はじめまして、我輩はボロボロ皇帝。
表題の通りである。
が、もう一度言おう。
「流行ってるとか流行ってないとかどうでもいから!
とにかくこの曲、騙されたと思ってちょっと聴いてくれ!」
あ、ちょっと長くなった。まあいいか。
我輩のMP3プレーヤー(デジタルオーディオプレーヤーすなわちデジプレ)の中身は、
「え?家族と共用?」
と思われかねないぐらい年代もジャンルも統一性が無い。
老若男女も判断つかないレベルかもしれない。
邦洋はもちろん関係なく、ロックもヒーリング系もポップもゲームBGMもアニソンも映画やドラマのサントラだとかも、己の好みで詰めていったらそうなった。
基本的に曲で好きかどうかが決まるのだが、好きでござる!!となるあの感覚があればもう一生好きだ。つまり飽きることが無いので、ただひたすら溜まる一方である。
そんな我輩が、知られてるんだか知られてないんだか分からんがもしかしたら知られてないかもしれない、そんな諸君にもっと知ってほしい曲を紹介する。
もうここまで読んだなら絶対引き返すんじゃないぞ!しっかり聴いていくんだぞ!
ちなみに今回ピックアップしたのはワールド系だ。国、伝統を感ずる中で響くアレ、鳥肌立つ感じのアレ、カッコいいアレ、ちょっと説明できないからとりあえず聴いてくれ。
※好み=曲主体なので、歌詞説明はほぼほぼ無い、申し訳ない。
Wardruna の Helvegen
これはAURORAたんとのコラボVerだが、それが一番好きなので載せておく。
死について歌われていて、泣くほどカッコいい、魂が震える、もうそれしか言えない、聴いて感じてくれ。
彼らWardrunaはノルウェーのバンドで北欧の伝統的な楽器と曲を織り交ぜ奏でるスタイルの曲が多いな。正直我輩は彼らの曲ではこの曲だけが好きなので詳しいことは調べていない。曲紹介であってグループ紹介では無いので許してくれ。ちなみにこれは英語では無くノルウェー語だ。歌詞が気になる方は一応翻訳も調べたら出てくるので調べてみてくれ。機械翻訳にはかけない方が良い。ノルウェー→日本語の翻訳は精度が低すぎて自分で想像した方がまだマシなレベルだ。
余談だが、
多分AURORAたんのことなら、アナと雪の女王2で起用されたので知ってる人も結構いるんじゃなかろうか。美しいAhah~oh~oh~を聴かせてくれたあの精霊だ。北欧の精霊だ!!!アナ雪2は興味が無いので見てないが、AURORAたんとPanic! At The Discoが起用されたとき、彼らの歌声で新しい曲が聴けるのかということに発狂するほど喜んだのが記憶に新しい。
ちなみにAURORAたんの曲ならTheSeedがめちゃくちゃいい。あとAnimalもMVが…つってたらもうこれは収まりがつかないので、今度にしよう。
あと、Helvegenのカバー曲でめちゃくちゃ良いものもあるから興味あったら聴いてみてくれ。
Kalandra
Kalandraという同じくノルウェーのバンドだ。ノルウェーなんでこんなカッコいいんだろうな。厳かで神々しいというか。
このバンドのオリジナル曲も良い。興味があればSell Your VoiceとBrave New Worldをぜひ聞いてみてほしい。
Sting の Desert Rose
曲冒頭からなんだこの曲は!??(褒め言葉)となるほど、こんな曲作れるなんてマジで天才なんだなと思う。初めて聴いたとき目が離せなかった、というか耳が離せなかったというか、MV見てたんで目ではあるのだが、とにかく好みドストライクでだな…。
Stingといえばレオンの主題歌のShape of My Heartは有名なので、Sting自体にピンとこなくても聴いたら分かる人が多い気がするがどうだろう。あとEnglishman in Newyorkだとかな。
というかこの曲も洋楽聴く人は普通に知ってるかもしれないが、一応軽く説明する。これはft. Cheb Mamiとなっていて、この冒頭で神秘感を醸し出してくれるアラビア語の高音の歌声の持ち主がアルジェリアの歌手Cheb Mami氏(なんか色々やらかしている人らしいではある)。
ちなみに我輩はStingのStolen Carも好きだ。車泥棒視点で進むストーリーで、我輩の解釈では車泥棒が脳内擬人化させた車を奥様に見立てダンスに連れて行く歌だ(車泥棒はきっとド変態だ)。文字にリンクすればいいのかと今気づいたのでURLつっこんでおいた(MVの方はRadioバージョンで耳なじみが無いものだったのでこっちにしておいた)。多分この曲も有名だが知らない人で興味がある人はリンク先に飛んで聴いてみてくれ。でも絶対戻ってきて他の曲も聴くんだぞ!
