つか頻度高くないかこれ。
まあ食生活、というか生活という生活が悪いからしゃあないかもしれんが…。最近また一つ年も取ったんでどうにかしておかんとまずそうだ、将来的に。
で、口内炎、3日目ぐらいになったのが20日の事。これがマジで死ぬほど痛い。
口の中の左奥上、まあつまり上の歯一番奥側の歯茎がヤラれている。舌で触ると明らかに右と違っている感触だ。腫れてるなぁ。
実は親知らずか?とも思うが、まあ違うだろう。
恐らく、不安になって(歯茎に隠れ気味のちっちゃく生えてる親知らずのことが)めっちゃ磨いたせいかもしれん。それが口内炎化する前日頃のことだ。歯ブラシのヘッドで歯茎傷めたかもな。
場所が場所なだけに、現在大きく口を開けられない。そのため食事すら一苦労だ。ちょっとでも大きめに口を開ければ、とんでもない激痛が走るため、ちまちま食ってる。キツ過ぎだぞ。
あと、2日目の段階で貰い物のファンテユンケルB3(多分)を飲んだ。ビタミンBがどうにかしてくれることを祈って。
だが、どうにもなってなかった。全く。良くなる兆しすら無い。
マジでさ…食事タイムが地獄なんよ…もう無理、我輩にはこれ以上耐えられない。寒いし。寒いし痛い。死の兆候かよ。
なので、
このとき貰ったマンドレイクドリンク(栄養ドリンク)にもとうとう手を出した。
いざというときのため、と思っていたが、もう今日がいざである。
飲んだ感想は、なんかめっちゃ効きそうな味だった、といったところ。ファンテユンケルはただただ甘い至って普通の栄養ドリンクだが、コイツは違う。まあつまり美味しくはない。身体に良さそうな、もっと言えば目ギラギラしますみたいな味。黒酢的な風味も感じた。黒酢が実際に入ってたのかは知らん。てかこいつ医薬品だったんだな。
※一応おにぎり一個は事前に死にそうになりつつ食っている。胃に負担かかるかもしれんしな。
で、4時間後。
仮に効き目があったとして、当然すぐに良くなるはずがないのは分かっている…!効くとしても翌日以降のはず。栄養ドリンクはエリクサーじゃない。いくらマンドレイク入りだからって、分かってる。そんな即効性あるわけないし、そもそも口内炎用じゃないしな!
だが、このままだとマズイと思った。このまま明日を迎えて、全く良くなっていなかったとしたら…?今日の夜、飯を食うことにすら恐怖を感じてるっていうのに、それが明日まで続くというのか?
そういや寝てるときですら痛み感じてたしな。つば飲み込む時ですら痛いんよ。マジで。左側喉付近まで炎症起こしていやがる…。
仕事前半戦終了後。休憩時間。
我輩は併設しているドラッグストアへ向かった。
そしてビタミンB有効成分入りの錠剤を手にした(チョコラBBと同じ成分!というPOPが貼られてる安い方)※本当はビタロークEXPがほしかった(口内炎治療の実績があるので)が、併設ドラッグストア小さすぎて見当たらず。
それはなんたらクニヒロとかいう名称で、口内炎他に効くと謳っている、ちゃんとしたお薬だ。もう、口内炎に効くなんて書かれてもいないもので、悠長に治癒試ししている場合じゃない。
それに年2ぐらいで口内炎になるなら、もう常備してたほうがいいわ。我慢しなくて済む。
購入後ロッカールームでそれを開け、手元に飲み物がなかったことに気づく。だが早く飲みたい。もうさっさと飲みたい。
というわけで、ひと粒、唾液だけでそんまま飲み込んだ。しばらく食道に残っている感覚があったが、ま、あとでなんか飲むし大丈夫だろう。
これで翌日、きっと良くなってる。我輩はそう期待して…――。
21日、口内炎4日目。こんなに長引いたのは初めてである。悪化はしていなかったがまだ痛いし全然口を開けられない。もしかしたら僅か良くなっている気もするが、元の痛みが酷くて分かりにくい。痛みが広範囲に及んでいるせいでこの口を開けようとした瞬間の激痛は、実は顎がぶっ壊れてるせいなんじゃないかと錯覚するほどであった。飯は右半分の歯だけで噛み砕く。ちまちま食う。非常にツラい。
まだ飲み続ける(服用は2日目)。
22日、口内炎5日目。クニヒロ薬のおかげかだいぶマシになりつつある。が、まだ痛い。だが、つば飲みこむだけで激痛からは解放されつつある。ビキッとした恐ろしい痛みが襲うため大口はまだ開けられないが、全然緩和されている。まだちまちま食う、右半分で咀嚼していると、肉を噛むのと同じ加速度で己の唇の内側を思い切り噛む。痛い。
服用は3日目。
ちなみに夜になると更にマシになっていた。この調子だ!だが昼に噛んだ唇の内側が痛い。それでも飯はだいぶ食いやすくなった。まあトマトのかけら一口で食おうとしただけで激痛走るけどな。やっぱ大口は開けられない。おしとやかに食う(実際には無理やり口に突っ込むため潰すようにして食ってるので、普段よりひどい)。
唇の内側(昼に噛んだ場所と全く同じ位置)を噛む。
唇を引っ張り歯に巻き込まれないよう食おうとするも、人体の仕組み的に無理と気づく(飯食うときは口をすぼめるもセットの動きになる模様)。ゆっくり食おうとするも、昨日までと違い地獄が消え去りつつあることが嬉しすぎて勢いが出てしまう。そうしているうちにまたも唇の内側を噛む(3回目)。小さな穴が開く。
痛む箇所が2箇所になった。
23日、噛みまくった場所の腫れは引いており、口内炎も随分マシに。まだピキッとは来るものの、全然飯は食える。家で見つけたビタロークEXPを、ラッキーとばかりに2錠飲む。
ふと、口内炎患部に舌で触れてみる。
あれ?親知らずデカくなってね(´・ω・`)?
