本題に行く前に、
諸君はスクショとキャプチャの違いをご存知だろうか?
日本語だと、スクショ=スマホ画面、キャプチャ=PCデスクトップ画面、みたいな使われ方をしがちな気がするが、英語だとキャプチャよりスクショ=Screenshotが一般的である。
ってのを、最近海外分析ツールのサポートに問い合わせたときに知った。
確かによく考えたらキャプチャ(Capture)って、捕捉、捕らえる、とかの意味、つまりただの動詞であって、特定の、例えば画面画像を切り取る、または切り取った画像といった意味は無いんだよな。
もちろん、Screen Captureという言葉としてなら通じるし、Screen Capture Applicationといった使われ方もあるが、結局動詞以上の言葉にはならない。
対してScreenshotの場合は、動詞としても名詞としても使われている単語であるから、この一つの単語さえ使っていればいいわけだ。Send a screenshot.Can you screenshot? みたいな。
ここは一つ我々もスクショに統一したほうが、何かと楽そうだよな。
でまあ本題の件。
こちらの、
対応環境Windows95/98/Me/NT/2000/XPのWinShotが、未だに使えるマジで凄い、という話だ。
1998年、我輩が齢3つの頃。
コイツはとある天才の手によって誕生し、2009年で更新が途絶え、化石となった。そんなレガシーアプリケーション(ソフト)である。
そして時は2022年。
めまぐるしく変化し進化を遂げていくIT分野から逆行するようにして、なぜ我輩がこんな化石ソフトを使用することになったか、まずはそこからご説明しよう(不要かもしれんが)。
何をどうやってもマウスポインタごと、デスクトップスクショが撮れない:D
Excel系の記事を作成するにあたって、SnippingTool(WinOS標準搭載のキャプチャアプリケーション)を使用したり、PrintScreenキーでクリップボードからペイントソフトに貼り付けたりでスクショを撮る事が多いのだが、今回とあるExcel関連記事作成時に立ちはだかった壁がこれである。※これまでは特にマウスポインタ不要だったので気にしていなかった。
確かにSnipping Toolで無理なことだとかは知っていた。
だが、たかだかマウスポインタを消さないことにここまで難航するものだとは思っていなかったのだ。つまり調べりゃいくらでも方法はあるだろうと…
そんで、調べて出てきた拡大鏡をつかってどうのこうの…それも試してみたとも。
※解説:拡大鏡で必要な箇所を等倍表示したままPrintScreenでコピペすると、拡大鏡越しの画像はマウスポインタが映っているためトリミングして使える、という、検索すると即出てくる手法。表示を固定にするとかちょっとした設定変更が必要。
だがいざPrintScreenキーを押し、ペイントソフトに貼っつけてみたら、拡大鏡など無かったかのように跡形も無く消えてしまうではないか。まるで心霊のよう。
何でなんだ!!
そうこうしているうち、ちょろっと目についたのがこのWinshotである。
だがなぁ、外部アプリケーション入れるのあんまりなぁ…(※社内PC)
しかも監視ソフトに弾かれて使えんかもしれんしなぁ…(´・ω・`)
そんなことを思い一旦はスルーして、その他方法が無いか必死に調べるも…
だんだん眠くなってくるではないか。
まあそれぐらい探せないというわけだ。
結局諦めて、見ないふりをしていたWinshotを窓の杜からダウンロード(このときに対応OSを見て古スギィ!と思ったが、逆に安堵)。
もし要インストールなら監視ソフトにブロックされて詰むだろう。
それにもしかしたら、めちゃくちゃ古いからインストール不要で、イケるかもしれんなぁ。
などなど、もはやコイツにすがるしかないので、少々期待しながらさっそくzipを解凍し実行ファイル(exe)をダブルクリック。
すると!
普通に起動できるじゃないか!
シンプルに!
楽に!
インストール不要だからブロックされることなく!!
これなら社内PCで思い切り使えるぞーい(^o^)!!
ちなみに会社のPCはOSwin7。
10以降での利用だともしかしたらちょっとしたバグがあるかもしれんが、常時起動する必要もないし使ったら終了させておけば良いわけだから問題ない気もする。
※使えない、ってことはないと踏んでいる。なぜならば、大体のインストール不要系の古いシンプルアプリケーションは何らかの互換モードでイケることが多いから。シンプルだからこそだろう。
というわけで、
諸君もマウスポインタごとスクショしたいが無理、ってな場面に遭遇し行き詰まったら、
ぜひWinshotを使うことをおすすめする。
何度も言うが、インストール不要で使えるから安心だしな!ここマジで重要!!