ボロボロ皇帝のボロ切れと塊

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。たまにExcel、家電、音楽等についても好きに吐いてる。

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。
Excel、家電、音楽、ゲームイラスト小説映画、性癖について等、何でも好きに吐いてる。

どうでも良いかもしれんが背景色変わっていくの見てくれ。
更にどうでも良いかもしれんがアイコンが息してるの見てくれ。


我輩は何にも制約されない身、
「耐えぬ」事を恐れないと決めたのだ!
我輩は好きなときに悪態をつく!
妬み僻み嫉みを背負い、
マイナーだろうが邪道だろうが
我輩は我輩の道を行く!
好きなものは懸命で不器用な諸君,
嫌いなものは器用で完璧を気取った奴らだ。
         

全部飲みました(^o^)

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某量販店のとある部署に所属している我輩は、ここ1ヶ月ほど、ずっと会社にあるお茶を飲んでいた。

そのお茶は某空調メーカーからの頂きもので、ここ最近は、毎年3ケースほど持ってきてくれる。

多分、みんなで飲んでね今年も(拡販)よろしく(^o^)みたいな意味合いだろう。

 

 

だがそのお茶、まじで誰も飲まない

飲まれることなく、所長の席のすぐ後ろあたりで積み重ったまま、夏が過ぎ風あざみ

 

それから冬が近づきくとようやく所長が思い出したように開けて、ホレホレと適当にその場にいる人へ渡すのだが(これを開封の儀と呼ぶ)、なんせ3ケースである。なかなかに減らない(あと所長もその時が過ぎたらまた忘れる)。

 

そんなわけだから一昨年は我輩が1ケース頂き(このときは承諾を得た)、去年も恐らく1ケース分ぐらいは我輩が飲み、今年は我輩の席が移動となって所長の近く、すなわちお茶との距離もめちゃくちゃ近くなったことで一日最低2本消費するペースで、恐らく2ケース分ぐらいは我輩が飲んだかもしれない。というか飲んだだろう

出勤して即箱から取り、開けて一口、仕事の合間もめちゃめちゃ飲む(こいつのおかげでいい感じに水分補給できている)。

その、飲みきったのがちょうど一昨日

いや厳密にはまだ3本、己の席の引き出しに入っている。

残り少なくなった時点で邪魔だったダンボールは早々に潰して、適当な場所に挟んだのだ(捨てろと思うかもしれないが、いいんだこれで)。

で、今日も当たり前のように我輩は己の席からそのお茶を取り出し、飲みながら仕事をしていた

するとなにやら、すぐ後ろの方で所長が探してものをしている気配がする。

 

所長「あれ(´・ω・`)?」

副所長S氏「どうしました?」

所長「この辺にお茶ありませんでしたっけ?あれ〜?」

副所長S氏「あーありましたね」

 

えっ…(((^o^)))!?

今たしかにお茶って言ったよな?

お茶ってアレしか無いやん!!

嘘だろ!?今探す?!今までずっと放置してたのに?!

つかあなたの目の前でずっと飲みまくってたのだが…!!!!

 

内心大焦りしている我輩のすぐ後ろで、なおも所長はしつこく探し続ける。

 

所長「あれー、あったのにな、どこにいったのかな…もう全部なくなったのかな」

副所長S氏「うーん…」

所長「あれがあったらちょうどよかったんですけどね、どこいったんですかね…誰か片付けたのかな?Hさん、知らないです?」

配送工事課H氏「うーん…あー…」

所長「〇〇さんが知ってるかな…?」

 

おそらくその時その場にいた所長以外の全員が犯人は我輩だと気づいていただろう※こんなにお茶を飲むやつ我輩しかいない。

だが誰もそのことは口にしないでいてくれた

そして我輩は決して振り向かなかった。パソコンのモニターを見続け無視を決め込んだ。

 

考えてもみてくれ。あー、我輩が全部飲みました(^o^)とかあまりにも言いづらい。それに、我輩が飲んじゃった☆と言ったところでお茶は返ってこん。無いという事実、結果は変わらんのだ(机の中のはノーカン)。

そもそも、あんなに無関心だったくせに今更…!

いやまあ無関心だから我輩がガバガバ飲んでても気づかなかったんだろうな

 

…それとも我輩の正直さを試したのか?わざとか?

とかなんとか思うほど、ずっと後ろで「お茶〜(´・ω・`)」と所長は探していた。

それからようやく諦めちょっと離れた所長(なんか、外部業者契約か商談かなんかで出そうとしてたっぽい)。

入れ違いに我輩に近づいてきたH氏む、来たな…!と思いながら視線はモニターに向けたままに身構える。

H氏「ぴ茶」

我輩のデスクに堂々乗ってるお茶を見てH氏が言う。

我輩「…はい」

H氏「飲んだ?」

我輩「飲みました(我輩しか飲んでないやろなぁ)」

H氏「そっか。1日1本ペースぐらい?」

我輩「そ…うですね(そんなもんじゃねーな)」

H氏「じゃあしゃあないね」

そう言って去っていった。

 

ちなみに、これは我輩のお茶だ、という気持ちで我輩は毎日飲んでいた。誰も飲まないからな。いいだろお茶ぐらいくれよ!!

そして、お茶飲む(^o^)?とさも己のお茶かのように、バイト生にも数本あげていた(飲み物代浮かせたいなら勝手にとってね、とか言ってたが、勝手に取らないため渡していた)。

 

あれは我輩のもんだったのだ。

許せ所長。