本日、起きたら馬鹿みたいに湿度が高かった(昨日夜から高かったではあるが)。
そういや4月から結構な家電が値上げをする。
値上げするけどなんか買っとくのあったかなぁ~(^o^)とか思ってたがこれは絶対除湿機である。除湿機を買っとくしかない。
つっても、除湿機も値上がりする、という情報は持って無いんだがな。まあでも色々上がる予定だし、多分上がるやろ。ちなみに高額製品だと大体1万~は値上がりしそうだな。あとプリンタのインク、これはどれぐらいか分からんが上がるぞ。
というわけで我輩は、今日という日(勤務日)を、量販店勤務であるという特権を存分に活かし、除湿機調査Dayとして有効的に過ごす事を決めたのであった。
長くなったので目次↓
- まず、除湿方式についてだが、
- パワー型・タンク容量大きめ・35千付近価格帯より安ければ安いほどいい、を条件に選定していく。
- 以下我輩が主にAmazonから選定した機種
- 除湿機で一体どれだけの割合で熱交換器(エバポレーター)の交換修理が発生しているか
まず、除湿方式についてだが、
我輩はコンプレッサー式以外を選ぶつもりが無い。
除湿方式にはコンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッド式とあるが、適当に説明すると、
コンプレッサー式:高温多湿環境向け。電気代がデシカントよりマシ。運転音デシカントよりデカイ(らしい)。コンプレッサー重い。
デシカント式:冬除湿特化。ヒーター使って除湿するために排熱ヤバイ(このあたりを考えても冬用でしかない)。電気代高い。運転音マシ(らしいが物にもよりそう)。コンプレッサー無い分は軽い。
ハイブリッド式:その名の通り上記二つのを掛け合わせたもので年中使いたい人向け。
こんな感じだ。
我輩の場合は、夏、高温多湿環境での使用が主である。冬はどうでもいいし排熱で更に室温上げられたらたまったもんじゃない上、電気代上がるのも勘弁なので選択肢は自ずと消え、コンプレッサー式しかないわけだ。
ハイブリッドにしない理由は、単純にハイブリッドである必要が無い&主流のコンプレッサー式の方が、選択肢が多くてよいから、だな。
諸君も自分の用途に合わせて選ぶといい。
あと、勘違いしている奴が多いので補足だが、コンプレッサー式だからといって、出る風が冷たい、なんてことはない。全然冷たくない。
生ぬるいかあたたかく、室温は低くなるよりむしろ上がる。ヒーター使用のデシカントよりは断然マシってだけだ。
そもそも、空気の温度を下げたとき、奪った熱は消滅するわけではない。
要はこんな感じ↓
※温じゃなくて熱にすべきだった。アホだった。
この奪った「温」もとい「熱」をどこかに逃がさねばならんのだ。
冷房使用時にエアコンの室外機から温風が出るのはそのためだな。
除湿機から冷風を出したい場合、排熱のためにダクトをつける必要が出てくるだろう。つまりスポットクーラーになる。除湿したいだけならそんなの面倒じゃないか?なら諦めるのだ。
では長くなったが、今回の除湿機選定にあたって除外したメーカー↓
・パナ:なぜかコンプレッサー式が無く、ハイブリッドかデシカントしかなかい。ハイブリッド買わす気満々である。※パナソニックが嫌いなわけではない。どっちかと言えば好き。※公式サイトFAQが素敵。
・ダイキン:もはや除加湿空清詰め込み型の高級品、赤子がいるとかアレルギー体質とかでもないので要らない。ダイキンが嫌いなわけではない。ダイキンのサポーター体制は空調機器メーカー飛び越え家電メーカーとしてガチでNo.1なので。
・日立:除湿機としての存在を忘れてた。
さっそく、除外メーカー以外から、
パワー型・タンク容量大きめ・35千付近価格帯より安ければ安いほどいい、を条件に選定していく。
※その前に、当社量販価格も当然確認したがネットには適わなかった、とお伝えしておく。ネット上だと型落ちが残ってる事もデカイ。実店、ネットどっちが安いかは、物にもよるのは確かだが、今回の除湿機は完全ネットに軍配上がったな。保証等のアフターサービス系にこだわり無ければネット一択である。
ちなみに、有名どころ家電メーカーの場合、型番に18と入れば除湿量が18L/日なタイプになる(50Hz地域は15~16L)。大容量をさっと探したい場合の目安にするといい。
また、満水時の自動停止や連続排水機能は大体の機種に備わっているので割愛。
畳数は除湿能力からざっくり算出しているだけなので、日あたりの除湿量で測ればいい。なので数値として含めていない。
例えば10L/日なら大体木造:12畳前後、鉄筋:24畳前後、
18L/日なら木造:20畳前後、鉄筋:40畳前後と、そんなもんよ。そこまで各メーカー開きは無い。
更に言えば、日あたり除湿量が多いもんをそんな広くない範囲で使用する場合、早く除湿が出来る、と考えてよいだろう。
もちろん消費電力は異なるが、結局除湿能力が高けりゃその分電力も食うってのはしゃあないし、短時間で除湿できれば稼働時間も短く済むのでそこまで電力差は無い&短く済めばユーザーが気にしがちな稼動音の面でもメリットと考えれば、どっちにしろ除湿能力が高いほうが良いんじゃなかろうか。
我輩ならそうする。あとは価格で決めるのみだ。
以下我輩が主にAmazonから選定した機種
※価格は現時点最安※主にAmazon
メーカー:iOCHOW(多分中華スマート家電メーカー) 型番:C3
除湿量:16L/日(Amazonでは27L/日とあるが公式サイトでは16L/日のため明らかに出品者誤表記)
タンク容量:4L(詳細情報の容量に1500mlとあるが)
消費電力:330W
27000円 安い 副産物:知能除湿(?)
