ボロボロ皇帝のボロ切れと塊

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。たまにExcel、家電、音楽等についても好きに吐いてる。

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。
Excel、家電、音楽、ゲームイラスト小説映画、性癖について等、何でも好きに吐いてる。

どうでも良いかもしれんが背景色変わっていくの見てくれ。
更にどうでも良いかもしれんがアイコンが息してるの見てくれ。


我輩は何にも制約されない身、
「耐えぬ」事を恐れないと決めたのだ!
我輩は好きなときに悪態をつく!
妬み僻み嫉みを背負い、
マイナーだろうが邪道だろうが
我輩は我輩の道を行く!
好きなものは懸命で不器用な諸君,
嫌いなものは器用で完璧を気取った奴らだ。
         

我慢できずOpenSeaでのNFTアート販売に空っぽウォレットで挑む~初期費用掛けずに出品できたかもしれん~

※↓一番下にある用語解説の索引みたいなやつ※

 

 

先日この記事で↓


OpenSea初期費用掛かるから、取引所の口座開設せんといかんわ(´・ω・`)
(でもスマホじゃないから簡単本人確認できなくて即日開設無理だわ…)

 

と言ったが、

諦めの悪い我輩は、

空っぽMetaMaskでどこまで進められんだろ…

もしかしてそんまま販売できたりして…

と考えた。

 

というわけでイケるとこまで行ってみるかという考えで販売を進めてみた次第。無理なら無理でーすって言われるだろと思ってのことである。

 

 

空っぽMetaMask(ウォレット)についてだが、

取引所の口座すら開設していない我輩なので、MetaMask内に仮想通貨は一切入ってない

と言う意味での空っぽMetaMaskである。

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↑こんな感じ。

見ての通り0円だし0ETHだ。

 

手探りで始めてみて作成方法が分かったので記していくぞ。

 

 

①まず己のアイコンをクリックすると、

MyCollectionsと出てくるので、

③そこのCreate a Collectionから、コレクションという作品用本棚みたいなカテゴリ分類みたいなそんなもんを作成。※ここでブロックチェーンは何にするか選択する項目があるのでGAS代なんて払えない我輩はPolygonにする。

 

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適当に作った後、右上己のアイコンの左横にあるCreateを押すと、さっそく販売用作品をアップロード可能となる(というか、先にCreateで作品アップロード出来はするが、コレクションが無い状態だと名前無いヤツ、みたいな感じで作品登録されるので見栄えが悪い)

 

んでもって、作品アップロード後、名前を付けたり、説明をつけたり、たしかここでもブロックチェーンPolygonに選択。

で、下のCreateボタンを押すとNFTとして作品がアイテムとしてアップロードされる。

まだこの時点では販売されていない。

 

その後、作られたアイテムを選択し、右下に出てくるSellボタンを押す。

そこで販売価格二次販売されたときのロイヤリティ利率を設定(0.01ETH※現時点3300円くらい、と、10%ぐらいにした)。

色々決めたら確定し販売するわけだが。

ここで初めて販売する時はお金掛かるよ、次回からはかからないよみたいなことと、承認必要だよ、みたいなことが書かれた、つまり2点の注意みたいなポップアップが現れた。

それから、ウォレット(MetaMask拡張機能)がポップアップで承認するかどうかを訊いてくる。我輩は承認した。

その後、2度ほど処理落ちしたりした中で(無理やろと思ってたのでこの辺スクショ取っていないが)やっぱ無理だったんかなぁ…(´・ω・`)と思っていると…

 

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おっとできた!?!!?!?

 

Listed、である。Listedってなに?!と思いながら、だが今やってたことから考えると販売できたと考える方が妥当だ、シェアアイコン出てきているし。

 

それから別のブラウザで検索してみると…

 

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己の作品が検索結果に出てきている。

ちゃんと価格も出ているし…

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Buy nowボタンも有り。

 

 

これは上手くいったと思ってもいいのか…?

 

そんな事がありえるのか
売れて初めてはっきりするだろうが、売れる気がしないので分からん
まあとりあえず今は作品置き場ぐらいに考えておこう。

※念のためタブレットからSIM回線経由でも確認してみたが、問題なく販売ページは閲覧できた。

 

ちなみに、どっかで弾かれて出品は出来ないだろうと思っていたため、作品の質はなんともアレである。

ピクセル画が粗くなったり細かくなったりするだけのGIFで、以前作成してあったイラストからのスピード作成(何となく動かしとけぐらいの気持ちと、ピクセルアートにしとけと言う気持ち)。

 

 

このことで調子に乗った我輩。

図々しくも、

ブロックチェーンイーサリアムにしてGAS代どうにかできたりせんか??

