⚠注意⚠この記事は無関係のキスチョコを罵倒している。
副所長A氏から頼まれたデータを即仕上げてみたら(気分が乗っていたので)、お礼にと、カ・レ・ドショコラという(以下めんどいのでカレドショコラ)、最近食ってるやつが多い、いい感じに高級風アピールしてくる紙で個包装されているチョコを箱で貰った。
わざわざ箱でチョコくれるとか、そんなにデータがありがたかったんだろうか。なんか貰えるなら今後も急ぐんだがなぁ。
我輩はカレドショコラと他のチョコの違いについて、形と包装紙以外にはよくわからない。分からないが、一応貰って一枚食ったりすることはあったので、味は知っている(種類色々あるよな、全部よくわからん)。
だが正直、こんな良い紙に包んどいて紙に金かけすぎやろwww味板チョコとそんな変わらんがなwwwと、めちゃくちゃ馬鹿にしていた。※板チョコは美味い。
そんなカレドショコラを、初めて一箱まるごと手にする我輩。味はフレンチミルク、らしい。まあ、ミルクチョコを洒落た言い方にしたってとこだろ多分。
さっそく開けてみることにした。
が…
開け方が分からなすぎて、即箱を損壊させてしまった。いやだって、ここから開けると思うだろ!!?!?
気を取り直し、正しく箱を開けると、カレドショコラは見た目の通り、アテクシ他とはひと味違う、芳香なショコラでありんすと、箱の中で自ら言っていた。アピールが激しい。
で、箱の中はなんか良い香りがした。チョコってより…書籍みたいな?なんと説明して良いかは分からんが甘い書籍みたいな香りがした。キモい表現だがこれがベスト。
あと、熟した果実のようなうんたらとか、書かれていたような?我輩はオレンジチョコ的な柑橘類とチョコ混ぜました、みたいな風味が好きなので楽しみである(※これは後に、抽選で当たるスペシャルなカレドショコラについて書いてあった文言だと判明)。
さっそく、1つひっつかみ、紙をめくって口に突っ込んだ。
どうぞ歯で噛んでくださいと言わんばかりの平たさなので、噛む。噛んで、ちっさくする。
うーん…
たしかに食感は滑らかだが、やはりよくわからん。
ちなみに我輩は、好きなチョコは?と訊かれても、チョコプリンとチョコアイス(基本mow)とチョコレートケーキしか出てこないにわかチョコ勢だ。知らんわキスチョコじゃなければ何でもええがな!
キスチョコはクソ不味い。
あのザラザラとした舌触りがまず嫌だし、その前に匂いが意味分からん。臭すぎる。スマンが本当に臭い。劣悪環境で育ち適当なもの食った牛のミルクにサッカリンとかの人工甘味料を、体臭強めのオッサンが素手で混ぜましたみたいな匂いがする。とにかく動物臭さが凄い。
※一応貰ったら食う。我輩は、貰って食わない食いモノはほぼない。
あと味ももちろん好きじゃない。あーキスチョコ…甘っ…(臭っ)みたいな味がする。あれは板チョコとは違う。
とまあ、このようにキスチョコ嫌いな我輩が、カレドショコラフレンチミルクを噛み砕いて食った結果。
よくわからん。
…しかも、
ちょっとキスチョコみたいな風味があるんだが…?
そう、恐ろしいことを感じてしまった。
いやさすがにそれはないだろ。さすがにさ。あのクソチョコとこの意識高いチョコが後味同じだなんて、あってはならないだろ。
きっと勘違いだ。
そう思い、頭に湧いて出てきたキスチョコを消し去るようにして、もう一枚手に取り、とりあえず食ってみる。
噛み砕く。
やっぱりキスチョコみたいな風味を感じる…!!!!
