昨日一昨日、いとこの家にいたのでその話の中の1つとして書こうと思っていたんだが、長くなりそうだったんで、とりあえず抜粋して一旦紅茶だけの話をば。
遡ること去年。
いとこの家に行ったとき、我輩は紅茶をあげた。誕生日プレゼントである。
誕生日ってもんにこだわりがあるわけではもちろん無く、むしろちょっと疲れるんだが、相手がくれるので、こっちも渡す関係がずっと続いているのだ(もしかしたら相手も同じことを思ってるかもしれんが)。
ちなみに我輩は紅茶が好きである。めちゃくちゃこだわりがあるとかでは無く、Twinings(普通のティーパックのやつ)を世界一美味いと思ってるレベルの好きだ。
好きな理由は、とにかく飲んだら香り良し美味いで最高に気分が良いから、というもの(ヤ○中の思うヤ○物みたいなもんやろなぁ)。そして、いとこ氏も紅茶が好きだ。
そんなわけなので紅茶で良いかと思い、去年いとこの家に向かう当日にいいもん売ってるところ(成城石井的なところ)で一番高い缶に入った茶葉、フランス銘柄のアールグレイを選択。たしか5千円くらいだったな。
調べたら即出てきたがこれ↑
当然自分は飲んだこと無いが(高いしTwiningsで満足してるんで)、不味いわけねえよなぁ、それにきっとめちゃくちゃ良い香りでもするんやろ、Twiningsの倍はハイになれるんじゃ無いか、という気持ちで期待してそれにしたわけである。
で今年いとこの家に行ったときも、また別の銘柄の紅茶を渡した。今回は3千前後。同じくアールグレイ(アールグレイばっかなのは、自分がアールグレイが一番好きだからである。昔はダージリンだった)。
※ここでちょっと良い紅茶茶葉を買う諸君に忠告。買うならネットで買え。実店舗とは金額差が1000円以上もある。保管状態とかは知らんが、そんな変わらんだろう多分。
ちょうど去年の缶茶葉が無くなりかけてたからよかった、と、いとこ氏。
それから、せっかくだしと、去年の方の茶葉で淹れてくれたわけだ。
前置きが長くなったが、ここからがその感想である。
このフランス銘柄、どっちかと言えばスパイシーな感じの香りであったのでどんなもんだろうと思っていたら、紅茶となった状態はとにかくめちゃくちゃ良い香りであった。
マジで花である。いや、華と書きたくなるくらい、良い香りだ。かぐわしい、っつう表現がふさわしいかもしれん。
そして飲んだその瞬間。
しっぶ…!!
舌に触れたのあまりにも渋い液体。というかえぐみが凄い。
言うなれば、相当香りの良いドライフラワーを煮出した、みたいな、そんな感じだ。香りはとんでもなくいいのに、Twiningsを飲んだときに感じる、良い香り…うまっ(^o^)良い香り…うまっ(^o^)を繰り返すあの癒やしは来ない。
うわぁ…これ失敗したかなぁ…まあでも良い香りだし一番よさげだったからしゃあないよなぁ…
と、若干の後悔のもと、めっちゃ香り良いけどこんな渋かったんだなと言うと、いとこ氏もやっぱ渋いよねとのことであった。うーんスマン。
その後。今度は今回あげた茶葉を使って紅茶を淹れたいとこ氏。
やはり良い香りである。去年のもんの方がかぐわしい花感は凄かったが、これも庶民品よりは良い物と思われるので(価格的に)、その分だろうか、香りはいいのだ。
だが、
し…ぶい。
最初のヤツをMAXのえぐみで5、Twiningsを0とすれば、3~4くらいのえぐみはあるじゃないか。
これらを飲んで我輩は思った。
良い紅茶茶葉って、香りの良さと引き換えにえぐみが増すもんなんやな…
と。
だが、その後調べたのだ。
そして気づいてしまった。
これ淹れ方ミスってるんじゃね!?
紅茶 渋み えぐみで出てくる検索結果がむしろそれしか無い。
思うにいとこ氏、超高温で淹れたのかもしれん。
我輩もこんなに意識して紅茶淹れたこと無いし適当でも美味いと思っていたが、実際渋くなっているわけである。だが、Twiningsは適当に淹れただけであんなに最高なのに、良い茶葉でこうも変わるその理由は何だろうか(そもそも去年あげたヤツ渋み少ないとか言われてるしな。嘘だろおい)。
分からんが、考えられるのはこれしかない。
簡易的なティーパックではなく、缶に入った良い茶葉は恐らく、淹れ方に気をつけないとイケないのだ。淹れ方まで指定してくる、お高く纏ったヤツなのだ。
あと、今調べて気づいたが、今回あげたのは猫二匹のロゴでよく見かけるやつ、JANATってヤツだったんだが(ジャンナッツと読むらしい。ジャネットかと思ってたわ)、それもフランスの銘柄だった。
もしかしたらおフランス銘柄は気をつけないとイケないとか、そういうのもあるんだろうか。
まあよくわからんが、今度からTwiningsの缶茶葉にしておこう。
無難だし、それが万が一渋くなれば完全に淹れ方が原因だとはっきりするしな。
※自分で買って確かめろと思うかもしれんが、何度も言うように、我輩はティーパックのTwiningsで充分なのだ。