ボロボロ皇帝のボロ切れと塊

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。たまにExcel、家電、音楽等についても好きに吐いてる。

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。
Excel、家電、音楽、ゲームイラスト小説映画、性癖について等、何でも好きに吐いてる。

どうでも良いかもしれんが背景色変わっていくの見てくれ。
更にどうでも良いかもしれんがアイコンが息してるの見てくれ。


我輩は何にも制約されない身、
「耐えぬ」事を恐れないと決めたのだ!
我輩は好きなときに悪態をつく!
妬み僻み嫉みを背負い、
マイナーだろうが邪道だろうが
我輩は我輩の道を行く!
好きなものは懸命で不器用な諸君,
嫌いなものは器用で完璧を気取った奴らだ。
         

【仕事量】周囲に目を配る力ってつまるところなんやねん【己のキャパ】

 

「ボロボロくんいつも何か捜し物してるよね〜♪」

そう言われた日のことをたまに思い出す。

 

 

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ようこそ諸君、我輩はボロボロ皇帝。

 

あれは我輩がまだ量販店員をしていた頃のこと。

※説明しよう。ボロボロ皇帝は今から約5年ほど前、家電量販店員をしていたのだ。

 

我輩は毎日ナニかに追われていた

売場づくりプライス貼替え分析資料作成POP作りセール準備品出し接客

売れ、作れ、残業するな!

売れ、作れ、残業するな!

である。

 

セール準備とは:翌日から始まるセールのための準備で(チラシ商材のプライス貼替え・セールチラシ貼り出しなんやかんや)基本的に夜で行われる。つまり可能ならセール準備のある日の遅出メンバーは、各部門セール準備要員と接客要員の2人はいることが望ましい(これは売り場の規模にもよるので小型・中型店はその限りではない。我輩は大型店にいたのでレジ締めなどの夜間業務も含めると、2人いない場合回すのがキツかった)

※セールっつっても毎週似たようなことをしている。

※我輩の昔の文句(過去ツイート)を見ると、あの時上にいたシフト作成者のクソ野郎が、セール準備の日、毎回我輩の部門だけは我輩一人にしていた挙げ句、手伝うとか口だけほざきながら一切手伝わなかったらしい。マジでクソッタレじゃねえか。すっかり忘れていた。今更だが憎たらしい。

 

 

とまあ、毎日意味わからんほどやることも多く、全部仕上げろ売上も取れってな感じなのに残業するなという矛盾環境で、サビ残が普通になる恐ろしい環境ではあったのだが、我輩の脳みそは素晴らしくお気楽なので、楽しかった、と記憶している。

まあこれは思うに、我輩の楽観主義思考だげが要因ではなく、

売れない、やること多い→ノルマ未達成=不安

お買い上げ!→アドレナリン爆発脳みそハイ

という異様な波を毎月繰り返していたので、薬中患者みたいな状況になっていたことも然りだろう。事実、我社の販売員はなぜか口を揃えて「楽しい」と言う。薬漬けと同じだな。

 

また、我輩の場合、職場環境の中でも人間関係においてはよかったほうだ(我輩が楽観思考なのでそう感じていただけかもしれないが)。なんだかんだ職場で上手く続けていくには人間関係が重要である。どんな苦痛でも人間関係一つで楽しくなったりするものだ。みんなで苦を分け合うのだ…(恐ろしいな)

 

そんな楽しくも忙しなく、常にあちこち走り回っていた我輩。

ある時、女性先輩社員から言われた。

冒頭の言葉、

「ボロボロくんいつも何か捜し物してるよね〜♪」

これである。

 

いや探したくて探してるわけではねえんだけどもな。と我輩は思いながら、なんと答えたかは覚えていない。ヘラっと笑ったかもしれない(笑うしかないしな)。

 

事実、我輩はナニか探しものをしては別の何かを無くす、という、ハリーポッターで言えばネビルのような(まあネビルは何を忘れたかも忘れていたが)、とにかく激しく無くし探し忘れを毎日のように繰り返していた。もはやキチ○イレベルである。

探すという行為はとんでもなく非効率な動きだ。

今の我輩であれば発狂モノである(我輩は己がこんなんだった癖して効率が悪いことが嫌いだ)

だが、直しようがなかった。

 

酷い例を一つ挙げるとすれば、一度、折りたたみ台車に乗った品出し中の山積みプリンタという存在感しかない塊を、接客に入った途端に忘れて売り場に放置して退社したことがある。この時、当時のクソチーフのGさんに社内LINEでブチギレられた(これはさすがに我輩が悪い)。

※クソチーフGさんがなぜクソと呼ばれるかはこれを読んでくれ↓

wornoutemperor.hatenablog.com

このように我輩は物の大小問わず、本当に何でもよく忘れていた。 

そんな当時、人の動きもよく読めていなかったと思う。というより、そんな余裕はなかった。日々、己に降りかかる業務で精一杯だったのだ。

 

もっと周りを見ろ!