どう足掻いてもキスチョコを感じてしまう己の舌に絶望しながら、何でだろうなと思いつつ、その日は食うのをやめた。
それから翌日、さらに翌日、大体2枚ずつ食っていたが、食うたび食うたび、特別美味いとも感じず、鼻腔を突き抜けるキスチョコっぽさに毎度期待を裏切られる。
正直カレドショコラが悪いとは思えず(お高そうな召し物着てらっしゃるので)、多分己の舌に合わないんだろうな、と思いながら適当に消費していたが、そろそろ箱も邪魔になってきた。
そんな本日。
ちょうど貰い物のブラックコーヒーがあったので*1、それと一緒に帰り道、今日で残りを食い切ることを決意。
ちなみに、残りは大体7、8枚となっていた。
ブラックコーヒーになら、この甘いチョコ、結構合ったりするんじゃないの(^o^)?
そんなことを思って、ちょこっと楽しみにしながら、我輩は運転を開始したのだった。
最初はチョコをかじってブラックコーヒーを口に含むみたいなことをしていた。
が、どうやっても完全に別々でしか味を感じられず、面倒になって、一枚につきコーヒーひと口というスタイルで食うことに。
だがそれでもチョコはチョコ、コーヒーはコーヒー、と、それらが交わりあうことはない。
合う合わないとかではなく、ただコーヒー飲んでチョコ食ってるだけ。
もっとコーヒーにチョコ混じったみたいな味になるんじゃないのかよ!!!スタバのメニューみたいな味になれや!
と、憤慨しつつもとにかく食い続ける。
コーヒーの飲み方だとか、舌の上に乗ったチョコの位置だとか、無駄に試行錯誤するも結果は変わらないまま…
残り二枚となった。
その頃、我輩はまだ、チョコとコーヒーを口の中で交わらせることにこだわっていた。
コーヒーは常温。常温のコーヒーではチョコを溶かせない、それは知っている。
噛み砕けば混ざると思っていたが、噛むだけでは足りないのかもしれない。
なら己の舌でゆっくりチョコを溶かした後にコーヒーを飲んだらいけるのか?
新たにチャレンジするべく、二枚の内、1枚を手に取った。
良い包装紙を剥ぎ取り口に放る。
まどろっこしいがゆっくり溶かすべく、四角い状態だとやりづらいので一旦舌でひしゃげさせてみた。曲げて、曲げて、コンパクトにする。噛まないことをとりあえず意識した。
そんでとりあえず舐める。
その瞬間。
あれ(´・ω・`)?
なんか…美味しい(´・ω・`)?
えっ、ちょっと香ばしい感じがする?
なんだろう、ちゃんと美味しいような…。
変なキスチョコ感が無いぞ。
嘘だろ…
もしかしてカレドショコラって舐めて溶かして食うモノだった!?
ずっと噛み砕いてたからダメだったとか!?
そんな意味分からんことあるんだろうか…。
再確認のために、残りの一枚も同じように舌だけで食ってみる。
やっぱ…
ちゃんと美味い。
別にめっちゃうめええええとはならないが、とにかくちゃんと美味い。
あるから仕方なく食うわ~ってのではなく、ちゃんと美味しく味わえてる感じがする。
ふんわり良い香りというか良い風味というかが、鼻を抜けるような。
ええ…
我輩ずっと食い方間違ってたのか?
そんな、じゃあ書いとけよ。箱の内側に御託並べてねえで正しい食い方載せとけよ!!!!
舌で溶かしてくださいって、言えよ…。
若干損した気持ちで帰宅。
カレドショコラ食うときは、噛み砕かないように、という教訓であった。
まあ、よく考えたら、
チョコを溶かして食うことで、口の中に残っていたコーヒーがイイ感じに混ざった可能性も無いとは言えない。
よくわからんが、どっちにしろ噛み砕くのはNGなんだろう。
噛み砕くとキスチョコになる。
そういや先ほど、これを書くために、カレドショコラのあのオレンジのパッケージなんていう味だっけ、と調べたときに知ったのだが、公式曰く、フレンチミルク味はコーヒーと合わせろとのことだった。
我輩は無意識に(というか偶然)、公式おすすめの食い方を試していたらしい。いやぁ我輩の本能は凄い(甘いもんには苦いもんを誰でも合わせるだろ、ってのは言うな)。
*1:ちなみにブラックコーヒーも別に好きではない。とりあえず貰ったのでお茶みたいに飲んでいただけである。