先日、一般公開されてWaitlist登録も始まったGoogleの対話型AI Bard。
公開されてすぐ、日本語で検索してもWaitlist登録ページが出てこなかったため、英語サイトのほうへ行き、そこから登録しようとした我輩。当然日本エリア対象外なので無理だったわけだが、なんとも切ない気持ちになったもんだ(つかなんで日本対象外なのか、アメリカ企業として日本は含めるべきだろ。泥よりあっぽーユーザーが多いことへの当てつけか?)。
そんな感じで、日本がエリアに含まれるのを楽しみに待っていたところ、ついにBingエンジンに引っ付いたGPT-4やChatGPTとBard比較したといった情報が出回り始めた。
そしてそれら曰く、現状では残念ながら、GPT系には性能及ばずといったところのようだ。
Googleは今回の公開は機能制限Ver.とかなんとか言っているようだが、いくら制限Ver.とは言え、はたして、わざわざ、自らの評判を貶めるような状態で公開するだろうか?
すでに遅れを取っている状態である。ならば制限とかなんとか言ってる前に、せめて同性能くらいはありますよと見せたいところではなかろうか。そうでないと今GPT系を使用しているユーザーやいったんBingに流れたユーザーを取り込む、または戻すことはできない。
ベータであるから完全完璧であれとは言わないし、通常そこまで求める人はいない(いたとしたらアホくらい)。
だがベータでもパブリックベータ、公開する以上は既存のサービスより優勢である点があるべきだし、そこを見せつけるべきだ。ベータは宣伝のようなもんである。いわばエロゲーお試し版。お試し版で抜ける雰囲気無かったら誰も買わんだろう。そういうもんだ。
それがまさか抜けない劣っていると見せてしまうとは。マーケティングとしては普通に考えてあり得ない話だ。全く得にならないような公開である。
そんなわけだから正直、制限版だから~(^o^)は言い訳だろと思っている。
そうじゃなかったら、ポンコツと見せかけてのフェイントか?
GPT-4を圧倒的に上回るとんでもない高性能っぷりを、後からドカンと出してくれたり…Bing完全リリース後を狙うために、今ょゎぃと見せる能ある鷹作戦ならばどんなに良いかと個人的には思うが、現実的に考えれば無いだろう。そもそもBingの動きに大焦りしてBard打ち出したあの感じからすると、そんなことはしなさそうなので、まあとにかく、Googleの純正AIには単純に期待したいため頑張ってくれと願うばかりである。そしてスナフキンを目指すのだ。