MetaHuman Creatorという、
意味わからんぐらいリアルなキャラをクソ簡単に作成できる、EpicGames(フォートナイトとかの制作会社)の新たなアプリケーションというかサービスというかが、早期アクセス開始となった、
というのをGoogle様がおすすめ記事に出してきたので、おう!Googleたまにはやるじゃねえか!と思って即申請してみた。
これでキャラ作ってどうすんねん?という諸君がいたときのために軽く説明しよう。
EpicGamesという会社は、ゲーム制作ツールも提供している。
ゲームを作る無料ツールと言えばUnityあたりが有名だと思うが、EpicGamesが提供しているゲーム制作ツール(無料)はUnreal Engine(以下UE)というものでクソリアル特化型とでも思っておけば間違いは無いだろう。現在UEはバージョン4。5は近日公開されそうだがよくわからん。
つっても我輩、ついさっきまでUE4はてっきり有料ツールだと思っていたので、無料だったんかい!という衝撃を受けたほどにわかなので悪しからず(2015年に無料化してたらしい、知ってて当然の年月経過していた)。※ちなみに、これによってバカ稼ぐことができた場合には、EpicGamesにリベートを払わねばならん。
でまあ、このMetaHuman Createrというものは、
キャラ作成してUE4で君のゲームのキャラに使いなよ(^o^)
UE4で使う分にはライセンス無料だよ(^o^)
というサービスで、しかもこのサービス、ブラウザで実行するクラウドストリーミングなアプリケーションなため*1、己の手元にあるマシンのスペックに依存せず、ネット環境さえあれば制作可能という最強サービスなのである。
まずこんなフォトリアルなキャラを作るってのがノーパソ一台軽々で出来るのが、最高に凄いし、しかもいじくりながらレンダリングされた状態をリアルタイムで確認できてるってことだろこれ?クソ凄いな?どういうことだ?
こいつがどのぐらいリアルかは、これを見て頂ければ分かる↓
もう人間である。
というか、MetaHumanが人間過ぎて、制作陣の中にもMetaHumanいるんでは無いかと疑ってしまうほどである。
※ちょっと本気で思ってて、今でも疑っているので、1:15のAleksandar PopovがMetaHumanに見えるんだが?とコメント欄に書いておいた。見えすぎる。もしかしたら紛れ込ませているかもしれない。後からネタばらしし、欺けるほどのリアルさということで更に話題にする気なのだ、きっとそうだ!我輩は見抜くぞ!!
あと、MetaHuman CreatorはEpicGamesのグループ会社か傘下企業かの、3LateralとCubic Motionの2社が主に携わって開発したらしく、このCubic Motionという会社が会社名にモーションと入ってるだけあってアニメーション(特に顔面表情)技術に特化しているとのことで、だからめちゃくちゃ表情が人間なんだなという感じである*2。
ちなみに、ライセンスに関して細かく書かれている部分は見つからず。
UE4以外で使った場合とか、諸々、どうなるんだと思ったが出てこなかった。
リリースされたらもう少し細かいことが分かるようになるんだろうか。それともUE4以外で使えないとか?そんなことあるのだろうか?
まあ今はとりあえず使い勝手だ。カスタマイズ性はどこまであるのかとか、それが分からなきゃライセンスのことを考えようも無い。
と言うわけで、知ってその日(2021/4/16 23:27)で申請し、1週間くらい待つかと思っていたところ…
日付変わって1:11、つまり2時間未満で MetaHuman Creator への早期アクセスが許可されました
とメールが届いており、ええ!?早ッ!!凄いな!!!と思ってすぐ使い始めた。もう我慢が出来なかった、明日仕事だし、眠いが、すぐ使いてー!となったのである*3。
11人待ちだぜ、もうちょい待てや、と言われながら待つ我輩。
ちょろっと待っているといつの間にか接続されていた。
とりあえず、この中から1つ選べと言われ(てる気がす)るので、我輩はこの女性をチョイス(肌の色的に可愛くなりそうだったので)。
ちなみにキャラ選択するとキャラが動いてくれる。彼女もめっちゃつまんなそうに頭を動かしてた。
とりあえず目の色変えますか、と、色を変えてみた。
うーん悪くない。まあこれでいいか。
それから紹介動画にも(多分)あった、人物を選んでブレンドとやらをやってみようと思い、左側のメニュー的な項目の中から「ブレンド」を選択。
だが…
なんか、選択できない。なんで!?
