ボロボロ皇帝のボロ切れと塊

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。たまにExcel、家電、音楽等についても好きに吐いてる。

ボロボロ皇帝が悪態、嫌み、好み、何でも己の視点だけで自由に吐く「偏」な場所。
Excel、家電、音楽、ゲームイラスト小説映画、性癖について等、何でも好きに吐いてる。

どうでも良いかもしれんが背景色変わっていくの見てくれ。
更にどうでも良いかもしれんがアイコンが息してるの見てくれ。


我輩は何にも制約されない身、
「耐えぬ」事を恐れないと決めたのだ!
我輩は好きなときに悪態をつく!
妬み僻み嫉みを背負い、
マイナーだろうが邪道だろうが
我輩は我輩の道を行く!
好きなものは懸命で不器用な諸君,
嫌いなものは器用で完璧を気取った奴らだ。
         

知っても得しない言語の豆知識(&修理業者について)〜家電修理業者I氏が言うには〜

 

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\だから何やねん!/
 
 

我が社には、半分ジジイ半分技術者、みたいな、I氏という修理業者がいる。

 

彼は色々できる事は多いはずなのだが(エアコン修理の溶接作業もできる)、なんせ半分ジジイなので、ジジイ的物忘れやジジイ的発言やらジジイ的キレ方やら、まあなんやかんやする。例えば言葉もニュアンスで発する節があり(ジジイ特有)ほとんど正確じゃなく、こちらが汲み取る必要がある。

 

 また、I氏は我輩の父親に若干タイプが似ており、そんな様子を見ていると腹が立つときはすこぶる腹立つものの憎めない、そんな感じの人間だ。まあジジイだし。

I氏は、合わない人とは本当に合わない。例えば我が課のS氏とはマジで相性が合わず、お互いせっかちで早とちるため、二人がぶつかると会話が噛み合わないままどちらも自分が正しいと思ってしまうしクソ単純なことでも話が拗れる(その積み重ねがお互いに偏見を生んでる節も有る)。ワーッとなる人に対してはワーッとなる感じというか、似た同士だと呼応してどこまでも盛り上がって交わらんというか。

 

まあこちらが落ち着いてゆっくり汲み取るように接すれば、彼のジジイ度を軽減させながら上手く対応することができるし、我輩は比較的それが上手ではあると思う(だが一度だけ激しく言い合ったことがある、電話越しに。周囲から引かれたし当時所長から大丈夫か…と言われた。なんの事だったかは忘れた)。

 

でまあそんなI氏、所内へ戻ってくるのも遅い。エリアが遠いというのもあるが、何かと要領が悪いせいももちろんある(ジジイなもんで)。

そんな中でも今日は比較的いつもより早く戻ってきており(それでもやはり一番遅いのだが)、本人的には余裕がありそうな様子で、社員Z氏(配送工事課)に修理系のことで何かを聞かれて調子よく答えていた。

そんなことより早く処理してくれや、我輩帰れないんだけど(´・ω・`)、と思いつつ、待っていると、ようやく処理が終わった様子。

それをすぐさま察知して(はよ帰りたいので)、「お、Iさん終わりましたか(^o^)」と言いながら日報などを受け取りにI氏の元へ向かった我輩に、I氏は、やはり時間的にいつもより余裕があるためか(何度も言うがそれでも遅い)、上機嫌に異国語で何か言った

「◯✕△%★?$」

「え、あ、なんですか?ポルトガル語ですか?」

と、訊くと、スペイン語(^ω^)と答えるI氏。いや急にスペイン語発さないでくれや

ちなみにI氏、最近、修理データ上に入力するお客との約束事っぽいことにまで異国語を使うようになったしかも全文。まじで勘弁してくれ、これ問い合わせあったら答えられんぞ。そもそもアンタが対応した客、通常より多い頻度で問い合わせくるんだぞ(I氏がジジイ過ぎて対応が若干雑なため)。

 

でまあ、その、スペイン語(^ω^)に対し、Iさんポルトガル語も話せましたっけ?と、何も考えずに適当に訊ねてみた。

すると「うん」とのこと。え、マジか、と思っているとI氏は続けて、

スペイン語ポルトガル語も大体同じだから、スペイン語で話してもポルトガルで通じるよ。逆でも同じだよ、文法もほとんど同じだし意味も通じるよ」

とのことであった。つまり話せるっつうか、話せるようなもんやでと言うことらしい。へぇ!

言語ネタを振った事で活き活きしている様子のI氏。余談だが、I氏は国籍が2つある(生まれが日本ではないのと色々な経緯で)。もっと言えばスペイン語を話せる修理業者はもう一人おり、たまに二人で異国語会話をしているらしい。変な光景である。

 

そこからI氏の豆知識はどんどん出てきた。

I氏いわく、

 

・ヨーロッパのラテン系(スペイン、ポルトガル然り、イタリア等)は1言語さえ知ってれば全然問題なく会話可能とのこと。

・フランス語はちょっと特殊らしい。あー確かにフランス語とイタリア語って違うの聞いた感じでわかるな、と思ったが、スペインとフランスは似ている気がするのでこれは話せる人の視点じゃないと分からんことだな。

英語スペイン語とドイツ語のハーフみたいなもんらしい。どういう事!?と思い激しく驚いたが、そういう事なんだと。なのでI氏的には英語のほうが異色らしい。グローバル言語である英語のちがった側面を見た気がした。

スペイン語話せたらアメリカでも困らんらしい。通じるとのこと。全部似たようなもんや、ってなことなんだろうか、もう謎がいっぱいである。

 

我輩は思った。

スペイン語強ぇ…と。日本より国土面積小さいのに。やっぱ島国か内陸国かっつう違いはでかい、言語面でも。

 

 

そんな会話をして、I氏は帰っていった(途中、会話振ったのミスった、早く処理して終わるつもりが帰れねえ、とちょっと思った)

 

彼は、朝8時ぐらいから働いている。

帰るのは、この時期早くて21時、遅くて23時以降とかもある*1

修理業者は頑張ってるんやで、という話でもあった。まあ完全歩合なのでその分儲けてもいるだろうが、サービス(修理)系はなぜかあまり金が回ってこないので、体力時間消費し動いた割には、そんながっぽがっぽってわけでもないのが現状である(あとは動き方次第でもあるが)。

 

*1:修理業者は誰でも遅けりゃ22時超えはあるが、I氏はそんな中大体誰よりも遅く事務所に戻ってくる。例えばほとんどが21時過ぎて戻ってくる場合、I氏は22時だ(もう一人遅めの人がいるが彼はその分マジで稼いできてる)。一人だけ平均プラス1時間になる。直帰制度もほとんど彼のために取り入れたようなもんなのに、あまり使わない。