Godsmack の Voodoo
とりあえず聴いてくれ。この感じ、なんて言って良いのか分からんが、こう、引きずり込まれるというか魅了されそうになるだろう。
0:55のBreathe in, breathe inからのヤバそうな感じが特にたまらん。ちなみにこのあたりの歌詞が韻踏まれてクソカッコいいんだ。我輩の言葉では絶対伝わらないから聴いてくれ!!
ちなみに歌詞の翻訳はどこにも落ちてない。一応気になった諸君がいたときのためにと、己の力で調べた限りでは(というかDeepLとみらい翻訳使っただけ)、疲れ憑かれた人間の歌か?という推測しかできなかった。まあタイトルがブードゥーだしな。No more reason to stay(留まる理由が無い)と言いながら、I'm coming back again(また戻ってくる)と言っている辺り朦朧としているんじゃなかろうか。蛇に咬まれたという歌詞もあるから比喩的にも毒が回ってるような感覚と考えても良いのかもしれない。まあ我輩は考えるな感じろタイプなので深いことは気にしないんだが、興味のある英語力高い諸君は自力で調べてみてくれ。
それと彼らの曲でUnforgettableもよい(念のために言っておくとゴリゴリのロックだ)。興味があればぜひ。でも絶対戻ってくるのだぞ…!!!
Celtic Woman の Níl Sé'n Lá
これは陽気なケルト曲なんだが美しすぎてというか壮大な自然を感じすぎてというか、なんだか泣けてくる。
前提として我輩はケルト音楽が好きで、中でもCeltic Woman自体が好きなので、とりあえず一曲選んだのだが、もっと聴いてほしい曲はある。興味がある諸君、リンク先は公式チャンネルなのでぜひ聴いてみてくれ。有名なのはYou Raise Me Upのカバーだと思う。聴いたら分かるんではないかな。我輩は特にCarol of the Bellsが好きだ。クリスマスとか関係なく年中聴いていたい(余談だがLiberaのCarol of the Bellsもいい、Liberaも好きなんだが趣旨が違うのでまた次にする)。
ちなみに我輩が最も好きなメンバーは、透き通る美しさの中にディズニープリンセスのような可愛らしさを併せ持ったソプラノボイスの持ち主Chloe Agnew(リンク先の動画は彼女の歌声が伝わりやすいかもしれない、ピンクのドレスだ)。
載せてるNíl Sé'n Láの動画では赤いドレスだな、一番まるっこい娘だ。
ちなみに彼女はこうだった↓
マジで可愛いよな、天使だろ。我輩の目には今もこう見えている(嘘だすまん)。
Celtic Womanはメンバーの入れ替わりがあるタイプのグループで、彼女も一度脱退したのだが(くっそショックだった)、グループ内のソロ活動で抜けた別メンバーの補完で去年戻ってきた。我輩としては嬉しいが痩せてしまったので心配している(あの頃のように高音が出るか)。
にしても結構メンバー減ったな。元々5人はいたが今は3人になっている。不安になるなこれは…。
Avi Kaplan の Change on the Rise
あり得ないぐらいカッケー曲である。Oh, Lord!の部分とか特に一緒に歌ってしまう(我輩は言語が分からなくても雰囲気で歌うので全部歌いたくなるが)。低く打ち鳴らすドラム音とか、クラップ音やアカペラ的に肉体要素多めで奏でられる曲ってなんかこう、心臓の辺りにクる。ゾクゾクと興奮する感じに近いかもな。
ちなみに歌詞調べてみたら(おなじみのDeepLとみらい翻訳使っただけだが)I feel the revelingと出てくるのだが、このrevelが非常に喜ぶ、享楽する、どんちゃん騒ぎをするだとかの意味で、まあ言ってしまえば歓喜の騒ぎを感じるぜ!とか、気持ちの昂ぶりというか興奮状態感ずる的な事を表しているようだった。つまりこの曲を聴いた我輩の状態だ。歌詞の意味など分からない我輩に、曲を通して伝えてきたということか…感動である。
日出克 の ミルクムナリ
沖縄が生んだ国宝、日出克だ!!!いやまあ国宝では無いんだが、我輩の中では国宝というか、それ言ったら島宝、もう島ん人ぬ宝ってやつなのか?とにかく、なんでこのオッサンこんなカッコいいんだ…と、我輩は聴くたび思う。
日出克は公式チャンネルだとか持っていないのでどうせならエイサーの映像と一緒に、聴いたことの無い人はぜひ聴いてほしい。締め太鼓っていうんだったか、黄色い衣装の人が持ってるヤツ。大太鼓はもちろんカッコいいんだが、あの締め太鼓、あれバチで打って回すのかっこいいよな。
ちなみにこれ、琉球民謡とも違うのだ。この人の楽曲は本当にワールド、エスニック、こんなん織り交ぜて作曲できるとかカッコい以外の何ものでも無い。歌声もよいしな。
