ロシアによるウクライナ侵攻の関係でサイバー戦争も勃発している昨今だが、それに関連しているしていないに関わらず、とにかくあちこちでサイバー攻撃が急増している。
本日ワコムも被害を受け受注出荷ストップになったという事を知り、改めて調べてみた。
ワコムとは:ペンタブとかのメーカー。
などなど。
多くのハッカー集団が参戦しており、まだ沈静化する様子が伺えない(全く関与せず攻撃により得られる利益以外には興味無しとしている集団もあるが)。
※上3つは検索したら即出てくる記事なので今回の調べは浅い(英語では時間がないので調べていない)。
確かに事実でないものも混じっている事はあるんだろう。だが、それでも実際に被害は多く表に出てきているわけで、虚偽以上に現実である。
にしてもロシア側につくのって倫理道徳ではあり得ないから、相当報酬得てるんだろうかなぁ。
この不条理の中ウクライナが潰されぬようにとマジで願っている側の人間としては(そうでないとこの世は終わりだ)、どんなに彼らが鬼畜ハッカー集団であったとしても、ウクライナ側についているのを見ればどうしても応援したくなってしまうといった心情に駆られる。あの、ブラジルでコロナのときにマスクつけねえとぶっ放す的に言ってたマフィアみたいな(あれは完全にみかじめだが)
だが忘れてはならないのは、これらのロシアへの攻撃被害は政府よりも民間人のほうへダイレクトにいくわけで(特に重要インフラ機関が攻撃受けた場合)、少なくはない数のロシア国民が政府に反対している中、生活が困窮するというのは…なんつうか言葉にならない。
いつも苦しむのは国民で、仕掛けたトップはあくまでプレイヤーとして危険の無い場所で俯瞰し、駒を動かしているわけだ。これがまさしく戦争ということは分かるが、本当にゾッとする。それに今回の場合は相手側が全く無防備な状態でロシア側の一方的攻撃から始まっていて、ウクライナの劣勢は変わっていないからな…プレイしているのはプーチンだけだ。
話は戻し、サイバー攻撃についてだが、
企業相次ぐ被害の中で、なんと…
現在、サーバーの復旧作業を進めているが、取引先からの注文を紙で保管していたため、生産への影響は限定的だという。
といった、まさかのアナログスタイルで打ち勝つ企業が現れた。
いやこれこそ確かにサイバー攻撃への対抗手段として最強なんだろう。なんたってサイバー空間から切り離して物理化してしまってるわけなんだからな。攻撃する術もない。
我輩はこれまで、もう紙媒体でやり取りとかクソ、みたいな考えを持ってしまっていたが、このイタチごっこな攻防戦、ほぼ同じ武器と同じ条件化であとは使い手の技量次第でどうにでもできてしまうデジタルへ、依存しきることの危うさを感じてしまった。
もちろん物理は物理で紛失消失や、物理攻撃がメジャーだった時代には危険だったわけだろうが、今はデジタルな攻撃のほうがメジャーである。だからこそアナログが強いのだろう。
それでもやっぱ今更紙に戻りたいとは思わない。この企業はめっちゃ凄いが、それでも怠け者には難しいのだ。となると、やっぱバックアップが重要なわけだよな。
バックアップ保存先はNASなんかじゃない。バックアップを取る瞬間にだけ接続し、それ以外はネットワークから完全に切り離し孤立させてしまえるようにするのだ。
普通より面倒だが、ネットワークにつながる瞬間を最小限に留めておけばリスク回避になる。
リアルタイムでも常に最新でもないが、これなら紙に近いほど安全だろうしな。
っつっても、こういうの普通企業はやってるかもな。やってないと大変な気がするし。
あれ?そもそも攻撃受けて生産できなくなるのって、データ消失よりも工場の機械が同ネットワークだからとかもあるんかなと思ってたんだが、そっちはどうなんだろう。
今日はこれ以上頭回らないからもういいや。
そして話は前後するが、何よりウクライナに早く平和が戻ることを祈る。