使わんくても使った方がいいのだ。
あまり使わない我輩が言ってるのだから間違いない。
生きてることがツラいなら嫌になるまで生きるが良い、と同じ理論である。
あとPayPalの回し者ではないのでそこは安心してくれ(前述の通り、あまり使ってないしな)。
それと、PayPay、ぺいぺい、じゃないからな!
PayPal、ぺいぱるだ!!
一応目次を置いておく。
いきなりPayPal使った方がいい理由について話してもPayPalってなんやねんとか思われたり、怪しまれたりしたら元も子も無い。
なのでメインの話に行く前に、
PayPalについて話をしよう。
PayPal とは:アメリカ企業、カリフォルニア州サンノゼに本社があるPayPal Holdings Inc.の、電子決済サービスである。結構前からある企業で、我々のセキュリティ技術パないぜオラオラァ!と世のハッカーを煽ってる威張ってる(どっちもどっちだった)。
たとえばネット通販でクレジットカードの番号入力したくねーなというとき。
PayPalへクレジットカードを登録しておけば、PayPalが仲介となることで通販会社へはクレジット情報を知られずに決済することが出来る。
※通販会社がPayPal決済サービスに対応している場合に限る。
ここで、
いやPayPalに教えたら意味ないやろwwwとか思うやつが万が一いたときのために、リスクの説明をしよう。
クレカで決済するには、結局のところどこかを信用してクレカ情報を明け渡す必要がある。これは当然である。
仮に10の通販会社で買い物をするとしよう。
その場合、
・10の会社全てにクレカ情報を登録する
・1つの会社にクレカ情報を登録する
この二つの手段のうち、どちらの方がリスクを抑えられるかということを考えると分かりやすい。
10に登録した場合、クレカ情報の複製が10あることになる。
たとえば同じクレカ10枚持っているのと、1枚持っている場合、どう考えても10枚持っている方が落とすリスクは高い。
ってこの例、分かりづらいか?
もう一つ例を出そう。
AとB、二つの部屋がある。
部屋の中にはそれぞれ宝がある。
こんな感じ↓
Aには、a~jまでそれぞれ錠の形状も違う様々な扉が10ある。
対して、
Bには、扉が1つだけである。
諸君が泥棒ならAとBどの部屋を狙うだろうか?
我輩なら、Aを狙う。なぜなら、10通り扉があれば1つ目試してダメなときは次にいけばいいと、つまり数打ちゃ当たる方式で、10もありゃ我輩のピッキング技術でも破れる扉が1つはあるんじゃね(^o^)と思うからである。
(おお…この例え、すこぶるわかりやすいじゃないか…頑張って筒書いた甲斐があったぞ)
情報漏洩といえば昨今は人為的なものが主だろうが(フィッシングに引っかかって自ら情報入力しちゃうパターン※よくある大手企業を騙った偽メールなど)
サイトからの情報漏洩、不正アクセスに関しては、
大きな企業だから大丈夫、小さいから心配とか、
日本だから安心、中華企業だからダメとか、
そういうことも一概には言えない世の中になっている。
もはやどこも狙われていて、言ってしまえばどの企業にだってあり得ることと、しっかり覚悟、警戒しておくべきだ。
疑え!備えろ!
だがずっとピリピリなんてしていられんだろう。そんなのガチ神経衰弱になってしまうではないか。
ならばリスクを軽減しよう。
いくつもの通販会社にクレカ情報を登録すると言うことは、すなわちクレカ(宝)への出入り口を増やすも同然である。
1つにだけ登録してしまえば、扉=出入り口は1つだ!監視*1するのも1つで済むのである!※厳密に言えば2重ロックみたいなもんだが。
あと、フィッシングメールも大体クレカ有効期限切れてるよ(^o^)更新してね(^o^)みたいな内容が多いので、PayPalを使っておけば、クレカ情報なんざ元から登録してねえよ!バーカ!!と、この時点で「偽」と気づくこともできたりするかもな(PayPal騙られたらそうとも言えんし、非常に限定的過ぎる話だが)。
というか一番は、アドレス登録時の氏名に本名を使わないこととか、アドレスは分けまくる事、なにより支払い情報の保存・登録は一部のサイトだけにしておけ、とか、そういうのだと思っているのだが…まあこれは話が逸れすぎなので今度にしよう。
と、ここまでがPayPalのメリット、リスク軽減の意味である(あくまで我輩の持論)。
PayPalにはその他、
届かなかったうおーん(´;ω;`)
とか、
変なの届いたうおーん(´;ω;`)
ってなときに「条件満たせば助けてやらんこともないぜ」といったバイヤー保護制度とかもある。まあ世話になる機会が無いことが一番だが。あとこれに関しては通販会社に訴えてどうにもならなかった時の最終手段ぐらいに考えた方が良いだろう(つまりアテにはするな)。通常は通販会社自体にその制度があることが多い。