ダイナミック琉球が一時流行っただろう、確か甲子園か何かでどっかの学校が歌い出してから。相乗的にこっちも人気出たりしないかなと思ってたがそんなことは起きなかった。まあ普通に歌えるもんではないしな。我輩は歌うが。
日出克の曲でもう一つ(本当はもう三つだが)聴いてほしい曲があるので載せておく。趣旨も逸れずワールドだ。出だしのロック調がたまらん。
風の結人
日出克本人が出ているもので見やすいものを探したらこれがベストだった(入が綺麗に入っていないが)。
2曲あるが1曲目が、我輩がミルクムナリと同じくらいかそれ以上に好きな曲で風の結人。2曲目は風の結人を探してたらちょうど入ってたしせっかくなので聴いてほしい。獅子GongGongというタイトルでこれもカッコいいのだ。一番締め太鼓の躍動を感じられる曲かもしれん。まあ我輩は日出克の曲以外で踊るエイサーには興味がないので正確にはわからんが。イベント会場でありがちな音声トラブルが発生しているな。生感があっていいな。
KOKIA の 調和
このKOKIAというシンガーソングライターを知ったのはフクロウという曲でなのだが、この人凄いのだ。色々な歌い方ができる。曲調で歌い方を変えてくるのだ、凄すぎる。本当に聴いてて楽しいぞ。そして声が可愛い。
我輩が一番好きなのはKOKIA∞AKIKO~balance~というアルバムに収録されているUsaghiという曲だが公式チャンネルにはプレミアム会員用しか上がっていないので、リンクは貼っていない。興味があれば、または機会があれば、聞いてみてほしいと思う。
この曲は架空の言語で何語でもないのだが(日本語を反転させてるかなんかだったかと)、彼女は英語も扱えるので、英語で歌っているときも耳馴染みがいいというか柔らかくて可愛らしい発音でよい。
余談だが、一番英語の発音が可愛いのはMiliというアーティストのmomocashewだと我輩は思っている。我慢できなくなったので載せる。聴いてくれ。
Mili の Utopiosphere
幻想的ということでワールドミュージックということにしておいてくれ…。
Miliを知ったのは例に漏れずDEEMO(大ヒットモバイル音ゲー)でなのだが、ボーカルであるmomocashewの声は少女的で、なおかつ英語発音のブレスの感じというかSの発音の息の漏らし方かというか、なんだか中国語に近いような独特な発音なので、とても幻想的だ。だが日系カナダ人とかいうのをどっかで見たな。そのせいか知らんが発音が日本語っぽいとかいう意味わからんこと言ってるやつも結構いたような。だがどう考えても日本人でこの発音出せねえ。出そうとすれば分かる。無理だ。この発音は日本語にはない。つまり非常に独特で英語発音だけでもない。よくわからんがずっと、中国語感があると我輩は思っている。
ちなみに、世界可愛い言語No.1を決めるなら中国語かロシア語だとも思っている(ロシア語はt.A.T.uでめちゃくちゃ可愛いことに気づいたが、さすがに逸れ過ぎなので次回にする)。中国人声デカいうるさいみたいなイメージあるだろうが、まあ実際対面すると国民性上、確かに怒ってないのに怒ってるかのように声デカいんだが、ドラマだとかで普通のトーンで喋ってるのを聞いてみてほしい。発音がマジで可愛いから。特に女性の声質が大体みんな可愛い。
キモいぐらい長文になってきてるからそろそろ終わろうかと思ったが、あと一曲付き合ってくれ。
Aviators の Way of the Strong
これはJaponismな楽曲だ。ゲーム仁王にインスピレーション受けたでござるみたいなことが概要欄に書かれていそうだな。別に公式曲ではないと思うのだがガッツリ仁王の映像使っているのはft.仁王ということの現れだろう。
Aviatorsというミュージシャンはこういったファンミュージックだとか含めて楽曲作成している人物らしい。情報が少なすぎてそれしか言えないが、とにかくこの曲カッコいいのだ。日本な楽器音と融合したこれ、本当によい。他にも良い曲作っているアーティストなので興味があれば公式チャンネルを見てみてくれ。一番我輩が好きなのはSong of the Abyssだ。
…これで以上としよう。
ここまで付き合ってくれた諸君がいるのかは果たして謎だが、もしいてくれたらありがとう。
まさかこんなに長文になるとは思わなかった。
諸君がこの中から一つでも、気に入った曲やアーティストを見つけたり、新しいジャンルに触れるきっかけにでもなってくれたら嬉しい限りだ。
今度また違うジャンルで「聴いてくれ!!!」な記事を上げると思うが、そのときはよろしく頼む(聴いてくれ)。