首の直径ギリギリな服のボタンを留めると首が絞まる感覚というか喉元が詰まった感覚に襲われ息苦しくなる。
という状況と完全に一致した感覚が、全く襟も詰まってないのに急に起きた。
それは、昨日、某家電メーカーとオンラインミーティングしていたときのことである。
と、その前に、そのメーカーの人(中年眼鏡おっさん)が、ミーティング中、何を言うんだったか忘れたとちょっと焦っていたのだが、その時「あっ…二番目にお伝えする件…わたくしど忘れしてしまって…どうしましょう…」と言ってて、なんて、品があるんだ…と思った。
焦ったときにこんな言葉選びできるだろうか。我輩には無理である。日頃の言葉遣いがクソだからな。こういう人間になりたかった(意訳:なれん)。
でまあ、なんやかんや所長から話を振られたりして、適当に話して、といった感じで進み、ミーティング終盤頃。
急に、喉の、こう…
ここ。
ここに襟詰まってます、苦しいです、みたいな感覚がやってきた。
もっと分かりやすく例えるのであれば、この部分を指で押してみたときと全く同じ感覚である。もう本当にそっくり。それがベストな例えだ。
で、おっと苦しいぞ、と思い喉元に触れるんだが何もない。ただ肌に触れるのみである。
なんやねんと思いながら、ミーティング終了後。
それは消えることなく続き、気になるたびその窪みを指で触ったり押したりしながら、そうこうしているうち休憩時間がやってきた。
んで、ネットで検索である。
喉 絞まる 感覚
すると即出てきたのが咽喉頭異常感症、別名ヒステリー球だ。
ちなみにヒステリー球については数年前調べて知っている。特に自分に症状が出ていたというわけではなく、喉系で心因性の何かがないか興味が湧き、調べたら出てきただけだ。
出てきた検索結果に、いやヒステリー球って…という変なショックを受けた我輩。
だが次第に、いやありえないだろ、と思い始めた。
ストレスと無縁ではない。確かにストレスには晒されているが、もうコロナ後一過性メンタル不調は自力で解消し、えも言われぬ虚無感は沸き起こることもなく現日常であの恐怖は消えている。
ミーティングも普通だった。ちょっと楽しく感じていたくらいである(基本言いたいこと言ってるだけなんで)。
それが急に、ヒステリー球って…。
さすがにこの検索結果は流行(メンタル系)に乗っかってるだけやろ!
まず状況を整理したときに、
我輩はまだコロナ後の咳が完全には治っていない(この2,3日ではだいぶマシになっているが)。
病院に行ってない。
痰絡む。
といった、病み上がり症状があるわけだ。
そんな中で、この喉の詰まり感が加わった。
これを、急に発症したヒステリー球と考えるより、普通に喉に何かが起きていると考えるほうが自然でる。
というわけで更に調べていった。
やっぱ多く出てくるのは、ヒステリー球である。
・のどの違和感(不快な感じ、乾燥した感じ、つまった感じなど)がある。
と書かれているとある病院のサイトを見つけた。
良かった…ヒステリー球以外にもちゃんと当てはまる候補がある…。
そりゃそうだよな。なかったら大変だ。喉詰まった感覚に襲わたら全員心因性とかやってられんぞ。
もはや安心材料探しでしかないし、さすがに病院行け、であるが…
夜中飯食ってからそれはなくなり、今起きてからも特に無い。
一体何だったのか謎だが、病院には万が一二度目が起きたら、そして咳が悪化してしまったら、行こう(咳もマシになってきたんで)。
あと、よく考えりゃ飲み物足りてないのかとも思った。つまり喉の乾燥だ。乾燥であんな風になるのかは初めてのことでよくわからんが。
今日は多めに持っていこう、と思ってはいる。