もしかして…
24日、親知らず 口開かない 痛い で検索する。
そして、今回の炎症は親知らずによるものだったと確信。
確かに、これまでは薬飲めば翌日にはほぼほぼ良くなっていた口内炎が、なぜこんなに長引いたのか。なかなか引かない腫れ、炎症、痛み、親知らずなら納得である。
と、こんな感じで治癒に向かった口内炎。
当初親知らずではないやろ、と思っていたものの、最終的には、やっぱ親知らずが原因だと結論づけたのだった。
不安になって磨きすぎたかも、ということに関しては、そもそもその不安は、親知らずによる微妙な痛みを肉体が察知したことによって生じたのだろう。
つまり、その時点で炎症に向かっていたと思われる。
正直目をそらしていた部分もある。
実は4、5年ぐらい前に、舌顎右側の親知らずを一本だけは抜いたのだが、その時がマジで死ぬほど痛かったのだ…。
今でも鮮明に思い出せる、その日の手術中のこと。
なんだか手こずってそうな様子を感じた我輩は、ビビりながらうっすら目を開けた。すると、目の前で顔を真っ赤にし、抜けないっ…抜けないな…と言っている爺さん医師(プライド高い感じでワシが抜いちゃる!みたいなタイプだった。とくに総合病院とかの医師をライバル視しており、何かと比較していた。一応対応は優しかったではある)。
麻酔を打っているのに引かない痛み。
痛かったら手を挙げろと言ってたので挙げる。麻酔を追加されてもまだ痛い。また挙げる。すると爺さん「もう大丈夫!」
大丈夫ちゃうから挙げとんねん!
口の中は、もはや工事現場。
当然、ガガガガガッゴゴゴゴゴッと、響くたびに痛い。
汗かき暑い暑い言う爺さん、まさに悪戦苦闘。痛すぎて涙目の我輩。その時間はあまりにも長く、もういっそ◯してくれ!と思った。
そうして多分25〜30分くらいかけて抜けた親知らず(爺さんは、他の医師ならもっとかかるよ!とか言っていた)。
ちなみに終わったあと、放心状態の我輩に、爺さんはそれを見せてくれた。あまりにも抜けないために2分割にされたそれは、曰く、デカくて捻れてて二股で真横に生えてて、大変だったらしい。
それから一週間ほど若干だけベロの側面が痺れたが(怖くて連絡したらそんなん大丈夫や、と一蹴された)、その後はなんの問題もない。
…とは言え、
とにかくトラウマである。
そういやよく考えればあのときもまずは炎症して、それを抗生物質で抑えてから抜いたが、今回の痛みに似た感じの炎症痛だったな。まあ前のほうが生え方もヒドかった分とんでもない激痛だったけどな。あの時は炎症の痛みどころか頭痛まで発症した上、飯も食えなかったし、噛むたび炎症してる歯ぐきも噛む羽目になり死にそうだった。
今回のは口内炎と勘違いしただけマシだったというか。それに生え方も真っ直ぐ気味なのだ。だから許して、どうかもう痛くならないで…なんならそのままうまく成長して…。
ちなみに現在、大口も徐々に開けられるようになっている。
正直、まだ抜きに行く勇気はない。
…まあ抜かなきゃいけないときには覚悟を決めるが。
ひとまず今は、虫歯にならんようめっちゃ磨き続けようと思う。