⚠注意⚠誰のファンでもアンチでもないのでそこまで多くの数は聞いてない(どっちかと言えばひろゆきの方が良いぐらいの好みはあったが最近はそれもない)。その上での個人的見解である。
家に帰ると、親がこういう人ら(どういう括りか分からんがひと言で言えば教祖系)の配信切り抜き動画を聞きながら作業していることが時たまある(そのほか、普通に音楽もあるが作業用BGM的に島田秀平やら都市ボーイズやら三木大雲やらがよく流れている)。
そうすると自然と耳に入ってくるので、流し聞きといえどもなんか良いこと言ってんなとか、なんか変なこと言ってんなだとか、思うわけだ。一問一答系だとか特に。
我輩はどちらかと言えばホリエモンは好きじゃないが、聞いてみると、そこまで嫌悪するほどじゃないなと感じる(一応仲間というか家臣というか手下というかそういう身内には普通そうな面が見える気がするというか)。そのほかDaiGoはオタクの典型みたいな超絶早口だがこれもメンタリズムの一環(洗脳的な)なんだろうかと思ったり、ひろゆきは結婚してるからか他二人に比べると丸いよな(だが愉快犯だな)とどうでもいい感想が湧いてきたり…
そうしているうちにだんだんと、あれ…なんかこの人ら真剣じゃない気がするな…(´･ω･`)？、と感じるようになった。
まるで、鋭く素早く新しい視点で凄い答え導き出す、どこか助言者的に扱われている節がある彼らだが、我輩が彼らの友人だったら言うだろう。
お前実は適当言ってるよね？と。
それでも彼らは怒りはしないのではなかろうか。事実だろうし。むしろ笑いそうだな。
でもよく考えればそりゃそうだ。彼らは人である。スパコンではない。
己の専門分野に関すること以外の、人生相談的ことにまで間をあけず答える。時間は有限、そして金と同義であるから、まず数を稼ぐ必要もあるだろうし、そんなに思考しているはずは無いのだ。
ちなみに、良い答えを時間をかけて出すより、適当なことを素早く自信たっぷりに答える方が、人はその人物に対して「あ、この人しゅごい…」と感じるもんだ。※ この記事のとおり。
この凄そうに思わせる要素もたっぷりで、教祖的素質も彼らの共通だろう。
多分、適当に答えたとて、真剣に答えたとて、答え方次第という部分なども分かった上で、もう言ってしまえば、頭に浮かんだもんをぽんぽんと発しているのが、ぼけっと聞いてるだけで感じるのだ。※どっちかと言えばホリエモンの方が稀に真剣そうなんだよな。よくキレてるのも、それ故だろう(自分に関わること限定だろうが)。
我輩が何故こんなにも、彼らに対して、この適当なお喋りさんめ(^o^)と言うのか。
別にアンチだからではない。
これらのことを決定づける配信を聞いてしまったからだ。
それはひろゆきのものであった。
ひろゆきがなんのこっちゃの流れかは知らんが、
「うちは奥さんが片付け大好きなんですよ^^僕は片付け嫌いなんですけど、奥さんが本当に大好きなんで、好きでやってるんで、上手くいってますわ^^」
みたいな、クソ適当そうなことを言っていたときのこと。
うわマジかよ…絶対ありえねーわ。
と思っていると、奥さん乱入。
「好きじゃねーよー(`･ω･´)」
だろうなぁ！？と思いながら聞いていると、ひろゆき、いつものヘラヘラ感で「あっすいませんっ^^すいませんっ^^」とにかく謝っていた。
この好きじゃねーよー、は、二回は言っていたはず。
我輩が知る限り、初めて奥さんが乱入していた。
奥さん的にも自分のことだからな。それなりに疲れながら頑張りつつやっている家事片付け諸々を、苦も無く好きでやってる特殊なヤツとして世に広められたらたまったもんじゃないと思ったんだろう。そして彼がこの発言に対して即謝ったのは(適当そうだったが平謝り)、ほぼ一生共にする家族相手だからであろう。
もうそれは、普通の夫婦的やりとりだった。※どうでもいいが奥さん顔出し写真見たら、鼻口目の感じがどことなくひろゆきに似てた。ひろゆきの顔パーツの強調度をやや弱くした感じ。
これを聞いた瞬間である。
感じていた違和感が確信に変わったのだ。
あ、やっぱ絶対適当だと。
(そして、めっちゃ普通の適当な人だ、と)
視聴者(ある意味ファン)相手の配信で、普段彼のそばで指摘する人などおらず、言いたい放題言える、ほぼ自由な状態だ(縛るのは己の理性ぐらい)。※彼らの気分次第でスルーされるアンチコメントなどは指摘のうちには入らん(炎上までいけば別)。
そこは彼らにとって自分だけの領域、当然ながらそれこそ独壇場である。
先にも述べたように、適当だろうと真剣だろうと、結果変わることはない。
そもそも、視聴者が求めているのは答えそのものなのか、それとも彼らが発するというブランドつきの言葉なのか。確実に後者である。中身なんてほとんどおまけなのだ。
そんなこと当人達は百も承知だろう。
ならば真剣である必要は無い。彼らにとっては、ただのお喋りの延長でしかないのだ。
嗚呼…聞こえてくるようである…。
奥さん「もうあんた適当に喋るのはいいけど(それで儲けてるから)、私のことまで適当に言うのはやめてよ」
ひろゆき「えへへすんません^^」