 

そんな事言われたって周りなど見てられない。目の前を見て転ばないようにするだけで必死だ。それでも転ぶというのに!!

形ばかりのメモ帳を持ち歩きメモをとるなんてまるで無理。余力も日毎ゼロになる。

ひたすら走り回る毎日。立ち止まって考える余裕が無い!!!

 

我輩はあの頃を思い返し思う。

完全にキャパオーバーだったと

 

 

我輩は今、部署異動を経て、年月も経ち、十九、二十歳だったあの頃とは全てが違う。

業務内容的にも余裕が持てる課であるし(嫌がるやつは嫌がるような業務内容で忙しいときは吐くほど忙しいが)、一応積み重ねてきたそれなりの経験もある。どこで力を抜けばいいかも分かるようになってきたし、立ち止まって考える時間だってある。つまりあの頃と比較すれば余裕のよっちゃんである

 

余裕があれば言われなくとも勝手に周りが見える。

そうして見渡した周囲には、余裕こいて座ってる奴、人の顔色を見て動いている奴、怠けている奴もいれば、

あの頃の我輩のようにバタバタと動き回っている別の課の社員がいたりもする。

 

もっと自分の立場を理解しろ

もっとパート社員のこともよく見ろ

もっと周りを見渡せ

 

きっと彼らには難しい。

自分のことで精一杯なのだから。

 

ならばキャパを広げろ。

そう思うだろうか?

まあそうなんだろうが、そんな簡単なことでもないのだ。

人それぞれキャパの広さ、つまり業務を請け負えるだけの容量が違うことを知っている。

そして任されている業務量だってそれぞれ違う。

なんだかんだ様々な偏りがあるのだ。

 

周りを見ろと言っている人間には大体余裕がある

それが意味することは、すなわち「ほとんどの場合において、彼らが特別すごいわけではないということだ。

余裕がある立場(業務)だったり、うまいこと力や手を抜く加減を分かっていたりと、彼らは、

己に余裕を持たせる術を知っている

それだけなのだ。

だから視野も広がり、そこで慌てふためく者も目に付く

(そして広がった視野は場合によってはただの俯瞰視点で、バタバタしている奴がバタバタしないための根本的解決が出来なかったりする、現場をわかってないとか言われている上役がその典型)

 

つまり、

周りを見ろ、見る力を身に付けろ

余裕を持つために経験を積め、クソ真面目になるな

これに尽きる。

 

 

今、まさに周りを見ろォオ!と言われたり怒鳴られたりすることがある諸君がいれば。

そういうわけだから、「自分には、周りを見る力がないのだ」なんて悲観しなくても良い。そして自分のことがおぼつかない状態で無理に周りを見ようとなんてしなくていい(無理したらガチででっかいミスするぞ)。目の前のことに精一杯で、まずはそれでいいのだ。

自分のことがこなせるようになったら少し力を抜こう。そしたら余裕が生まれて勝手に色々見えてくる(まあそれでも見えない事もあったりするが、それは単純に集中力が足りないだけだ)。

それと、クソ真面目真剣さ違う。常に真剣であったほうがいいとは思う。

ま、そんなこと言われなくともって感じだろうか。 

 

 

 

 

補足であるが、

これは主にペーペー平社員の諸君へ言っている。

なぜならば、

「管理職に1〜10まで説明した上で引き継いだクレーム対応が、なぜか回り回って結局手元に戻ってきて自分で全部終わらせた」という管理職に対する嫌な思い出があるからだ。(マジでコイツ無能過ぎて○してぇと思ったし、後から謝られたが謝るより頭回せと思った)。

 

なので、管理職はそんな甘えたこと言うな!テメエの能力買われて(もしくは上に媚び売ってだが建前上は能力だ)出世してそれなりの金貰ってんだろうが!もっと動け!もっと頭使え!

つーかテメエらが余裕ぶっこいてるから下に皺寄せが来て余裕持てないんだろうがよ!!!バーカバーカ!!

 

 

ああ、だが、希少価値の高い、【誰よりも頑張って今の地位についた管理職】は応援している。

そういう人たちは昇進前から誰よりも動き努力している(身近にいるので分かるのだ)。

 

なんだかよくわからんくなってきたが、我輩は、悩み懸命な諸君と自分よしよししたい。

無性によしよししたい。

されたい