【クソゲー検証の主旨】
広告で流れてくるゲームもれなく全部クソっぽいけど本当にクソなの?
もしかしたら期待を良い意味で裏切ってくれるかもしれないし、期待を予想以上に上回るクソっぷりを見せつけてくれるかもしれない。
広告費全振りのお前らの死闘見せてくれよ!!
そんな我輩の偏愛と好奇心から生まれた個人的企画。
ただただ広告で流れてくるいかにもクソっぽそうな心揺さぶる魅力を持ったゲーム(アプリ)を我輩が片っ端からインストし実際にプレイし、
我輩の独断と偏見でクソorNotクソを決めていく。
最終評価はミシュランならぬクソランガイドの広告頻度、ゲーム性などを含めた5つの観点に基づきう○こ数で判定。
1つグソ~5つグソまでで認定証を発行する。
※もちろん全く制作者とも制作会社とも無関係である。己の感想をぶちまけるだけなのでご理解を。
※あと泥ユーザーであるからGooglePlayストア配信分のみ。AppStore限定配信なゲームのことは、知らん。まあApple様は完璧主義者なのでクソゲー淘汰してそうだがな!!!(偏見)
ある日、就寝前のこと。
とあるゲームをしていたときに(ヒーリングパズルみたいな個人的神ゲーだがここでタイトル挙げると汚名かぶりそうなので別の記事で今度紹介する)、流れてきた広告。
内容としては、粘土こねくりまわして人の顔を造形しますみたいな感じの、それはそれはクソそうな、久しぶりにこんなあからさまにクソそうなアプリ見たなぁと思えるほどクソそうなゲームの広告であった。
タイトルはSculpt people。
我輩は以前から広告で見たクソそうなゲームに妙に心惹かれる人間であり、ちょいちょいインストしては、やっぱクソだった(^o^)、あれ予想外にクソじゃ無い…?といった事をひとりで検証し楽しんでいたりする。
今回も早速インストしてみた。
改めてゲーム性を見てみよう。
粘土で遊んでください!
ほほう、シンプルで良いじゃないか。粘土なんていつぶりだろうか。手を汚さずに粘土で遊べるのは画期的である。園児に返った気持ちで楽しませてもらうとするか。
あっ、案の定、評価低いでござるな(^o^)
実際のレビューも見てみよう。
なるほど…
良いところは無い、時間の無駄、広告頻度が異常、作業ゲー、クソといった★1のオンパレード。
こんな低すぎるレビューが並んでいると逆に面白そうである。
インストールも完了し、早速起動した。
ほうほう。そうか。
この右上の絵の中の、帽子を被った男を作成してほしいのだな?
分かるぞ、己の考えたキャラを立体化したいその気持ち。
我輩に任せろ。
なるほど。∞を指で描けば良いのか。単純だな。単純すぎて怖くなってきたぞ。
ではでは…
∞ m9(^o^) ∞
顔の輪郭が整った、
次の瞬間である。
高頻度広告の第一弾がやってきた!
来たなッ!知ってたぞお前が来ることは!!
先人達が教えてくれたからなァ!!??
広告が終わると、次の工程へ進むことが出来るようになった。
我輩が整えてやったおかげで、顔の輪郭が卵形になった粘土。
竹串みたいなモノが現れた。
これでコイツの目の位置に穴を開けろということらしい。
そうだな、眼球をツッコむ必要があるからな。
だが同じ∞でいいのか?
顔の輪郭を整えるのと同じであるぞ?
我輩はあちこちを適当にいじくったが、適当にいじくっても結局∞を認識しようとするので、諦めて∞を描いた。
∞ m9(^o^) ∞
そうして眼窩をこじ開けた、その次の瞬間である。
高頻度広告第二弾
いち工程ごとに広告が来るというのはマジだったらしい。
さすがにゲーム性以前の問題である。∞描いて広告∞描いて広告なんて、∞描いて広告見たいだけの奴以外楽しめないだろ。そんな変態性癖我輩には無い。まだ紙に∞書いてた方がマシだと思わせるほどの、この、気持ちを削いで来る感じ。
むしろアンストさせようとしてる?アンストしたら負けゲームなのか?
そういうことか!燃えてきたぞ!!
ならばとことんまで戦ってやろうじゃないか!!!!
(^o^)
↓↓↓
m9(^o^)ポチッ
これはイチかバチかの賭けである。
どうだ?
効いたか?
それとも機内モード対策済か?
…
わー(^o^)何事も無かったかのようにプレイできてるー(^o^)!!
ふん、バカめ。詰めが甘すぎるぞ。
丸腰のまま広告アタックを仕掛けていたということだな。
にしても今時、この程度のことは広告アタッカーなら見抜けてないとダメだろ?!
わざと評価の悪いアプリにしたとしか思えないレベルの広告頻度であるのに…本当に儲ける気があるのか疑問である。
今度は白い紙みたいなモノを貼ったコイツに、
スプレーを吹きかけろと無言で訴えかけてくるのでめっちゃ吹きかけた。
剥がしたら…
なるほど!こういうことなのか!
