いでいたかもしれん。
その他、和風ホラゲー零だ。
まあ和風ホラゲーの他に百合ゲーの異名も持つほどに零は女キャラが多い。あと近親相姦だな。
知らない人のために説明すると、
お兄ちゃん大好き美少女が霊に魅了されて帰ってこん兄を追っかけたり、
美少女がどこまでも遠くに行く病弱と言いつつめちゃくちゃタフな双子の姉を追っかけてずるずる引きずり込まれ百合展開したり、基本はそんなホラーゲームだ。
まあ同性愛・近親相姦という禁忌に加わるホラー要素といった感じで、実はホラーはサブテーマなのかもしれない…。
と、先にも美少女美少女言ってるように、零の主人公は基本、足の遅ぇ美少女*1。
プレイしているときだと、おい!もっと本気で走れや!という気持ちになるが、恐怖とランニングで息切れしているとエロいので許すとしよう。もっとも、霊が現れるのでそれどころじゃないが。
余談だが、零の紅い蝶(双子の姉追っかけるヤツ)は、姉がこちらをおちょくるように何度も姿をチラ見せしてはあと一歩のところで消えるとんだ強者逃走者なので、だんだん感情移入して、こっちまで「おねぃちゃん…なんでぇ…どこいくのぉ…(´;ω;`)」みたいになってくる。
零無印は兄を追うが、明らかに兄がもう既にこの世にいないだろうと思える描写で希望が無いので逆に平常心で追いかけられる(か、百合展開という期待要素が無いから変な感情移入をしないかのどちらか)。入りが同じ捜索(ホラゲーは大体探す行為をする)でも、こうも違うもんかと思った。
また、零の美少女は基本的に生脚を堂々披露している。走る武器だからな。まあ遅いんだけど。そこもまたプレイヤーの気持ち(恐怖か興奮かは不明)を駆り立てる要因である。
他にも、ホラゲーとはまたなんか違うが、ホラー調の世界観で女の子が逃げ惑うという点で言えば、トラップゲームの刻命館シリーズ、影牢もあるな。
いつから美少女ゲーになったかは知らんが*2、
いつのまにか毛色の違う三人称視点ゲームになって露出度高い衣装を身に纏った美少女が主人公になり、侍女的な美少女と百合展開したり、最終的には美少女が拷問を受けるスタイルのトラップゲーになっていた。
ライトなリョナ好きには良いかもな。まあリョナ好きでなくてもいいか。グロ表現は無いし(個人の意見)、基本トラップに掛かったら大いに喘ぐだけなので。
とまあこのように、ホラー×女の子、恐怖×女の子は最強のエロコンテンツを生み出すということが分かる(場合によっては男もかもしれん)。
ホラーが生み出す恐怖。
上がる鼓動と息。
交わりあったそれらから感じる、そこはかとないエロス。
・・・よく考えれば、ホラー自体がエロスを感じるとも言える。
サイレントヒルのクリーチャーなんかを見れば分かるが、妙にエロい。艶めかしさというか。ヌルヌルした粘膜感がエロすぎる。
サイレントヒル2のクリーチャーマネキン*3は主人公ジェイムスの精神からくるメアリー(妻)への性部分がクリーチャーに投影されているらしいが、
※こちら↓
どちらかと言えば苦悩の具現化であるライイングフィギュアの方がエロい気がする。
※こちら↓
この両腕が自由にならない感じ、拘束衣のイメージなんだろうか。
どうでも良いが、サイレントヒル無印のナースクリーチャー(パペットナース、首、というか背中付近に核的に寄生されている)はエロくなかった(し、我輩的には奇妙で怖かった)。2のバブルヘッドからエロくなったのは、それも主人公ジェイムスの深層心理が具現化した結果だとか。※4も好きだがアレはエロより愛だし、話逸れすぎだからここまでにしておこう。
サイレントヒルは湿度のある生な感じのホラーだが、湿度の無いホラーでも、メメント・モリ的耽美芸術な感じがエロかったりする。
ならば、ホラーに関わったが最後、エロくならない方がおかしいって事になるのでは?
素晴らしい!!!!
我輩は今後も、ホラーが乗算された結果引き出された万物のエロさを応援していこうと思う。
死を感じるホラーに触れることで滲み出るそれこそ、きっと生であり、性なのだ。
むしろホラーに触れるからこそ輝く瞬間なのかもしれない。
生きとし生けるエロなのだ…。
ということで、今後も怯えながらどんどん喘いでほしい限りである。期待していようぞ。