要注意事項:サクラチェッカーでは危険水準
メーカー:シャープ 型番:CV-N180
除湿量:18L/日
タンク容量:4.5L
消費電力:約385W
36980円 副産物:プラズマクラスター(プラズマクラスターのニオイの取り方はガチで凄い)
メーカー:三菱 型番:MJ-P180SX 日本製
除湿量:18L/日
タンク容量:4.7L
消費電力:約390W
37300円 副産物:熱交換器がしゅごい(耐久防食コーティングされてるんだと。個人的に好感度高い(除湿機の熱交換器がどれぐらいのスピードで腐食するかは知らんが、腐食したらガス抜けるので終わり)が、そもそも除湿機で熱交換器からガス漏れするケースそんな聞かないんだよなぁ)
メーカー:コロナ 型番:CD-H18A 日本製
除湿量:18L/日
タンク容量:4.5L 消費電力:約310W※コンプレッサー式との事だがハイブリッド的にヒーターもついておりヒーター使用時610W。
37800円 副産物:ウイルス抑制・除菌・脱臭10年交換不要フィルター
メーカー:不明
除湿量:12L/日
タンク容量:2L
消費電力:約185W
12733円 安すぎ
要注意事項:サクラチェッカーでは注意レベル
メーカー:ナカトミ 型番:DM-10
除湿量:25L/日
タンク容量:6.5L※絶対コップ一杯分ぐらい水漏れするちょっとお茶目な一面があるらしい
消費電力:約550W
37934円
と、こんな感じで選定してみたはいいが、一応気になったので、
除湿機で一体どれだけの割合で熱交換器(エバポレーター)の交換修理が発生しているか
確認してみた。
ざっくりとはなるが(さすがに具体的には言えないので)、除湿機修理総件数に対して1.9%の割合で発生しているっぽい事を確認。
で、有名どころの家電メーカーの中ではマジで三菱の除湿機がダントツで熱交換器交換修理が少なかった。なんたらコートのおかげなのか!?(何年前の機種からなんたらコートされてるのかは不明)
※あとコンプレッサー(圧縮機)含めても少なかった(※圧縮機もガス循環するところなので念のため)。
まあ売上台数に対する修理割合は調べていないので、どのメーカーが故障率低いとかって話では無いけどな。
にしてもさすがシャープコロナ三菱はほぼ同価格である。これはもう好みの問題だな。難しい。
業務用に近いナカトミは、水捨てめんどいと思うタイプの我輩としてはタンクのデカさがポイント高いが、絶対水漏れするだらしなさはハジメテ除湿機にふさわしくないとも感じる。なので一旦は無しとしよう。
他機種ではタンク容量が足りないと感じたときの買い足し用として頭の片隅にでも置いておくか。
後は値段だが…。
正直に言うと、1万以上の開きがあると安いほうにやや傾くってのが購買者心理と言うもの。
量販店勤務の立場として日本国内メーカー(特に珍しく日本で製造している三菱・コロナ)には頑張ってほしいし、ほぼほぼ三菱かコロナで決めそう、ではあったのだが、なかなかに難しいな。
※補足:そこまで日本製にこだわりはないが日本生産し続けるメーカーの努力が好きなだけ。
その前にコロナはマジでヒーター要らんな。というかハイブリッド式だろ絶対。
→と悩んでいた日の翌日(本日)、改めてAmazon見てみると、iOCHOWの在庫が切れた。
→そして更に三菱の在庫も切れた/(^o^)\
こうして我輩の除湿機探しの旅はまだ続くのであった――。※決めかねているだけ。
後日↓