ちなみに適当さがハッキリと露見したのはひろゆきだけだが、それなのにひろゆき限定ではなく、全指定したのは、
以前より彼らに感じるそこはかとない適当さ*1と、ひろゆきのこの配信から、この感覚的印象は案外的外れってワケでもなく、同じようなことやってるヤツ漏れなく全員そうだろうな、と思うに至ったからである。
でまあ、なんでこんなこと言うことにしたかというと。
そういうわけだから、ああいうのあんまり真に受けるなよ、と感じたからだ。
アレめっちゃ適当だぞ？真剣なのお前だけだぞ？
多分アイツら言ったこと即忘れてるぞ？
※なので割と矛盾していることも多い。
最近炎上したDaiGoの社会的弱者差別発言もそうだが、ああいうもんを聞いて、彼らを正しいと思い込み、丸々己の思考に取り入れようとする信者は絶対いるからな(大間抜けでしかないが、大間抜けが一定数いるのもまた事実)。今回はしっかり大炎上という形で世間の目に触れてるから良いが、仮に小さな身勝手思想をちょっとずつ垂れ流していたとすれば、彼らを好む視聴者、とくに金まで落としている信者は、それを聞きながらそれを正しいと思い、その思想に近づいていくんだろう。やめとけ。あれは自信の上に成り立った思想で、彼らの自信には驕りも含まれてたりする(見りゃわかるだろうが)。要は驕り思想だ。崇拝しても、得しないぞ。
時に彼らは面白いことや、諸君がハッとするような良いことも言うかもしれんが、その逆も然り。
それは彼らが特別だからではなく、他人ってのはそういうもんだ。
お前の周囲の無名の人も似たようなもんだぞ、時にハッとするようなこと言うぞ。聞かないから知らんだけで(あと大体の人間はまともの皮被ってる生きてるから)。※毎回ハッとさせられてると思い込んでる人は盲信している証拠だ。彼らの顔見て反射でハッとする病気にでもなってるな。目覚ませよ。
自分とは違う人間を主観で見てみれば、みんなそういうもんだ。
今んところ変じゃない人間を我輩は見たことがない。それは我輩が、我輩を主軸として他者を見ているからだ。諸君だって同じだ。基準は自分だろう。だからこそ他者と己は思考も違い、視点も異なる。その分、己が導き出せなかった答えを、他者は導き出したりもするのだ*2。※何が正しいとかではなく複数解有り。
それと、こういうホリエモンひろゆきDaiGo等の教祖系に傾倒する人達は、スピリチュアルに傾倒する人達と似通った部分がある。何かにすがり、答えを求めている。良いか悪いかではなく、他人を自分の人生の道しるべとしたり、選択を委ねたりするのは非常に危険だ。ま、さすがにスピリチュアラーほど情緒不安定ではないかもしれんが。
好きで彼らに金を落とすのは我輩の知ったこっちゃ無いし勝手だが(理解不能にしても止める権利も義理もないし)、思考・思想の伝播だけはあってはならん。というか感化されて真似事をする人間が増えると、普通に迷惑なのだ(思想がもたらす先の悪意ある行動など)。
良い面だけならもちろん問題ないが、感化されるほどのやつは彼らの動画諸々多くを見聞きしているだろうし、人間って優越感を得る目的から他者への不快を快感にすることも少なくないし(特に若いと)、いい面よりも危険思想やウザイ面や面倒くさい面を取り入れがちになるはず。大学生でも、ひろゆきへ憧れた結果、ディベートで説得抜きの黒歴史論破生んでるやつ多いらしいしな。
聞くなとは言ってないし、面白いもんは聞いてもいい。我輩も耳に入ったら聞くし。
ただ、聞くにしても、面白おかしく感じる程度や、一意見ぐらいに考えておく方が良い。へぇ、こんな考え方もあるんだなぁ(´･ω･`)、おもろいな(´・ω・`)、いやちゃうやろ(´・ω・`)程度に。
その上でばっかり聞きせず、他の意見も調べたり聞いたりして、それらを材料にしても別に良いから、人に頼らんで自分で考えろ！！
彼らが正解などと間違っても思うな。
何度も言うようだが、聞けば聞くほど適当だぞ。気まぐれの適当な発言に左右されるなよ。
彼らはエンターテインメントだ。それ以上の何ものでも無い。
余談だが、最近隣接している量販店の店長A氏(この記事のちょっと癖のあるデリカシーゼロ系の明るい店長と同一)のメールを覗き見たときのこと。
とある社員へ、なんの受け売り言葉かは知らんが、
人は期待されるために生きてるんじゃないよ。期待されるもんでも無いし、期待してもいけない。
みたいなことを言っていた(そのとある社員が、社内メールで実績報告し、実績ゼロ店舗へ「今後に期待してます」みたいな発言をしていたので、「社員同士で上から発言はヤメロ」という忠告と共に)。
コレを見たとき、ふーん( ´_ゝ`)という気持ちになりつつ(この店長こういうメールを部下にあたる社員へ送りがちなので、またやってら、と思った)、一応ちょこっとだけ、まあ、確かにな、とも思った。そういう変な、意味とか価値とか勝手にテメエの主観で決めて、勝手に期待すんなよ、ってことなんだろう。人間がやりがちなことだが、確かにそれは余計なことかもな。こういう己の価値観で他人を測ったりすることが根に染みつくと、己の価値も他人頼みになり、アイデンティティも思想も歪むのかも知れない。
