※今日は自分を褒める。
本日修理業者I氏に呼び止められ、
人いなくて大変でしょう、なんで人入れないの!
と言われた。
今更なんのこっちゃ、と思いつつ、
いや入らないんですよ。というか最近派遣二人入れて二人共立て続けに辞めたんですよ?
と事実を返したけどな。I氏は、うーん…と唸っていた。
なんでI氏がわざわざ我輩を呼び止めこんなことを言ってきたかというと、現場から事務所に電話したとき、誰も電話に出てくれず、折り返しも数時間後にしかかかってこないなど、困っとんのや、と言いたかったから、っぽい。
我輩は、いやぁすいませんね、ホントに手空かないんですよ、と、まさしく苦笑の表情で答える。
それはわかるんだけどね、でもさ、といったことを言うI氏。
だが正直I氏が要領の悪い動きをしているのも事実。
例えば現場からかけてくる電話。
それかけなくてもいい方法あるんやで。
つかなんで夕方にかけてくるん?
夕方更に人いないんよ?
前にも言ったやろ?
忘れたんかな?
と、毎回思ってはいる。
が、それをド直球に言うとマジで喧嘩になるだけであるし非生産的っつうやつだ。
それに、一応年長者は敬うという心も持ち合わせているし、別にI氏のことが嫌いなわけでもない(たまにジジイ過ぎてキレそうになるが)。
そんなわけで、まずはウンウンと聞きながら、同調と説明をしていく。
ちなみに最近ハッキリと気づいたが、我輩は結構相手を納得させるのは上手い方らしい(主に仕事仲間)。
普段呂律も回らないクソ滑舌だが、たまに自分でも驚くほど急に饒舌になる瞬間があるのだ。
それが、めちゃくちゃ不平不満を言われたときである。
これはこうでこうだからこうなんや、だからしゃあないんやで、と共感同調を挟みながら、流れるように説明出来る。すると結果、そうか、じゃあしゃあないか、うん、わかった、と相手の理解、納得を得られる、と。
あんまり考えてやってる事ではないので本能的なアレなのだが*1、今回もそんな感じでI氏の抱える問題を聞き、同調の最後に、相手を否定せずに、何が問題でどうすべきか、まで提示*2。
若干理解まで時間はかかったが、すると、そうか、そうしたらいいのか。分かった、じゃあそうする、と最後には素直にそう言い納得してくれたI氏。
※正直今思えば、我輩が言わんでも普通思いつくやろ、程度のこと言った気もするんだがな。今の自分のやり方がベストと思ってると、思いつかんのかもしれん。まあ人間そういうもんだよな。
そして同期K氏に、かくかくしかじかI氏がパンクしてるから気にかけといてねよろしく〜(^o^)と言って退社。
これでバカ忙しい時間帯のI氏からの電話は減って我が課の負担は軽減、I氏も現場で焦らずに済むし仕事を回しやすくなるだろう。しばらくは(しばらくしたら元に戻りそうだからな、I氏の性格的に)。
お互いにとって良いことだ。
久々に意味のある事をしたぞ!
そう思った今日この頃である。
*1:もちろん上辺だけの同調とではない。てことは相手の言ってることも理解できるから可能なだけかもな。理解を得るにはまずは理解が必要ってこったな。まあ立場的に全体の状況を把握しやすいためでもあるし、業務の動き、仕組みも広く分かるからってのもデカい。結局知見知識に回帰するんや!
*2:詳細:要は、I氏は現場に出ているときに、部品が入荷し揃って2回目修理訪問(部品交換修理)必要なお客に電話をして日程を調整したい、と。だが、実際日程調整はシステム上事務所の業務PCが目の前にないと厳しい。結局、I氏は業務PCを目の前にしている内勤社員に電話をして空いている日を確認→お客に電話→また事務所に電話…とお客と事務所との仲立ちみたいなやり方で日取りを決めようと日々奔走いるわけだが(多分このやり方が癖になっている)、繁忙期は内勤者も忙しい。だから電話に出てられない→それに対してI氏はみんな忙しいのはわかるが困ると言っているわけだ。が、いや現場から電話かけずに済む方法あるやろ、と。現場出る前に、日程調整が必要なお客のリストでも事前に内勤社員(我輩はサービス三課だが、〇〇さんと▽▽さんに渡すこと、と、サービス一課社員をちゃっかり指名)に渡し、頼んで、内勤社員から日程調整してもらいなはれ、現場で仲立ちするなと。これを分かりやすく丁寧に説明した。電話とは、後回しにされがちである。現場から電話なんてするからそんなことになる。で、他の修理業者はどうしているのかというと、自分たちで上手いこと計算して出来ている。I氏はやっぱり要領が悪いから内勤社員が手伝わないとパンクするのだ。