多分、アレだ。
ようこそ諸君、我輩はボロボロ皇帝。
我輩は車に詳しくない。
詳しくないのでこれは実体験での話である。
まあその分、信憑性はあるので信じてくれていいぞ(違っても責任はとらん)。
最近立て続けに車が色々起こしている。まあ古いからだろうが。
せっかくなので覚えているうちに残しておこうと思った次第である。
症状別に目次を作っておいた。
最初の異音は去年の冬頃である。
信号待ちで停止中のこと。
カタカタうるせーな(^o^)
ちょっとさすがに激しすぎないか?という程のカタタタタタ…という異常音。
ソレに合わせてなんだか振動も激しくなっていた。
運転席に座っていても車体がブルブルしているのが分かる。車が泣き震えている。
なんだこれ?え?気のせい?(※気のせいレベルではない)
とか思いながら、調べるもそれらしき原因は分からず。
タイヤに空気は入ってるしなぁとか思いながら(一時期タイヤに穴が空いていて頻繁に潰れていたのでタイヤの空気圧をバカの一つ覚え状態で気にし続けていた)、最終的に、まあいいか(^o^)とのんきに考えていた我輩。
その日も面倒くさいなと思いながらカタつかせつつ片道20kmの道を職場へ向けて走っていた。
ちなみに我輩は二輪車系がちょっと怖い。
自転車やバイク。
我輩の左横を走る小さき奴ら(左横を走っていないやつはあまり気にならない)。
なんとも心許なくとても不安である。
自転車が一所懸命車道の隅っこを走っていると、転けるIF世界を感ずるほどで、実際に己の目の前横を走っている自転車二人組(ニケツではなくイッケツ(?)ずつ)で、後方を走ってたヤツが前方のヤツの自転車後輪にぶつかったんだろう、後方は勢い良く一回転し前方は玉突きで転けるなんてことに出くわしたことがあり、あー!マジで転けやがった…!!!とか思ったこともあるレベルで彼らが転けたりしないかを勝手に気にしている。
(転ける気がして減速して走っていたので、ガチ転けしたあと、とりあえず己の後方者が彼らを轢かないか不安で車をすぐ脇に寄せてハザード点滅させ彼らの後ろ側で停止し体勢立て直すのを見届けてみたが意味あったのか全然わからん。ああ言うときは一体どうしたら良いのか)。
この日も、我輩の左横を走るバイクに、
あーバイクだなぁ。
バイクに寄っていかないように注意しないとなぁ。
煽りみたいになっちゃうからなぁ。
とか変なことを気にしながら運転していた。
そしたら思えば思うほどバイクに寄っていくではないか!!
え?なんで!?我輩煽りたくないのに身体が勝手に!!!
とパニックになり右へ右へと寄せようとして気づく。
いやこれどう考えてもハンドル取られているな…
と。
ちょうど広いバス停が有ったので、慌ててバス停の前方側ギリギリに車を停止(本当はバス停ダメだがどうにもならんので)。
降りて確認すると…
こうである(実際の写真)。
完全に左前輪タイヤが裂けていた。
ちなみにこの時、充電ギリギリの携帯で保険会社に連絡し、会社に連絡し、ロードサービスが来るまで待ち、裂けたタイヤを我輩の車に載っていたスペアタイヤ(こいつもボロく空気抜けてた)に交換してもらい、また会社に連絡し終わった瞬間、携帯の電源が尽きた時はマジでどういう運してるんだろうと思った。不幸中の幸いである。
※今考えても怖い。バッテリー死にかけのガラケーであるから、もし途中、もしくは保険会社も呼べず電源が切れてしまっていたらと…。充電はしっかりせねばな…。
※ロードサービスの兄ちゃんには、全部タイヤよろしくない、特に裂けたやつは劣化が酷い、危険!すぐ変えろよ!と注意された。
で翌日。ちょうど休日だったので、そこらへんのホームセンターでタイヤをまとめて4本交換してもらったのだが、その時そこの兄ちゃんに、
タイヤのナットが緩んでいた!危険だぞ!
と言われた我輩。
ハッとする。
もしかして、カタタタタタっつってたのって、タイヤがかたついて鳴ってたんではなかろうか?
で、カタつきながら運転してるからタイヤが無駄に道路に擦れてただでさえボロいタイヤが耐えきれず裂けちまったのでは?
その証拠にタイヤを交換した後からこの、
カタタタタタタタタタタタタタタタタタタ・・・
ブルブル(((((^o^)))))ブルブル・・・
な、異音&振動は無くなった。
つまり、
カタタタタタと意味わからんほど車体が振動しながら異音を鳴らし始めたら、
タイヤのナットが緩んでいるかもしれんぞ。
という実体験の話である。
あー、ナットの緩みに気づいてたらもう少しタイヤもったんだろうか…
とか、良くないことを考えた我輩であるが、己の性格上、事前に交換ということを考えもしないし、遅かれ早かれこうなるはずだったのだ。ならばあの時裂けてくれてありがとうと思うようにしている(パンクした時点で走っていたのがちょうど国道に入る手前側で流れはさほど早くない広い車道という、本当に場所も良かった)。
次に車へと降り掛かった(というか車自ら引き起こした)異常は、
ガバババババ!