左上の顔面選択サークルみたいなやつの下の方に、アニメーション止めろやと出てきている。
え、じゃあ止まってもらわねーとな…
ちょ、ちょっと止まってくれよ…!!
んな、かったるそうな顔で動かれても困るんだよ!
どこだ停止は!!と、あちこちカチカチしながら探していたら、
画面中央下の方にようやく見つけ…
完全に停止した。
お、おう…と思いながらとりあえずブレンドするキャラを選んでいく。
あんまり近い系統は選ばないようにしつつ…
こんな感じでメインの彼女以外に最大6人選べた。
で、勝手にブレンドされてそこから細かく動かせるんかな、とか思っていたのだがどうやらそういうことではなく、彼女は彼女のままであった(最初(´・ω・`)?ってな感じで理解するまでに時間がかかった)。
画面下の方に顔面のパーツをいじくる方式が書かれているのでクリックすると選択できる。
ちょっと画像だと見づらいかもしれないが、
左から、
ブレンド:顔の各位置(目とか鼻とか口とか輪郭とか)に小さい白い○が現れ、それを上下左右だとかに引っ張ると、そのパーツが左上の顔面選択サークル内の位置にいる人間のパーツに寄っていく。
例えば、口のところにある○を左斜め下に引っ張った場合、口の形が顔面選択サークルの左斜め下に配置されているお団子頭の女性の形状に近づいていく。これがブレンドと言うことらしい。それぞれのキャラから好みのパーツを好みの案配で配合できると言うことだ。
パーツ位置:顔のざっくりとした各位置(簡易的なモノで眉・目・鼻・口・耳・顎)に白線が現れ、これを引っ張ると顔面のパーツが動いたりする。まんまである。
スカルプト:これが上の画像で使ってるものだ。顔の各位置をドラッグすると矢印が表示される。これを引っ張ることで大きさを変更できたりする。例えば目や輪郭な、大事だろ、これらを変更可能なのだ。
が…、
これら挙げたもの、全て、
パラメータの可変範囲がクソ狭く、
限度があるため非常に自由度低い。
例えば眉をもっと下げたいと思っても!!
目をもっと大きくしたくても!!!
輪郭をもっと卵形にしたくても!!
鼻小さくしたくても!!!!
口可愛くしたくても!!!!!!
ほうれい線どうにかしてくても!!!!
全くダメである!!!!
クッソー!!もっと自由度高くないとDetroit:BecomeHumanのカーラみたいにならねーじゃねえか!!!!あれぐらい可愛く美人にするつもりだったんだぞ我輩は!!!!!
そこら辺の基本無料オンラインゲームの方がキャラメイク自由度高いぞ…(リアル度は比較にならんが)
とまあ、自由度の低さにショックを受けながら、まあ他のものも触ってみるか、と眉を変更してみることに。まあ形が変われば印象変わるやろ…。
・・・(´・ω・`)
・・・・・・(´・ω・`)?
眉が消えたーーーーッ!!!!!
眉!!ちょっと薄い眉にしたかったのに!!これじゃヤンキーだよ!!!嫌だぁああ!元に戻ってくれ!!!!頼む!!!
と何度もカチカチッカチカチッとしても、帰ってこない眉毛。
もう消えた眉は何が何だか分からないので諦めて髪型でも変えようと思った我輩。
・・・(´・ω・`)
・・・・・・(´・ω・`)?
ああああああああああああ!!!?
髪の毛も消えたぁああああああああああああ!!!!!
峯岸作ろうとしてるんじゃねーんだよこっちは!!
何が起きてんだよ!!!
もう服でも変えるか…。
少ないな。早期アクセスだからしゃあないのか?
・・・(´・ω・`)
着せられない・・・(´・ω・`)
何故だろう…
一糸一毛まとわぬ姿となってしまった。
これ何かがおかしい。
多分何かを間違えている。
でも何でなのかわからない。
なんだか分からないので体型でも変えてみることにした我輩。
ほう、面白いな、男とか女とか最初に選んだキャラで決まってないんだな。
とか思いながら、
だがそんなことより何より、峯岸スタイルはやっぱり嫌だ、とスキンヘッドが気になって仕方なくなった我輩。
服はもういっそのことどうでも良いから、峯岸からどうにかしたい。
と言うわけで、なんやかんやカチカチしていると…
おお!!!!