あと、二段階認証も設定可能。これは普通に考えたら設定しておいたほうが良い。
先にも述べたように、漏洩・不正アクセスはどの企業にもあり得ること=PayPalアカウント自体が不正アクセスされる可能性も十分にあるからな。まあ我輩は面倒でまだやってないが、今度やる今度(こんなやつが後悔するんだろうな)。
注意点は、日本円以外で購入だと為替手数料が発生する事。
PayPal経由ではなくクレカでそのまま購入でも、日本円以外で購入時は通常為替手数料は発生するものだが、率がPayPalは高い模様。なのでその通販サイトが日本円対応しているなら大体において日本円購入が良いだろうが、場合によることもある。
あとクレカだけでなく口座登録で使えたりもする。
送金も可能だが、我輩は使わんから説明しない。
メイン以外の話が長くなってしまった…。
ようやくだが、
PayPalを使った方が良いという話をしよう。
ここまで力説しといてなんだが、
我輩はPayPalを使っての買い物を一度しかしたことが無かった。
たしか昨年の1月頃だっただろうか…多分三が日ごろである。
我輩はタブレットを安くで手に入れるべく中華通販サイトのBanggoodを利用しようと決めた。どこと比較しても断然安かったのである*2。
だがクレカ情報を入れたくなかった。登録したくないとかでは無く、入力したくなかったのだ。Banggoodの利用が初めてだったので、念には念をということである。
そこでPayPalに登録することに決めた(このときにPayPalってよく聞くけどなんやねん…と思ってたので結構調べた)。
で、決済時に利用して…。
――1年以上経過――。
他で全く利用していなかったのである。
AmazonではPayPalが使えないし、よく利用しているAliexpressも対応していなかったし(最近対応した、ってのをさっき知ったので今後使用頻度が増えるかもしれない※翌々日にPayPalでの決済はUSDになること発覚。やっぱ使わねーな(^o^))、
機会が無かったのだ。
で、ずっと放置していた。
たまにPayPalから調子いかが(´・ω・`)?的にメールが来ていることに気づくも…
完全に無視である。
全然使わねーので、クレカ情報が変わっても更新すらしていなかった(使わないんだからわざわざ登録しなくても、と思っていた)。
そんな状態でPayPalの事なんざどうでもよかった先日。
PayPalから
おめでたいね!1000円OFFクーポンだよ!
とメールが来たのである。
え!我輩全然使ってないのにクーポンくれるの?本当に?
使わせるための姑息な条件だったら許さねーからな!?!!?
と思いながらメールを開いてみた。
※ちなみに1000円割引きクーポン!と書かれている部分はGIF画像でぴょこんぴょこん動いている。
ほほう!メール文自体は悪くは無いな!
めちゃくちゃPayPal利用してほしそうじゃ無いか!
だがどうせいくら以上使ったらとかいう条件があるんだろ!!?
そんなことを思いながら詳細を確認してみた我輩。
最低利用金額なしだと!?
すごいなお前太っ腹だな!!気に入った!よし!使ってやろう!!!
というわけで、1年以上ぶり、久々にPayPalを利用したのであった。
まああまり利用していないから戻ってこい的にクーポン配ったんだろうな
と思っており、使用後にはPayPalのことなど忘れていた。
それから少しして。
別のメールを見ていたら、またあのときのクーポンメールが目に入った。
その瞬間、
PayPalからのクーポンメール、
実は前から来てたりするんじゃ…?
と急に気になった我輩。
というのもこのクーポンメール、Gmailのメインの受信トレイでは無くプロモーションボックスに入っており、あまりプロモーションボックスを見ない我輩は今回たまたま気づいたのである*3。
ということは…前々から来ていたとしても絶対気づいていない。
まさかまさかと、プロモーションボックスを見てみた我輩。
うわあぁああああああ!!!!!キテるぅうううううううう(((((^o^)))))!!!!!!
クーポンの種類はそれぞれ300円、500円、1000円。ランダムで数回来ていたクーポンメール。
もったいねー!!
去年から来てたのか!!!
全部有効期限切れてる!!!!
うわああああ!!!
期限切れのクーポンを見ながら、ちょっとショックを受け、これからはちゃんと見ようと肝に銘じたのであった。
ちなみに、
冷静になって考えてみれば、去年クーポンを使っていたら今回来なかった可能性も、無いとは言えない。
だがそれでも、
登録しておくだけでクーポンくれるとかめっちゃ良いな
と、思うわけである。
というわけで、
PayPal(ぺいぱる)は使わんくても
使った(登録しておいた)方が良いぞ
という話であった(使用頻度が少ない場合、管理は厳重に)。