温泉卵が食いてぇんじゃ!!
ちなみに、〇〇を食べたい、が文法的に正しいはずなのに、〇〇が食べたいの方が口語的な耳馴染みとしてはスッと落ちる感じがするので、いつも悩んでいる。
そんなことはさておき、
お、おお、お、温泉卵が、食べたいんだなぁ…
我輩は温泉卵が好きだ。
小学生ぐらいまでは卵の黄身がめちゃくちゃ嫌いだったのだが、中学ぐらいのころ覚悟を決めてゆで卵を食ったら美味くて急に好きになった。
それ以来卵かけご飯、しかも温泉卵ぐらいの若干熱が通ったぐらいのものをよく食う(卵かけご飯の場合はレンジを使う、出来はいつもまばら)
で、本日。
山芋がずっと冷蔵庫で眠ってたのでそろそろ使わねば、という事でとろろにしたのだが、我輩は、とろろと言えば丼、そして海苔と卵以外に能が無いので、本日も同じ感じで食うことにした。
だが、以前も、その前も、ちゃんと温泉卵を作ったつもりが、なんか上手いこと剥けなかったんだよなぁ…
温泉卵って、どうやったら綺麗に剥けるんだ…?
本気でそう思ったので、さっそくGoogle先生に訊いてみると、卵の殻に穴を開けろとあるじゃないか。
なるほど、穴を開けることで中から熱が通り、周りの方だけ固くなり、剥けやすくなる、ということだな。
作り方は非常に単純。
1:鍋に水入れてめちゃくちゃ沸騰させる。
2:沸騰した頃に、卵をコロンブス置きしたときに下側に来る方に穴を開ける。
→開け方、包丁のこう、角で、
このようにコンコンしてりゃマジで開くのでとりあえずコンコンする。
コンコンしたあとがコチラ↓
※冷蔵庫から出したばっかなので濡れている。
ただしコンコンするだけでは貫通しないので、そこに、
爪楊枝をぶっ刺す。
そして、
3:沸騰したあと火は止めて、沸騰直後の湯が入った鍋に、穴が開いた卵を適当に放る。
すると放屁したかのように卵のケツから空気が漏れるので、オナラしてるね(´・ω・`)という気持ちで見つめたあと…
4:そのまま14、5分待つ。
…わけだが、その間に我輩はどんぶりの準備だ。
冷蔵庫から出し、温めた、
白米。
ほぐす。
とろろを、
適当にぶっかける。
ぶっかけた直後の我輩の心情:美味そう。
今の我輩の心情:写真うつり悪すぎて不味そう。
家にあった韓国海苔を、
要準備。
この時点で10分経過しているため、大慌てで、
適当に千切ってかける。
韓国海苔はごま油みたいな油が凄いので、千切ったあと手はすぐ洗う。
時間が来たのでさっそく卵をおたまですくい上げ、軽く水道水で流し(熱すぎて手につかめないので)、
ご開帳タイムだ。
剥くために、
まんべんなくヒビを入れてみたのだが、なんかおかしい。
※写真じゃわかりにくいがヒビ入れまくってる。
どうにか剥いてみたが、
剥けるとかそんな問題じゃ無くめちゃくちゃ漏れてきた。
これはまた失敗したのか?
と一瞬思ったが、すぐに己の認識の誤りに気づく。
もしや、温泉卵って…
割るものだったのか!!
割るもの…!!
だったのか!!!!
なんということだろうか。
我輩はてっきり、この柔い卵から、綺麗に殻を剥きとることが可能なものと思い込んでいたのだ。それが正しい温泉卵だと…思い込んでいたのだ。
この殻の内側に付いた白身。
これを残さずに済むと…
いやーアホすぎである。
やっば、今温泉卵がなんたるかを知ったわ(^o^)
と思いながら、
勿体ないので白身は指でこそぎ取って食い、
仕上げに丼へめんつゆをかけ、
せっかくなので、
卵を割り、
あとは美味しく頂いた。
にしても、できない事を必死にやろうとしていたのだな、我輩は。恐ろしいぞ。
あと、卵(目玉焼き等)にかけるのソースか醤油か論争がよくあるが、
我輩は絶対めんつゆをかけている。
これ、一回友人か誰かに言ったときめっちゃ引かれたので、それ以来誰にも言わないようにしてるんだが、今ここで言わせてもらう。
めんつゆが美味いと。
まあめんつゆっていうか、キッコーマンの本つゆ、ってやつだが、これめんつゆの括りで良いよな?
そもそも醤油とか刺身醤油しか無いんだよな。
刺身醤油なんかかけられないぞ、味濃すぎじゃないか?その上我輩は醤油を舐めただけで刺身を思い出すため、多分無理だ。
ソースも味濃そう。つかソースってなんのソースだよ。オイスターソースか?分からねぇ!!!
いずれもかけたいと思えない。
だがつゆをかけるなんてのは非常にマイナーなんだろう。美味いんだけどなぁ。
マイナーってことに気づいたのは高校上がってからぐらいだな。
なんでソースか醤油かっつってんの?え?である。
そして、つゆが、候補に無いだと…?といった我輩の混乱、教えてやりたい。
まあとにかく、
素麺にも卵にも合うキッコーマンの本つゆは最強だ。
※ステマじゃありません。
気が向いたら諸君も試してみてくれ。
そしたら論争にも片が付くだろう。