髪が生えた!!!!
と同時に、一体何を間違えていたかが分かった。
我輩は癖で、眉やら髪やらを選択するときに、ダブルクリックしていたのだが、選択時はシングルクリックで良かったらしい。逆にプラスで1クリックすることで、オフにされてしまうのである。
つまり、一回クリックで装着された眉やら髪やらは、もう一回のクリックで脱状態になり、我輩は全装備品をコイツから奪う行為をしていただけなのであった。スマンかったな。
というわけで改めて、しっかり眉も装着させ…
髪色を変えたりもしてみたが、髪色も自由度が低い。
ちなみにこの髪を弄くる部分に、ごま塩というパラメータがある。
なんやごま塩って…と思い弄ると、
なるほど、白髪混じりにしたり、
完全シルバーヘアに出来たりする部分ということがわかった。
ちなみにこの白髪交じり。これを見たときはこのあまりにリアルな表現に多分MetaHuman Creatorの表現の中で2番目ぐらいに感動したかもしれない。なかなか無いぞ、白髪交じりヘアとかな。ちなみに一番感動したのは表情の動き。
つかごま塩って言うのか…。翻訳がおかしいのか何なのかと思ったら、我輩が無知なだけであった。白髪交じりの黒髪をごま塩頭っつうらしい、我輩は0.5知力が上がって1.5になった。
そこからなんやかんや目の虹彩だとかを弄ったり、
なんやかんや…たまに不細工にしてしまったり…
服も無事着せて…
出来ることが少なく、だんだん飽きてきたので、できあがったものをプレビューで動かしてみた。
一応元の状態との比較である。
Before↓
After↓
※カスタマイズ後キャラのGIFだけ画質荒くてスマン、色々起きてしまってこんなことになった…。
うーん…なんとも言えない顔である。
可愛くは無い。美人でもない。なんとも言えない。
というかもっとココをこうしたいと思っても本当にすぐ限界値に到達しやがるため、全くもって己のクリエイト魂をぶつけることが出来ない。不完全燃焼である。
DAZStudioを普段触ってる身からすれば、思ってたのと違かった…という悲しい結果に終わった。
ちなみに以下はDAZStudioで作成したキャラを色々レタッチしたりしたやつ。
テーマはエモかわホラーだ(後付け)。ちょっと下ぶくれがすぎるのもまたいいだろう。
※エモいってなんやねん、ノスタルジーとかおセンチって言えと思ってたが多分この2枚目の色合いはエモってやつに匹敵する。
まあ我輩がDAZで作成したキャラはリアルの中でもファンタジー、二次元寄りだし、完全にリアルなMetaHumanで比較すると、
このように化け物になってしまうが、
DAZでも超リアルは作成可能(というかそういうソフトであるし)。
確かにMetaHuman Creatorのブラウザで実行は相当の魅力ではあるが、キャラをもっと自由に作成できないと個人的にその価値も半減である。
リアルな美人を軽快サクサクな動きで作りたかったのに…。
カスタマイズ性がアップしない限り今後は使わないだろうと思った、そんな話であった。
というわけで、この思いを我輩はフィードバックとして残した。そもそも早期アクセスの権利を得たからには、これを伝える必要があるはずである。というか伝えられるなら伝えておきたい、これで我輩好みのサービスに近づく可能性があるなら、言うだけタダというヤツである。
【以下フィードバック内容】
普段、我輩はDAZ Studioで作品を制作している。このMetaHumanは信じられないほどに、非常にリアルで素晴らしい!これほど人に近い、またはほとんど人のデジタル作品を我輩は見たことが無い。今後可能であれば、もう少し人物のカスタマイズ性が広がることを望む。輪郭や目の大きさ、身体のデザインなど。まあそれをすると造形が破綻することがあるので難しいのかもしれないが、カスタマイズ性が強化されることを期待している。
I create with DAZ Studio all the time. This MetaHuman is unbelievable, very realistic and amazing! I have never seen a digital creation that is so close to a person, or almost a person. I hope that in the future, if possible, the customizability of the person will be expanded a bit more. Contours, eye size, body design, etc. It may be difficult to do so because it may break the molding, but I hope that the customization will be enhanced.
==ここまで==
※DeepLで翻訳して、アホでも分かるおかしいところをちょっと修正したものなので、文面変なところもあるかもしれないが、まあ伝わるだろう。