3DCGってのはわりかし好みの分かれる物だと思う。
我輩はもともと大丈夫なタイプ、どっちかと好きなタイプなんだが(ちっさい頃から2頭身・3頭身キャラとかのドット絵ゲームより頭身キャラが出てくるゲームやってた影響かもしれん)、
DazStudioを触ってると更に慣れてきて、不気味の谷に気づけないことが多々あるものだ(あとから見て気づく)。
そうなると、困る。だって我輩は人々を不気味に陥らせたいわけではないのだから…。
というわけで世間一般に不気味の谷と言われてるものをもう少しちゃんと見てみようと思ったのだが…
人それぞれ過ぎるなぁ!?
もう好みの範疇だろというぐらいに、人それぞれの感覚が違う。つかそんなもんだっけ不気味の谷って?もっと全員が持つ違和感みたいなもんでは無かったか?
つか有名なあの絵どこいった?なんかあったやん、真ん中分け美人女性の絵。何が不気味か説明がつかないがなんだか不気味みたいに言われてたヤツだ。我輩は確かアレもそこまで不気味さを抱かなかったはずだが…とにかく、あれが不気味の谷代名詞だと思ってたのに、検索しても出てこない。
それどころか、説明の付く奇妙さに満ちた、ヒューマノイドとか、イラストとか、3DCGとか…
いや、
それは原因分かってるだろ!何で不気味になるのか!
不気味の谷現象というのは、生物へと限りなく寄せた途端に訪れる、えも言われぬ違和感、ある種の不信感からくる不気味さことであり、ハッキリ理由が分かってる不気味さは、ただの不気味だ。
表情筋の不足、瞳に光無し、のっぺり、バランス悪い、etc...は、違和感以前の明確な不自然さでありこれは不気味の谷とは呼べない。
見当たらないので諦めてとりあえず不気味の谷解消法について調べていたところ、
目線(焦点)を理由にしている説明がいくつか出てきた。
目線かぁ…
我輩は目の焦点に関しては一応意識して調整しているのでコレが原因では無いはずなんだが、それ以前に、
人間って割と斜視多いんだよな。
外国人の美人とかを見ていると気づくのだが、結構斜視である。だが違和感は無い。美人は美人だ。そういえば山ピーこと山下智久も斜視だったような。テレビで見たときに思った気がする。
多分だが、目の位置、もしくは幅的に日本人(含む近い顔立ちのアジア圏国民)は斜視になりにくく、だからこそ斜視が珍しいだけで、海外では斜視がそもそも珍しくないんじゃなかろうか。まあコレは調べてないのでマジで憶測だが、そうじゃないと説明付かないんだよな。
それを考えると、目の焦点に原因があるということは一概には言えない、どころか優先度低い部分だろうと思える(もちろん完全に両目とも真っ直ぐだとおかしい)。
あー…難しい。
まあアレだよな、多分表情筋だ。顔面下の筋肉って無表情のようでも無では無いからな。クールっぽいすかした感じの顔だって、あの皮膚と肉の下でいくつもの筋肉がすかすために頑張っているんだ、多分。
あとは左右非対称とかだが、これはおいおいである。左右対称の美人も作れないのに非対称にする前にやることあるだろと。
あれ、ちょっと待てよ?
もしかして我輩は…
不気味の谷まで至ってすらいない、のではないか?
人々の言う好みの問題っぽい不気味の谷と同様に、我輩が後から感じる己の造形した3DCGキャラに感じる違和感は、ただの不細工現象かも知れない。
まだまだ道のりは遠い、そう感じた今日この頃であった。