我輩は基本的に着衣が好きである。まあ全裸も好きだが、それ以上に着衣が好きだ。
着衣に勝るものはないと思っている。
隠される事によって引き立つ露出部、隠されるからこそ際立つ質感、そして生まれる想像の余地。
それはエロ以外の作品にも言えることではなかろうか…――。
でまあそんな感じの性癖なので、基本的にAIで生成するエロ画像も何かしら着せているわけだが。
本日、最近販売開始した作品に評価がついた。星の数は２つ。
なんとも低い評価だ。
まあしゃあないよな、DLsiteのときにもあったわ、と感じながら見ていると、評価だけでなくレビューもあるじゃないか。
高評価でレビューを書いてくれる人はいれど、低評価でレビューまで書くってのはよっぽどである。
一体なにがそんなに気に食わなかったのか。さっそく読んでみることに。
すると、なんと、布面積が広い、全裸が好きだからこりゃアカン、と書かれてるじゃないか。
いや…
タイトルに着衣って入れとるのに…？
着エロって、入れとるのに…？
説明文にもめちゃくちゃ着衣だからこそみたいなこと入れてるし、衣服を纏うとか、服を着たままとか、とにかく着衣に関連する言葉をふんだんに盛り込み着衣アピールを強烈にしつつ、全裸では味わえない的なことも言いまくって一周して全裸下げ的なことすら書いてるのに…？
なんでオメー買っちまったんだよぉ！
もう絶対に全裸はここには無いとわかるような内容なのに、なぜなのか。
全裸好きである己への挑戦だったのか。
挑戦するのならそれはそれで別に良いが、だからって全裸じゃない事を引き合いに評価下げんでもいいじゃないか。
残念な気持ちになった、そんな今日この頃である。
だがそれでも我輩は着衣を生成し続けるであろう。
なぜならばそれは我輩が人間だからだ。
※ちなみにそのレビュワーよく見ると、買った作品には良かれ悪かれレビューをつけるといったタイプだった。なのでめっちゃ嫌でレビューしたのではなく、習慣でレビューしただけなのだろう。深い感情が無いだけまだ救いである。
