本日、腹が減って仕方がなかったので己のデスクの引き出しを漁ったらチーズ味のばかうけが出てきた。そんで、おせんべい…おせんべい…みたいな気持ちで食ってみたところ、ばかうまかった。冗談抜きで。また食いたい。
でまあ表題の件である。
メール覗き見をしていたときのこと。
精神疾患(手帳持ち)を隠し、求人応募してきた人ととある店が揉めているらしく、その、応募~現在に至るまで、約2ヶ月間ほどの時系列報告書みたいなもんを見つけたので読んでみた。
ざっくりまとめると、
・シフト制、勤務開始時間も変動、固定休は不可と事前に説明、問題ないと言ったはずなのに、あとからなんで休日固定じゃないんだ固定にしろ!と言い出す
・内定後、後出しで手帳持ち(しかも1級)と言い、それらを理由に配慮しろ!と言い出す
・面接担当が、えっ、手帳持ち…?と当初の話と違うことに戸惑い、一旦人事へ相談→結果内定取消説明するが「障害を理由に取り消しは違反だ!」と納得せず
※ちなみに一応調べると、これに関してはマジで告知義務違反にはならないらしく、内定取り消しは原則不可らしい。こういう応募者にとって不利な内容は、基本的には言いたくなければ言わんで良しとなってると。ただし訊かれて答えるときに虚偽を言えば経歴詐称とかになるため、採用担当者は慎重になる必要があるということだ。なのでこの言い分は間違っていない事となる。横暴だが。→このリンクに記載されている内容が最も明確でわかりやすい。
・前職の契約が残っていたのに辞めさせられた、と言い出す(面接時にいつからでも勤務OKと自分で言っているが)。
・ならば障がい者枠雇用でと勧めるも、一般枠での雇用がいい!と曲げないため、一般枠雇用=規定に則り通常通りで特別対応は出来ないこと、勤務形態にも納得頂く必要があると説明→それでも良いと言い、シフトに合わせて自分で障害関係通院も行うと約束
※この辺は謎だ。というのも1級手帳(恐らく精神疾患か発達系)持ちなら、障害者年金を受給している=日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの(常時他者からの援助が無ければ日常生活を送ることも困難)=就労不可判断で障害者年金を受給しているはずなのだ。それが、一般枠での就労となると、日常生活を援助無しで送れる判断となり普通は年金受給の対象外だ。ということは、年金不正受給になるんではないんか?というか1級の条件的に対面接客させるのはマジでクレームの予感しかしないため、採用担当も採用店も哀れでならん。
・とりあえず試用期間での雇用となるも、約一週間で、お前らが固定休にしない、時間も固定にしないせいで体調が悪化した、と言い出す
などなど…
ちなみにこれだけにとどまらず、新人の分際で業務上の間違いを絶対に認めず主張をし続ける(良し悪しの話ではなく単にルール系の内容、具体例で言えば保証期限等、有限を無限と言い指導者が間違いを指摘したら間違ってないと言い張るなど)、横柄を通り越してギャグレベルの無茶苦茶、どこから来るのか分からん自信過剰っぷりなどでたった2ヶ月であるのに既にもう一緒に働くのはいやだ、と周囲からの声が上がっているらしい。
加えて、ストーキング・盗聴等、複数被害を受けていると言い出したり(この辺の被害妄想っぽい内容を読んだときに、実は統合失調症じゃないかと感じた)、研修期間中の日誌記入(全員書くやつ)を拒絶し、無理やり書かすのか!パワハラだ!と言い出すなど。
それでも、働かせろ!と要望だけはいっちょまえで。
おい、郷に入っては郷に従えって言葉知らんのか?日誌も仕事の一部なんだよ書けや!(我輩だって書いたんやぞ!)と思った。
※ちなみにこれは結局店長判断で、そんなに嫌なら書かないでもいっかぁ…みたいになったらしい。解せん。
※また、この短期間で病欠、私用で急に休むなどもあった模様。
とまあこれらを一通り読んで、
うわぁ…これがモンスター労働者かぁ…
と恐怖を感じた我輩。
こんなに不満がある状態で、そうまでしてここで働きたいのか!?と言いたいぐらいの酷さだが、まあ職に困ってるんだろうな。
現在、こんなんでうまく行くはずはもちろん無く、どうにか丸くおさめ、もうすぐに雇用終了予定らしい。
この件で我輩が学んだ事は、採用時の面接に全てがかかっているということである。
いっそ、面接時の質疑応答テンプレ用紙に手帳持ちか記入欄設けたほうがいいとすら感じるが、個人情報とかなんとかで拒否られる、はたまた違法なんだろうか。住所も名前も生年月日も教えるんだから、それだけ拒否可能は無いんじゃないのか?
まあそのへんは分からんが、とにかく。
たかが面接されど面接。
この時点の判断が後に大きく関わるのである。
一瞬たりとも気を抜かず、見抜く力を鍛えないと、一歩間違えたら地獄の未来が案外身近に感じた。
今の世うんたらハラスメントと言う言葉と同水準でうんたらモンスターといった図太い輩も増えているわけだから、雇用者は相当の時間と労力を奪われてしまう。
気をつけねばならんな。