である。
説明しよう。
ちょっと減速すると、ガババババババ!!と外側から聞こえるのである。
それに気づいたのは、先月頃だろうか。
夜、仕事を終えて帰るときである。
右折時には減速をするであろう。その時のこと。
なんかババババ聞こえるな、壊れかけのうるせー車が近く走ってやがるぜ(^o^)
と思ってたら、我輩だった。
最初は、
あれ?この車ずっと我輩の近くにいる?どこ?
とサイドミラーやバックミラーをチラ見したりした。
次第に己のブレーキと同時に鳴っていることに気づき、
何度かわざとブレーキを踏むと、
ガババババババ!!!
あー自分じゃねーか(^o^)
という確信にいたったのである。
我輩の車は父の友人から5、6年前に当時車検入りで安くで買った中古車だ。
最近、ちょうど父を乗せて運転することがあったので、この音が聞こえるかと訊ねてみた。
「何も聞こえないけどな!ん?聞こえるか?じゃあ運転してみよう」
と言うので父と運転を交代することに。
確かに助手席では聞こえづらいが鳴ってはいることを確認。
だが、我輩の父は頭のネジを無くしたレベルのポジティブ思考である。
「聞こえないよ!静かだな!いい音だ!」
とか言い出した。何が良い音じゃ!とキレそうになった我輩を知ってか知らずか「うーん聞こえないなぁ静かでいいなぁ」としか言わない父。
父はなぜだか車関係の友人が多い。結局、この音の件は、とりあえず整備士をしている友人に見せてみると言ったので、その日車を2,3時間預ける事に。
その後戻ってきた父親と車。
「問題ないってよ┐( ´_ゝ`)┌」
うわぁ…本当かよ…。我輩結構こういうの放置する人間だけど、そんな人間ですら気になる音だぞ?問題ないはず無いだろ…。
と思いながらもう面倒になったのでその日は忘れて寝た。
これが数日前のことである。
それから3日前までにかけてのこと。
最初はうーん聞こえるなぁ程度だったこの音は、徐々に、だが確実に、結構な早さで悪化していった。
ガバババババババババババ!!!!
うるせー!
このガババババ音、説明が難しいのでたくさん例を出そう。
まるで、
・分厚いゴムが高速で何かに当たってるような音
・鳥の激しい羽音
・マフラーに穴が空いたらこんな音鳴りそう、というような音
・走ってる車の窓から顔を出した時の、顔面に強く当たり耳元で激しく吹きすさんで、あー何も聞こえねー(^o^)という状態を引き起こすあの、風音
である。
これだけ例を挙げたらなんとか伝わるのではないかと思う(伝わらんかったら一回走ってる車から頭を出してみろ※その時は周囲に気をつけろ)
しかもこの音以外にも、ちょっと加速しようとしたら、頑張れない(´・ω・`)と言いたげに、結構踏み込まないと速度も上がらない状態に陥っていった。ちょっとした信号待ちからの発進時、上りの傾斜面では特にである。アクセルをこんな勢いで踏むとか、まあまあ怖い…。
その時気づいた。
あれ?なんか光らなかったか?
わー!減速した瞬間、オイルランプ明滅してる(^o^)!!
それはそれは分かりづらい、本当に一瞬である。
チカッとまでもいかない
チラチラッという表現が相応しいレベルの点滅である。
飛行機が飛んでる時に見える光ぐらいのものだ。
音と関係あるのか無いのかしらんがもうオイルはヤバそうだと感じた我輩。
オイル交換時期まだなような気がするけどなぁと思いながら休みの時にでも変えに行こうと考えていた。
それからその日の翌日、一応我輩の車を気にしてくれてはいたらしい父から、またもちょっと見てみよう的なことを言われ、いや見てもわからんやろ…と思いつつとりあえず車の鍵を渡すことに。
話の流れで軽く音の件、オイルランプの件を説明すると、またも整備士の友人に見せると言い出す。
ええ…もういいよ、やめてくれよ、これでまた大丈夫だがな┐( ´_ゝ`)┌とか言われたらオイル交換する気が失せるだろ…*1
と己のヤバイ思考を先読みし、いやどうせ聞こえないだろうしやめてくれ!と結構な勢いで拒絶した我輩。だが断固として見せると言い張る父。
意味がわからんほど面倒くさい状態だったので、仕方なく一度奪った車の鍵を渡した。
そうして2,3時間ほどで返ってきた車。
「音聞こえたよ、オイルが悪かったよ( ´_ゝ`)」
だろうな!!??さすがに見当ついてたわ!!!いやでも聞こえたんなら良かった!!