そして目ン玉をツッコんでいく我輩。
というか下にそろってる奴全部ひっつけていけ、と、レビュー通りの作業ゲーである。
そうしてできあがったコイツ。
良いデキだな。我輩のセンスだな(∞描いただけ)。
ちなみにこのできあがった奴を、この絵を描いたと思われる人間に渡すのだが(棒に刺さったまま)、そのスクショは無能なので撮り忘れた。
さて、今のところとんでもなくつまらんこのゲームであったが、我輩は機内モードが無事使えたのをいいことに、そのまま続けていくことにした。
それに、我輩はこの時点で、これはまだチュートリアルだと踏んでいたのだ。
きっとこの先は、レビュワー勢ですら踏み込めていない未開の地(彼らは主に広告という獣に意欲を食われたので)。
彼らを食った獣(広告)が守るその奥地に、一体何があるのか。この目で見届けるのが我輩の使命である。
また出てきたのは粘土である。
そしてこねくり回してまた渡し、ステージ(?)が上がる毎に出来ることが少しずつ増えていった(色を選べたり)。
右上のコインが増えているように我輩の腕も上がってきた頃。
今度はインディージョーンズのようなダンディなジジイをご所望のようである。
我輩は手慣れた動きで∞を描いた。
∞∞m9(^o^)∞∞
同じ手順で目ン玉の穴くりぬいて目ン玉ツッコんでヅラを被せて…
お気づきであろうか。
彼の顔がゆがんでいることを。
実は顔の形を整える段階を雑にやってみた。一体どうなるか気になったのだ。
これでOKと言う風に右横の緑のチェックマークを押すとそのまま次に進めてしまい、歪なやつができあがってしまったのである。
そうしてスプレーを吹き付ける工程。
ここで我輩はピンクを選んでみた。
選択肢にあるのだから選んでよいと言うことであろう。
そうして下にある髭やら帽子やらをひっつけて(アクセサリーまで増えている)…
あえて違う帽子を選択したところで完成した。
はずだったのだが…
最終工程が増えている?
何故だ!!!!何故いじくり回すことが出来るのだ!?!??
最終調整しろとでも?!
そんなの不要だろ!!
と思いながら、
これはもしかすれば何か求められているのかもしれないと感じ取り、目ン玉が飛び出るまでこねくり回してみた。
可哀想なインディージョーンズである。
きっと酷くサディスティックな依頼人なのであろう…。
よし出来たぞ。
写真の彼とは大分違う見た目となったが魂は同じである。
帽子から飛び出した羽根(変形したヅラ)もロビンフッドのようでいい感じだな。
ではさっそく依頼人へ渡してみよう。
とんだ鬼畜野郎が来るんだろうな。楽しみである。
わー(^o^)女の子だったー(^o^)!!とてもご満悦そう(^o^)!!!
君、本当にそれでいいのか!?
インディージョーンズがほしかったこと自体が渋すぎて驚きだが、更に潰れたインディージョーンズに満足しているなんて!!将来有望だな!!
彼女の満足度はこの通り、
・クリエイティビティー★
・アクセサリーズ★
・ペインティング★
全て高評価である。※アクセサリーズはゲージがいっぱいになる前に慌ててスクショしたため★がついているのが見えないが実際はついている。
ちなみに依頼人の評価は結構ガバガバで、何をどうやっても高く評価し満足してくれる。
そのことから考えると対象年齢7歳ぐらいかもしれない。
7歳相手に怒濤の広告ラッシュとか容赦無いなと思ったが、だからこその機内モード未対策と言うことも考えられる。なんてヤツらだ…。
それからも様々な依頼人に答えるために粘土をこねくり回してみた我輩。
なんだか文字だけの依頼もある。
適当に作ると、
奇形コックができあがった。
奇形コックも喜んで貰い、次なる依頼に応えるため指は∞を描く。
そしてこの辺りで気づくのだが、
このように。最終工程でどんなにこねくり回しても、一周すると元に戻すことが出来るらしい。
これも、潰しに潰したあとなのだがよく見るとしっかり顔の形をしているのが見て取れるであろう。
これに関して、全く元に戻すつもりは無かったのだが、ずっと指をぐるぐる一定の方向に動かしていたら顔がクソ小さくなり、それでも動かしていると今度は顔が膨らんでいき、結局元通りの状態になっていったのだ。
つまりどんなに潰した気になっても、完全に潰れてぐちゃぐちゃになっているわけでは無く、仕様上、結局構築された目の位置口の位置などは変わっていないというわけだ。これがデジタル粘土たる所以。
己の潰した行為が無駄だったと、その事実を知った途端、急激にゲームへの飽きに襲われた我輩。
我輩は、Sculpt peopleをアンストした。
今回はまあ、引き分けといったところであろうか。
それでは、これらプレイ要素を踏まえてクソorNotクソを決めていこうとしようじゃないか。
・広告頻度:高いがオフライン(機内モード)で対処可能
・ゲーム性:雑な作業ゲーだが対象年齢7歳と(勝手に)見ると妥当
・キャラ性:女の子が潰れたオッサン持って喜んでる感じは悪くはない
・自由度 :無いに等しい
・面白さ :無音で何もさせてもらえない隔離生活で色んなモノを絶たれ寝るだけの生活の中にこのゲームだけはやってもいい権限を与えられたらやるかもしれない、と思えるほどの面白さ。
クソランう○こ数:3つグソゲーム。
クソランガイドに載るに相応しい、充分なクソっぷりである。
これにて【クソゲー認定証】を授与する。