ボロボロ皇帝のボロ切れと塊

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。たまにExcel、家電、音楽等についても好きに吐いてる。

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。
Excel、家電、音楽、ゲームイラスト小説映画、性癖について等、何でも好きに吐いてる。

どうでも良いかもしれんが背景色変わっていくの見てくれ。
更にどうでも良いかもしれんがアイコンが息してるの見てくれ。


我輩は何にも制約されない身、
「耐えぬ」事を恐れないと決めたのだ!
我輩は好きなときに悪態をつく!
妬み僻み嫉みを背負い、
マイナーだろうが邪道だろうが
我輩は我輩の道を行く!
好きなものは懸命で不器用な諸君,
嫌いなものは器用で完璧を気取った奴らだ。
         

BingがAI統合検索エンジン発表してもGoogleから覇権を奪えるはずは無いんだった、という話

 

昨日、こちらの記事で、

Google検索エンジン界で王者に君臨し続けているのは、シンプルで直感的で自由度が高いからや〜とか最後に言ったが、では今、世が騒いでるように、本当にAIによってシェアの逆転はあり得るのか、ふと考えた。

追随するGoogleを引き離し、仮にBingGoogleより早く颯爽とAI統合型検索エンジンを引っさげ登場、Googleより強くなってニューゲームしたとして…

個人的な結論は、それでもBingが覇権を奪うなんてこと、現状まずあり得ない、である。そう、あり得るはずなんて無かった。

 

世界がGoogle検索エンジンまみれなのは、今やユーザーの意志、選択によらない、他の要因があるのだ。

というわけで、本日はその話でもしていこう。

 

まず、以下の動画をご覧頂きたい。

 

こちら、ブラウザのシェア推移である。

2012年後半から急激に伸びているChromeであるが、この時期何が起きたか。

 

そう、スマホの普及である。

 

我輩が高校生活を終え社会人となろうとしていたころ、それが2013年

我輩含めまだガラケー所持者もいたが本当に数名(片手で数えられるほど)。大多数がスマホユーザーであった。若者のほとんどがスマホを所有し始めた頃である。世界的に見てもスマホシェアが拡大した頃と言える。

 

では、更に、モバイル端末OSのシェア推移を見てみよう。

 

 

iPhoneユーザーの多い日本であるが、世界で見れば違う。Androidの圧倒的優勢

例えばAndroidスマホには、それぞれメーカーが独自に作った意味のわからんブラウザが入ってることもある。日本のキャリア物なんかにありがちだ。そしてそのブラウザにはこれまたよくわからん検索エンジンがホームページとして設定されている。

だがそのほとんどの中身はGoogleだ。

 

ちなみに、PCとスマホの出荷台数の推移は、

ざっくりこんな感じ。

出荷台数が多い=売れてるわけで、数年前から言われてるように、やはりPC持ってないがスマホ持ってる、スマホは1人1台以上といったことはこの数値からもわかる。

※コロナ巣ごもりテレワーク需要でPCが伸びてたとはいえ、とっくに頭打ちし低迷、アレは一過性の特需だ。

 

つまり、Googleの覇権取りはソフトウェアメーカーとしてハード(スマホ)シェアを取った以上必然で、その現状を覆すには根本から変えなくてはいけない、そして、Bingの覇権取りはWindowsPhoneが成功しない限り、あり得ないことなのだ。要は、失敗してるので今のところあり得ない、ってこと。

 

今のところ、としているのは、いずれスマホに変わるナニか(例えばスマートグラス的なものだとか)、スマホくらい、

ファッショナブルで、

日常に溶け込み、

所有が自然となり、

依存性を持つほどの、

ナニかが誕生し、バイス革命が起き、そのとき台頭するのがMicrosoftならば、逆転もあり得るかもしれない、の意。

だが今のところその兆しは無い。