聞こえますけど?これね、知ってました、みたいな感じで言ってくるので、聞こえないなぁ♪~ (・ε・)とか言ったの誰だよ!と腹は立ったが、その友人へオイル交換までしてもらい直ったと言うので、結果、ありがたいことには変わりない。
なので事実だけを見ることにして、うん、よかったありがとう、と言い、余計な怒りは鎮めた。
さっそく本日出勤時。
あのガバババババ!と激しく鳴っていたのは嘘かのように消えていた。
とまあこのように、
ブレーキ踏むと同時にガババババババ!!音が鳴り出したら、
オイルかもしれない。
放置したら音がどんどん大きくなり、
オイルランプが点滅するかもしれない
ので要注意。
という話であった。
これで最後であるが、
エンジン掛ける時、うんッ!と車が力んでそう…?
な話である。
これに関しては正直我輩はあまり気にしていなかった。
逆に一緒に乗っていた父が気にしたような状態である。
「なんかエンジンかかりにくくないか?」
と言われた時、
「いや?かかるけど?」
と返したほど、我輩はこの状態をかかりにくいものと認識していなかった。
だって一発でかかるぞ?
ちょっと頑張ってるっぽい間はあるけど、一応かかるぞ?
これを世間はかかりにくいというのか…?
そういえば、と、ふと思い出す。
我輩はよくガソリンギリギリチキンレースに興じる。
まあ別にやりたくてやっているわけではないのだが、気づいたらガソリンギリギリじゃねーか!みたいな状態で走っていたりするのだ。
でまあ帰り道だとかガソリン入れに行けば良いのだが、そのまま忘れて通り過ぎて、
あー明日休みだし明日行こう(^o^)
とか思うが、絶対忘れて(もしくはめんどくさくなって)休日には行かず、結局出勤の際に思い出し大慌てでガソリンスタンドに入る、ということも、そこまで高頻度ではないにしても、まあ、ある(少なくはない)。
我輩はコミュ障なので(帰りが遅いので24時間対応以外閉まっているというのもあるが)基本はセルフで入れているが、出勤時に入れるとなると一番経路的に近いのが、有人スタンドである。
慣れないなと思いながら、まあ入れてもらうが、慣れないので挙動不審度が上がっている気がする。
ちなみに最近行ったとき、ゴミありますか?と言われて、え?ゴミ?全部ゴミなんだが?と戸惑いながら(もしかしたら相手も「仕事で訊いたはいいが全部ゴミじゃねーか」と戸惑ってたかもしれん)、慌ててゴミだらけの車の中から一つ厳選して渡したそのゴミが、よりによって己の居住区をわざわざ晒すものだったほど、キョドっている。
そんな気取り屋ならぬ、キョドり屋な我輩。ガソリンを入れてもらって発進時にも変に慌てている。
そんな風に慌てているせいか、キーを回し、エンジンをかけようとしても一発でかからないことが何度かあった。
やべーキョドってるのバレる、はずかしい、とか思いながら車が原因だとは全く考えていなかった我輩。
よくよく考えればその一発でかからなかったのは最近になってからである。
このことから考えるに、恐らく、
車は不調:気力を振り絞るために踏ん張る必要がある
我輩も不調:キョドっているのでキーの回し方が浅く短い
結果:車に踏ん張る時間を与えておらずエンジンがかからない
という条件下により、あの場でエンジンが一発でかからないということが頻発していたと思われる。
なるほど、己のせいだけでなかったのか、と妙な納得をした我輩。
この状況を、父は友人に見せると(しょっちゅう車を見せられて、父の友人も大変である)言い、その結果バッテリーが原因だったらしく、バッテリーを買ってきて交換したら、その状態は改善した。ちなみにバッテリーはマイナスから外し、プラスから繋げるらしいな。外すときは外しやすいマイナスから外したが、繋げるときは知らなくてマイナスを先につなげたら、プラスを接続する時に火花が散ったぞ(^o^)
我輩も何かを交換したら挙動不審が治るかもしれないという期待が生まれた話である。
ではなく、
エンジンを掛ける時に車がうんっ!と踏ん張り力んでいそうな感じであれば、
多分バッテリーが悪い
という話であった。
こういう症例と原因に関しては、なかなか調べてもドンピシャなものは出てこないので困るよな。
まあ自分のための備忘録でもあるが、困っている諸君が彷徨い歩いてやってきたとき、この体験談がちょっとでも役立てばいいなとも思っている。たまにはそういうのもいいよな。
※ちなみにオイル交換後も一瞬、星の瞬きレベルでオイルランプがチラつくことがあるがこれの原因は分かってはいない(まさか漏れてないよな?と思っている)。
*1:我輩は父の楽観思考の簡易版みたいな性格なので、ヤバそうという理性が、大丈夫ならもういっかと言う思考に塗り替わる間抜けなのである