もしかしてだけど〜(^o^)♪
なんだか今日イケそうな気がする〜(^o^)♪
我輩は、まあどっちも好きである。
ようこそ諸君。我輩はボロボロ皇帝。
天津木村とどぶろっく。
彼らの(ネタの)共通点と言えば、
超弩級のポイティブ思考で0.1%の可能性にすらも賭ける性への貪欲さ
である(と思っている)。
常に希望を持ち続け、
期待を胸に、
些細な動きも見逃さない!!!
そんな同属性(ポジティブ野郎)な彼ら。
この彼らの衝動には、似ているようで確実に異なる部分がある。
本日はそれについて触れてみたいと思う。
※天津木村氏はイケそうな気がするで締めくくらんネタも多数あるが、イケそうな気がする方だけで進めたいと思う。またどぶろっくのネタに関しても複数あるが、もしかしてだけどの方だけで話を進める(そうじゃないとこの記事の内容全てが潰れる)。
まず、彼らのネタについて。
天津木村氏の場合。
吟じます!
ソフトクリーム舐めててー
えーえーえー
口の周りがべちゃべちゃになっててへっちゃらな女を見たらぁ
あーあーあー
なんだか今日イケそうな気がする~! あると思います!!
どぶろっくの場合。
車を運転してたら スクーターに乗った女が
信号待ちの度横に並ぶんだ
もしかしてだけど〜
(もーしかしてだけど〜)
もしかしてだけど〜
(もーしかしてだけど〜)
バイクじゃなくて俺にまたがりたいんじゃないの?!
お分かりいただけただろうか?
天津木村氏の場合、
もうなんだかわからんが、イケそうと思っちゃってる。
つまり、非常に強い自信を感じるのである。
対してどぶろっくの場合、
相手に問い掛けるという手段、そう思いたいけど、そこんところどうなの?という、伺うような、言うなれば、
自尊心の低さ、劣等感。そして、ちょっと自分でおかしいとわかってそうな感じ。
積極性と消極性
能動的か受動的か
このような対となる、相反する性質を感ずるのである。
例えば天津木村氏とどぶろっくそれぞれに「いや違うぞ」と、女性がアンサーを返した場合。
天津木村氏「いや、あるでしょう」
どぶろっく「だよね」
それぞれこう言いそうである(※勝手な解釈です)。
このことから考察するに、
天津木村氏は、イケそうと思ったら実際イケてきた可能性が高いと考えられる。
つまり、彼の自信は経験値によるもの、実体験という実績ではなかろうか。大変ディープな大人である。
それに対し、どぶろっく。
彼らの声が発するは、劣等感と妄想の肥大化、それらが合わさった内なる叫び、
つまり、秘めたる負の部分を原動力にプラスへと変換し、超ポジティブな未来に思いを馳せる、その歌声を響かせた瞬間、彼らはまるで少年なのだ。
その証拠に天津木村氏のネタはその他のものも聞いていけば、非常に生々しい、あると思うというよりは、完全にあるあるネタ要素が強いのである。
なるほど、あったんだな、と、無かった者にそこは分からないといった要素がふんだんに含まれる。
経験豊富、リア充のネタである。
だがぶろっくの場合、あるあるではない。
彼らは起きた事象から派生する夢を歌っているのである。
男性陣(主に陰キャ)の空想を、声を大にして、あったらいいなできたらいいな、と。
だが確かにそれらが夢とは分かっている。現実を見せつけられ、波に揉まれ削り取られてきた、プライドの一片にそれでも輝く、希望と期待。
カッコいい…。
我輩は彼らのネタどちらも好きである。
だが我輩の精神はどちらかと言えばどぶろっく側である。
天津木村氏は、我輩からすれば、酸いも甘いも見てきた人生の先輩、熟練者のような親戚のおじちゃんだ。
我輩には経験が無いことはただただ「おう、そうなのか」というなるほど豆知識の域を越えない。
だがどぶろっくは友だ。
共に歌う友なのだ。
現実では限界がある、だが空想に制限は無い。
溢れる妄想空想夢を、「いや、ねえだろ」というようなそんなことを、それでも希望を手に吐き出したい。
「ねえだろ」と自分でツッコミながら、「でも確かに思っちゃいますわ」というような心境に陥る、心踊る歌ネタ。
もしかして、もしかしない、もしかするかも、そんなことを考えながら、ふざけながらも真剣に、共に笑い夢を追ってくれる素晴らしき友なのだ。
(まあ売れて人生変わったピーク時で、熟練者になった可能性もあるがそれでもなお)
下ネタとひとくくりにされがちだが、このように比較してみると、まるで違う人生、人間味が見えてきて面白いと我輩は思う。
余談だが、どぶろっくの大きなイチモツに関してはサビ前の「叶えてやろう~」のところの盛り上がりにかけてマジで良い歌聞いてるみたいな気分になる。9mmの新曲聴いてる気分になる。
というわけで、大きなイチモツを所望する公式動画が無いので、代わりに「9mmの命ノゼンマイ」と「キャンドルの灯を」置いておこう。
※豆知識(^o^):9mmのタクロー氏は初期の頃本当にビビる音痴だったがこの頃は普通なのと、どぶろっくは歌うまい。