ようこそ諸君、ボロボロ皇帝だ。
所長が日曜は基本休むことを知っている我輩は、席が所長と目の鼻の先に移動になって以降、己のシフトを意図的に日曜出勤にすることが多い。
ちなみに、我輩は、恐らく部署内一シフトを完成させるスピードが早い。
なので、大体我が課のシフト出来上がる頃、他課はまだシフト作成途中である。そうなると所長の休日予定も確認不可、というか読みようがなく、全休日を被らないようにするということは不可能だ。
だが、この日曜をずらすという作戦でうまいこと出勤休日のバランスが取れて、結構休日が被らなくなることが多い。これはとても天才的である。
で、今シフト。
我輩の計算の甲斐あってか、いい感じに所長と休みがズレていて、心の平穏を保てる事に安堵した我輩。
そんな本日のこと。
我輩は、あれ?所長今日もいないな、と、不思議に思った。
いくら被らないと言えど、被らなすぎである。
そもそも昨日も所長は休みだった。
所長はあまり連休を取らない。なのでとても珍しい状況。それに気持ちが楽すぎて逆に怖い(幸せすぎて夢みたいとかいう心理と同じ)。いつの間にか背後に立ってるとかありそう。
そんな不安を払拭するためにシフトを確認すると…
なんと!いつ決まったのか知らんが3連休中であった…!!
確かに前確認したときはそんな連休なかったはず。
もしかしたら労基上の、有休年に最低5回とりあえず消費させろや、というアレのためだろうか?
よくわからんが3連休の所長。
次に所長が出勤するタイミング我輩は休み。
更にその翌日、所長はまた休みで我輩は出勤…と、この完璧なすれ違いの連続で我輩は所長と約1週間会わなくて済むという素晴らしき事実に気づいた。
ヤベえじゃん!
これが俗に言う毎日が日曜日ってやつ?!
最高かよ!!
日々を過ごす中、背後に気配を感じないというのはこんなにも幸せなことだったのかと我輩は思う。
まあ所長がいなくても、たまに別の社員が我輩の後ろに立つが(「俺の後ろに立つな!」)。
それでも所長がずーーーーーーーっといる不快感とは比にならない。
この幸せがいつまでも続けばいいのに…
正直…
所長がいてもほとんど良いことないしな。
いてもいなくても、困らんし。
頼ることもそんなにないし(頼っても無駄だったこともある)。
加えてこの人は、なにか言うにしても頭に思いついたのと同時に発言してるフシあるからたまに苛立つし(我輩も若干その癖があるので人に言えたもんじゃないが)。
もちろん我輩が必要としていないだけで、きっと他の色んなところからは必要とされてるんだろう、きっとそういうものだ(よく残業しているし)。上は、上同士とつながっているものである。
とりあえず今は所長のいない時間を慣れない程度にゆったり楽しもう(慣れたら反動で日常に耐えきれなくなる)。
ちょうど若干だけ忙しさが和らいだしな(繁忙期にも一応緩急がある。夏はこれからなのでまた近々爆発するだろう)。
今のうちに、である。
※クソ余談だが、この記事でU氏が頼んできたデータを、先日所長に「所長の個人フォルダに保存してあるんで、ご確認よろしくお願いします!」と言って渡してみた。すると、「あー、ありがとうございます。Uさんが欲しがってるものなんですけどね(^o^;)」と言われた。「あー、そうでしたっけ?」としらばっくれておいた。