我輩は世界ふれあい街歩きとか、そういう系の海外の町並みなんかを見せてくれる番組が好きだ。特に自然な感じ、観光向けに誇張し過ぎた飾りっ気とかが無い感じのものが好きである(なので世界ふれあい街歩きだと、路地裏とか普通に住民の家とか入ってくれるときなんか最高にいい)。
あとピアノのやつも好きだな。駅ピアノとか空港ピアノとか、そんな感じのやつ。
ああいうのはマジで延々見てられる。
でまあ今日は帰ってテレビつけたら、空からクルージングの特別編 「ノルウェー・ベルゲン急行の旅」(多分再放送)が放送されていたので、みかん食いながら見ていた。
絶景絶壁みたいなところで舞踊ってる女性がいたり(流石にこれは観光向けなんだろうが場所が大自然すぎて凄かった)、既に使われていない古い蒸気機関車を走らせてたり(そういうイベントか何か)。
ノルウェーなので終始流れている曲はケルト音楽でそれも相俟って、しゅごい…楽しい…みたいな気持ちになっていたわけだ。
そんな中、特別、何やこの曲は?!?!!と心打つ(というか撃つ)勢いで、グッときたもんがあったので即SoundHoundで検索。
SoundHound とは:鼻歌検索系アプリ。曲を直で聴かせたときの精度はピカイチだが、うろ覚えの鼻歌だと100回くらい試してどうにかなときもある。
するとしっかりヒット。
その曲がこちら↓
Two Steps From Hell - Northern Pastures
あぁ^〜心がゾクゾクするんじゃぁ^〜
いやぁ、ファンタジック荘厳。
マジでいい、何度聴いてもいい。これはひと聴き惚れってやつである。
ちなみにせっかくなので、Two Steps From Hellについて調べてみた。
主に、トレーラーミュージックといって、映画の予告映像のためだけにオケベースで楽曲作成する音楽会社らしい。会社を立ち上げたのは友人二人組の作曲家で、マジで有名どころの色んな映画やドラマ(例えばハリー・ポッター、パイレーツ・オブ・カリビアン、バットマン、スタートレック、SHERLOCK、日本作品で言えばエヴァンゲリオンなど)に楽曲提供していた。
で、その予告で曲を聴いた人々が、何やこの曲は?!と、前述の我輩と同じ状況に陥り、楽曲を一般販売してほしいといった声が多く挙がってアルバム等の発売に至ったんだと。
予告映像用に作られた曲のため映像に合わせて曲の時間は短く、且つその短さで映画を魅せることに特化しているから、曲が始まってすぐ山場が来るわけである。彼らの公式Youtubeチャンネルでいくつか曲を聴いたときに、一瞬でわっ!壮大!と全部に感じた理由がわかった。なるほどこれはいいとこ取りオーケストラなのだ。天才やん。
映画、ドラマ以外にもゲーム等に楽曲提供していたり、トレーラーミュージックで成功後はソロ名義で長めの楽曲を制作したり、スタジオ収録のオリジナル曲アルバムも複数リリースしていた。
とまあ本日は、好みの曲を発見し、いい日であった。気づけば寝る時間全然無いんだが、それでもまあいいやとすら思える…。
(にしても地獄の二歩手前ってのも、なんかいいな。命名由来は注目こそ宣伝効果といったモットーで、そのためインパクトのあるデュオ名にしたんだとか。アイディアはノルウェーのナイトクラブかららしい)