お題「#この1年の変化 」ってやつに手をつけてみようと思った。
なんたって、ほら、
Amazonギフト券貰えるかもしれん(^o^)
※注意事項:ただし高倍率なので、もらえるやつは今世の運を全振りすることになる。
とか書かれてるじゃないか!!
動機は不純でも下心でもいいのだ、生きていくとは大体下心だ。
目先の欲に駆られる系として、試してみないわけにはいかないと思った次第である。
〜1年前の我輩〜
我輩は書く・描くが好きな人間である。
つまり文・絵といったものを作成することが好きなのだ(もっと言うと写真も音楽も好きだが、時間も才能も技術もないのでやむなく優先度を下げた)。
その作成したあとのイラスト類はこれまで、自己満のまま日の目を浴びることはなかった。
だが去年ふと思い立ってPixivに登録したのだ。たしか3月だった気がする。
なので、よく考えればPixiv一周年記念だ。
なんで急にPixivに登録したか、
なんかしねえとマズい気がしたからだ。
2020年、25歳になった我輩は年明けた瞬間からなんかしねえとマズい気がしていた。
(なのに3月まで何してたんだよって?そんなの知らん)
それを言葉で言い表すのなら
焦燥の一年
である。
今回はPixivについてではなく、この焦燥をテーマに話していきたいと思う。
何かと焦燥感が襲う一年であった。
要因は色々ある。
別にコロナで在宅が増えたわけでもないし、コロナ以前から自宅と職場の往復のみみたいな陰キャ童貞なので、「家に閉じこもるのツライもん」みたいなことでそうなったわけではない(むしろもっと家に閉じこもりたかった)。
言うなれば、何も変わらずここまで来た己が怖かった。
まだ若いだろと思われるような年齢であることは自覚している。
だが、何かしらの分野で芽を出していたり、開花していたりしている人間は、それが才能であれど行動であれど努力の賜物であれど、今の己より低年齢の者が多く目に付くのだ。
そうでなくとも!
大体の者が人生の幸せとかいう基準に収まろうとするじゃないか!収まるじゃないか!ハマるじゃないか!!
つまり、まだ若いとか言っておきながら、同時に、身を落ち着けるべき、もしくは結果を出しているべきとも言われるようなむちゃくちゃな年齢なのだこのアラサーというやつは!!
クソ!!好き勝手いいやがって!!!
そんなこんなでひとりで顔色一つ変えずに変わらなくてはいけないという、漠然とした形なき不安感と焦りに突き動かされた我輩。
だがこの身、落ち着くべきところはどこにもない(相手がいない)。
ならばもう一つの方だ。とりあえず動いてどうにか実になることをせねば…!!
そうして我輩はPixivのみならず、
Twitterのそういう系のアカウントを作り、インスタ一ヶ月(これは地獄だった)、Tumblr…etc
片っ端からSNSに手を出した。
これらをやり始めて、形なき焦燥感は消えたのだろうか?
答えは「否」。
むしろ募る一方である。
この形のないやつは言ってしまえばおばけだ。
変化を求める変化おばけが我輩を怖がらせているのだ。
変化おばけはずっと隣に張り付いて、変わらない我輩に焦りを植え付ける。
SNS上に見える多量の情報と比較対象を糧に、変化おばけは大きくなった。
心が休まらない。
目に入る全てが、
憎い。
憎悪嫌悪邪心の塊になり、気が狂いそうになった我輩。
ある日突然、耐えきれなくなった。
溜まりに溜まった1年間の、なんか心の中のヤバイやつ。
全部吐き出したい!
もうあとは勢いである。
気づいたらここにいた。
我輩は、悪態をついていた。
誰の目も気にならない(運営の目は気になるのでえっちな言葉やお下品な単語には伏せ字を使うが)。
誰のことも気にならない。
だってここは我輩の部屋!
仮に部屋の外に出ても襲い来る人はいない。
皆、部屋の中にいる。
見たい場所、興味を引くものだけを手にし、覗き見ることができる。
最高に気分が良かった。
毎日ほとんど勢いとノリの赴くままに記事を書いている我輩だが、
まあまあ長文なこともある(というか大体長文)ので、気づいたら時間は過ぎるし、徐々にSNSを見ることが減り、いつのまにかそれは無くなった。
本当に今の自分には不要だったのだなと感じている。
そしてこの場所こそが本当に自分の必要な場所だったのだろう。
1年前、変化おばけによって焦燥感を煽られた我輩。
変化おばけは今も隣にはいて、たまに顔を出すが、もう餌がないので小さいままだ。
代わりに得たい情報、得るべき情報といったもう少し良質な餌をあげようと思っている。
そうするとまあ割とこのおばけはおとなしい。
おとなしく、たまにあれすれば?これすれば?忘れてるんちゃう?と訊ねてくる程度なので、変に急かしてくることも無くなったのだ。
つまり、我輩はおばけと友好的な関係を築くことができるようになったのである。
このことはとても大きな変化と言えるだろう。
ちなみに我輩は性格がクソなので、変化おばけが現れる以前から、妬み僻み嫉みはデフォルトでよく抱く(ただ生きていただけなのにそんな人間になっちまったなァ)。
その妬み僻み嫉みにも度合いというものがあり現在の度合いは平常運転であるので、苦痛ではない(むしろ興奮してくることすらある)。だが、これに激しい焦燥感が加わると憎悪とも言うべきか、己の内側にたいへんドス黒いう○こが生まれ尋常じゃない状況になるのだ。諸君もう○こがあると不快だろう?そういうことである。
※おばけが食う餌がSNS上に溢れ返るゴミだったせいで、排泄物の質に悪影響を及ぼしていたという説もある。
〜現在の我輩〜
そんなクソな我輩であるが、
それでも過去の己と同じように、焦燥感から無茶な変化を起こそうとして苦痛で気が狂いそうになっている者がいるのなら。
お前、う○こは出すもんだぞ、溜め込むなよ。
そう言いたい。