コロナ後から、案の定まだ続いている咳(案の定=昔から風邪引いたら咳だけ半年くらい残る、いわゆる咳喘息体質なので)。
と言っても、そんなゲホゲホし続けるわけでもなく、昔なら普通に耐え忍んでいた程度のもんだし、多分病院へ行く面倒さも相まって、我慢する人が9割なんじゃないか、と思うレベルの咳だ。
普通に喋れもする。
食事にも支障はない。
咳で阻害されたら最も地獄と言える睡眠時なんか、まるで問題なし。何なら家では一日数回しか咳はしない(多分あんま喋らない&エアコン無しが好効果)が、厄介なのは唯一勤務中である。
勤務中も喋る時間が短ければほぼ影響なし。だが忙しいとぶり返すし、なんだかよくわからんが胸骨だか肋骨だかが咳き込む回数が増えていくと「パキッ」と言い出すんで、痛くはないにしてもなんか不快である。
で、その程度の微妙な咳で、今回、病院に行くぞ!と決意に至った経緯としては、
・今までは全く病院に頼ってこなかった、つまり時間が解決するに任せ、長引く咳の根本的な原因解決を試みなかった。
・小4くらいから年中痰絡んでるみたいなこれまた微妙な違和感と共に過ごしてる=さすがに変。
・放置したらまた3,4ヶ月は最低続く、地味だがストレス。
と、まあ色々あるが、めんどくさいがこれを機に病院に行ってみたい、と思ったのが一番だな。
で、当日。
我輩は15時まで寝ていた。
朝6時まで起きていたため、眠かったのだな。もう今日は行けなかったら行けなかったで良いや…程度に考えていた。
そして起きて、病院、どうしよう…という気持ちで、元々行くならここと決めていた咳してても外来受診可能でGoogleレビューが驚異の4.8な病院を検索。
まだ時間大丈夫そうだな、と思いながら、それでも起きたてで怠いんで行くかは悩みつつ、ちょっと何かを食い、動いたおかげで脳が覚醒したので、一応まだ(時間的に)イケそうなら行くか、の気持ちで電話。
すると感じのいい看護師っぽい女性が電話に出て、時間もまだ大丈夫なこと、病状を軽く訊かれ、コロナ関連の問診を細かめに受け、外来受付17時までだけど可能な16:30までに来てねと言われ電話を終えた。
で、急いで風呂に入り適当に支度をして病院へ。
頭の中では3,4kmくらいの場所と、なぜか勝手に思い込んでいたが、9km弱とそこそこの距離でしかも都心部の混雑エリアだったため、16:37くらいに到着。
到着時は電話を入れるよう言われていたので電話をすると、ちょっとして看護師が来た。
コロナ対策で待ち時間は車待機である。
問診票記入等をして何度か看護師が行ったり来たり、医師が対面受診可能になれば看護師がまたやってきて院内まで案内してくれる、という感じであった。
院内へ案内してくれたのは、恐らく感じの良い電話応対をしてくれた人だろうと思われる看護師で、「ボロボロさん、もしかして前にもお電話されてますか?」と訊かれた。
前ってのは数週間前である。問い合わせのとき、確か名前を聞かれたのでその質問自体には別に違和感なかったが、めっちゃ放置してる奴感出てちょっと気まずいなという気持ちで「あ、はい、してますね、結構前にも…」と答えると、「あ、やっぱりそうですか、たまたまお名前残ってたので」とのことであった。時間がなくて…と、だから何やねんな言い訳を思わずしてしまった。
それからまだ続いてるんですね、そうですね、みたいな会話をしながら院内到着。
(ここまで、そしてここからも、マジで全体的に好印象な対応であった)
それから医師と顔を合わせ、診察ってやつだ。
症状を説明、質問され、答えたりなど…医師は丁寧に話を聞いては、なんだかちゃんとメモってくれており、そんな様子を見ながら我輩は、おう、これがGoogleレビュー高評価たる所以か…とか思っていた。
で、聴診器で肺の音を聞かれ、肺に関しては問題なく大丈夫そうだ、という話だったが、国の方針かなんかで、バカみたいに咳が長引くやつはレントゲン撮れとなっているらしく、レントゲン撮影。
で、現像まで5分とのことで患者用ベッドみたいなスペースで待ち、それから呼ばれ、肺キレイやね、大丈夫やね、これが血管やで〜これが心臓やで〜と教えてくれ、ほうほう、レントゲン撮影画像の説明まで丁寧やな(家族の付き添い病院等で学んできたが、大体の医者がレントゲン画像の説明はほぼしない)、と感じつつ、ところでレントゲンなんて撮ったらお高くなりまへんかな?みたいなことを考えながら話を聞いていた。