という考えが湧いて出てきた。

 

せっかくなので実験的に確認してみたところ、最終段階で残高不足やで!MetaMaskのポップアップが出てきた。

またそのポップアップの下側に、拒否・承認の2つのボタンが並んで出てくるのだが、承認ボタンはグレーアウトしており選択不可な状態。つまり、請求が発生した場合はどう足掻いても逃れられないはずなのである(普通に考えれば当然だが)。

 

 

ということで、

この状態だと初期費用(アカウント初期化料)発生せずマジでゼロ円で出品できたことになるのだが、とりあえず1、2週間くらい消えないか様子見つつ(未だに半信半疑なため)、作品増やしつつやってみるとしよう。

コレクションも増やそう。GIF以外、違う作風も載っけていきたいからなぁ。数撃ちゃあたるでいつかどうにかなれと思っている。

 

もし仮想通貨取引所の口座を開設しておらず、空ウォレットのアカウントだけ作成した諸君がいれば

事実我輩が上手くいったっぽいので、そのまま出品を試してみてはいかがだろうか。

 

 

 

にしても。
供給過多になれば、希少性も価値も下がり、ブームも一過性のものとして去る、かも知れない。
もしそうなら、そこからが、NFTアートの本当の意味での複製対策済みな証明書つき暗号化デジタルアートとしての存在価値の見せ所だと思うが、
現時点では証明書も限定的な物でしかないし、その証明書に価値をおき利用できる場が増えない限り、NFTであるという事実はただのお飾りじゃなかろうか。
証明書に意味を持てるよう諸々整備されてはじめて、デジタルアートの形も変わると感じるのだが、やはりデータ(無形のもの)ってのは難しいな。

 

 

最後に、さらに色々調べて分かった仕組みや用語解説

minting(ミンティング)とは

:生成作業 仮想通貨で言えば新たなコインが鋳造されることにあたるらしい(mintingの訳が鋳造。鋳造とは:溶かして液体にして型にはめて作るみたいな意味、仮想通貨では擬似的な話になる、つまり生成)。NFTも同様にミンティングで生成される。

 

OpenSeaではLazy mintingを採用

Lazy mintingってなんやねん:Lazy mintingでは、厳密にはクリエイト時にはミンティングされていない。売買時(売り手なら出品時)にはじめてミンティングされ、そのときにNFT化するらしい。

そのため、売買時になってからGAS代が発生するのだが、そのGAS代は取引内容に応じて誰が払うか変動する
Buyers pay the gas fees when purchasing fixed-prise items.(固定価格商品は買い手がGAS代を払う)
Sellers pay the gas when accepting offers.(オファーを受ける場合は売り手がGAS代を負担)※オファー:価格交渉(詐欺オファーがあったらしいので気になって調べてみた→内容:ETHやWETH以外でのオファーも可能なため、空目狙いの激安仮想通貨でオファーが来る事が多発してたとのこと。これはシステムの弱点をついた感じではあるが、詐欺っつうんだろうか…?)


First Listing(初めてリスト化する)のときにInitialize account(アカウント初期化)が必要。の意味。

→つまりリスト化されていれば既に初期化済という事と思われるが、確認方法は無し。


オークションについて

:オークションはWETHトークでやりとりだが、ブロックチェーンにPolygonを選んだ場合にはWETHは使用不可そのためオークション形式を選択できず固定価格販売になる。


WETHとは

:ラップされたイーサリアムの略らしい。1:1のうんたら〜とか説明があちこちに転がってるが意味がわからん。

 

独自コントラクトとは

:NFTを誰が発行するのか、と言う点が問題点にもなってる。つまり、完全に自己所有としたければ自分で金出して自分で発行せい!ってこと。現状タダで出すにはOpenSeaに発行してもらうとかその他マーケットプレイス代理で発行してもらうしかない。デメリットは、己の作品なのに自分がオーナーになれないってこと(発行者がオーナーなため)。加えてサービス終了時に作品が消滅するかもしれんってことらしいな。メリットは既に出ているが、出費無しで済むこと。独自コントラクトにすると出費が5~10万ぐらい、まあつまりGAS代だな。個人的には、独自コントラクトにまでして出品するのはある程度名の売れたアーティストじゃないとキツいだろと思うが(赤字しか見えん)、そもそも独自コントラクトじゃ無いと売れない説もある(消滅可能性を危惧して)。

※最近リリースした日本のマーケットプレイスLEAD EDGEは一応独自コントラクト(Polygon)で、超安価出品可能。

 

IPFSとは

:分散型ストレージ。普通は中央集権的に1カ所で管理されているファイル(データ)を、小分けにして提供者のストレージに保存しておくよ、みたいな意味。イメージはパズルのピースってところだろうか。P2Pソフトウェアを知っていれば大体イメージはつくかと思う。ストレージ提供者には一応報酬があったりするっぽい。そのへんはようわからん。とにかく分散型ストレージの意味がIPFSってなだけ。

NFTだと、証明書部分はブロックチェーン作品データ(アート)はIPFSにしておくことで、サーバー管理を楽にする(容量面)、集中型のデメリットであるサーバーダウンを避けることが可能ということ。例えばAさんのストレージがぶっ壊れても、Eさんが同じデータを持ってるんでデータは飛ばずにアクセスできる、みたいな感じだ。