本日は休日であった。
んでもって、結構涼しかったので久々に草を抜いた(ってのは建前で、親からめっちゃ草生えてるから抜いてくれや、と言われたんで抜くに至ったんだが)。
草を抜くためのハサミと(ただのハサミ)、抜いた草を入れる丸いやつを準備し、
いざ、
抜草!!
※抜草、なんて日本語は無い。
ちまちま、ごそごそ抜いていき、丸いやつにどんどん入れていく。
すると我が家の猫、みゃんみゃんがやってきた。
草を抜いてると毎度撫でろと催促しに近づいてくるのだ。いわば、お前の手はなんの為にあるんだ、撫でろや、という主張だな。
なので一応は撫でながら草を抜くが、どうしても撫でるのはおろそかになってしまう。みゃんみゃんにはスマンが、草抜き時間は草を抜くのがメインであって、撫でるのは二の次なのだ。
で、しばらくは手にちょっかいを出されながら(撫でるのはこの手だ、という認識があるのでめちゃくちゃ手に執着される)、ンフフフ、みゃんみゃんだめだよ〜とかキモい事を言いつつ、手を避難させ7:3割合で草抜きと撫でるを繰り返していたら…
丸いやつの中に入っていた。
これも結構あるあるな光景である。
猫は本当に丸いもんの中に入るのが好きなのだ。あと箱とか。まあ分からんでもないけどな。我輩も幼き日、ダンボールの中に入るのが好きだった。小部屋とか秘密基地とか、そんな気がして良かったのだ。
話は戻し、丸いやつの中に入ったみゃんみゃん。
もしこの丸いやつの中に、三つ葉が入っていたら多分退けていたが、今日は入っていなかったし、猫によろしくなさげな草も、汚れもさほど無かったので自由にさせておくことにした。
三つ葉 とは:ここで言う三つ葉は食える野草ではない。いわゆるクローバーというか、その中でもカタバミのこと(細かく言うと更に名称があるだろうが知らん)。地面の下を芋の蔓みたいに張って猛烈なスピードで増える。見た目は別にキモくないし、まさにクローバーってな感じで可愛いといえば可愛いが、芝生の繁殖スピードがよわよわで(個人的意見)コイツに圧されると簡単に陣地が減っていくため、守るために抜かんといけん。つまりカタバミは雑草。
※カタバミがあるとダメな理由:カタバミは、おくらみたいな形の種の入った小さい房をめちゃくちゃ大量につける。で、その房が成熟状態になるとちょっとでも触れたら爆弾ばりに中からこれまた大量の種(1mmぐらいの)を弾き飛ばす。しかもこの種、肌などについてもまあまあ取れにくい。良くできているよマジで。もうお分かりだろうが、もしもそんなカタバミが入った草入れに猫が入った場合、猫の身体中に種がつくわけだ。そしていずれ草入れから出た猫は、そのままあちこちを駆け巡るだろう。猫は別に困らんだろうが、このように猫が種蒔き機と化してしまう事は人間にとってはマジでアカン。
でまあ、今日は三つ葉、もといカタバミ以外の草を抜いていたので安心してみゃんみゃんを放置。
前置きが長くなったが、本日はそんな、猫が丸いのに入って毛づくろいしたり暴れたりしている姿を載せていく。
これを撫でてみると…
こうなる。
猫全般そうというわけではなさそうだが、みゃんみゃんはひっくり返った状態になると凶暴化する(恐らく狩猟本能とテンションが爆上がりしている)。
横になってるときまではまさにお利口なんだが、仰向けだと豹変するのだ。めっちゃ楽しくなっちゃうのかもしれない(ひっくり返ったから楽しくなるのか、はたまたその逆かは知らんが)。
なのでその状態で手を伸ばし撫でると、手を獲物と捉え、すごい勢いで攻撃を仕掛けてくるのが、この写真の状況だな。
最初は爪を隠しているのでじゃれ程度で可愛いが、こっちがこれにノッて遊んでいるとどんどん我を忘れるほど興奮しだし爪を出してガッチリ掴んでくる。
そんなときは、あー痛いよー(´;ω;`)と言い、なすがままにするしかない(無理矢理引くのはNGだ。覚醒させる要因)。
※ああああ(´;ω;`)と言うと、掴んで何度か噛んだあとに、離してはくれる。
ちなみにこのあと、草を抜く場所を変えるため、猫入り状態で草入れを持ち上げ移動したんだが、それがまさにひっくり返った瞬間だったんで、抱えた草入れの中で暴れだし手のひらに軽く爪を刺された。痛かったがビビったんだろうな。総じてしゃあない(移動はせねばならんし)。
以上。
今日のにゃんこ、であった。