ちなみに医師からは、
今までアレルギー持ちと言われたこともない、そういう診断が下ったこともなく、鼻炎、蓄膿も無いんですよね
と何回か訊かれた。アレルギー持ちじゃない状態で、これだけ長引くのが珍しいらしい。しかも鼻水も無し。
で、確かにアレルギー診断下ったことはないのだが、我輩はそもそも病院というものにこれまでほぼかかって来なかったので、鼻炎蓄膿は無いにしても、アレルギー持ちかどうかは正直自分でも知らんと言える。
そういった意味で、「病院あんまり行くことなかったので」とか「言われたことはないですね」とか「咳は今まで風でも長引いてたが病院来たのは今回初めてで」とかなんやかんや、自分のことがよく分からんやつであるというアピールをしてみた。
で、最後にそういや年中痰が絡んでるっぽいんやが…でも出せないし出しても透明なんや…と話してみて、最終的に薬は3種類処方に決まった。
・フスコデ配合シロップ(要冷蔵)
・モンテルカスト(寝る前)
これらを二週間分である(一週間後に来れる気がしないので(めんどくて)二週間分お願いした)。ちなみに薬処方時も丁寧に説明、相談をしてくれた。
この小青竜湯というカッコいい名前した漢方については、コロナ後の後遺症の咳に効くらしい。
漢方は飲める?と訊ねられ、飲めるかどうか、飲んだことも無いんでわからんが、こちとら激まずアスクロンにも耐えられるんやぞといった気持ちで、飲みます、と答えた。
※マズイのを覚悟の上で飲んでみたが、予想外の飲みやすさだった。別に美味くはないが、アスクロンと比べれば100倍マシと思ってくれていい。なるほど、だからお湯に溶かして飲めとか言われてるのか。不味いはずの粉末をお湯に溶かして飲める気がしない…と思っていたが飲めるわこれなら。
でまあ、コロナ後、ってよりは体質的に風邪でもそうなるってことを伝えてたので、アレルギー性の可能性も加味して、モンテルカストとかいうアレルギー用のヤツ(ちなみに副作用にうつ症状とかネット上に出てきたが、個人的には今の所全く問題なし、好調)も処方してもらった。
初めての漢方は漢方で嬉しかったが、個人的に本命なのはコイツである。勝手にアレルギー性だと思ってるんでな。
もしアレルギー性のなんかで後鼻漏が起きていて咳が長引いてて、更に年中痰みたいな状況になってるなら、併せて治ってくれるかもしれん。期待したいところだ。
シロップは何だったか忘れたが、咳止めシロップだろう。多分これは飲まない。
いや医者から言われたなら飲めや、と思う人もいるかもしれんが、我輩は飲まん。
咳止めに頼るほどの咳ではないしな。必要性がそこまでなければ飲みたくないのが薬だ。特に抑制系は。
※吸入薬は喘息持ち、過去喘息患ってた人なら即処方だけど、ボロボロさんはそうじゃないから、一旦この3つ使って、もし効かなければ別のにしましょうとのことだった。
見せられた吸入薬がなんか小さな機械みたいな形をしていて、吸入薬って何んだろうか、と思ったが、あの喘息持ちの人がスッてやってるやつか。なるほど。
で、最後に金額である。
レントゲン撮影で不安になった我輩。しかも最近じゃほぼクレカしか使わんので現金の持ち合わせがあるかまで心配になっていた(これはただのアホである)。
だが、そんな不安も杞憂に終わり、
なんと、会計、2,330円であった。
感想はただただ、やっす!である。
初診料も薬代も込みだ。大体初診料で2,000円くらい取るところ多くないか?
前血迷って行った小さい眼科で、初診料と視力検査みたいなやつと診察だけで薬も何もなく2200円取られたぞ(眼底検査用の機械もないようなところだったんで、その後不安で別の大きめの眼科に行った。最初からそうしとけである)。
それが、薬もこんなにもらいレントゲンも撮ってこんな安いとは、驚きである。
まあ内科呼吸器科と眼科を比べるのがいけないのかもしれんが。
ただ、とにかく、風邪症状系なら市販薬買うより断然病院が安いと思った。マジで。市販薬買って鎮めようとするより絶対いい。
※今のご時世風邪症状で診察してくれる病院探すのが大変だろうが、絶対どっかあるから探したほうがいい。コロナ後、ずっと咳が治まらないとか特に。もうコロナ罹り終わってんだから。
とまあ長くなったが、こんな感じで以上。
今後、薬処方後の症状の経過は追ってお知らせする。